【名前】クリシア=マクダウェル
【性別】女
【所属】
魔術サイド
【能力】独自の魔女観から、魔女を『巫女』と看做した魔術を使う。
【能力説明】
魔女とは十字教において悪魔とされる存在と交わる存在であり、十字教における悪魔とは多神教の神であり、
彼女は魔女の存在を『多神教の神々の世話をする存在』、即ち巫女と同列の存在として、
巫女術(シャーマニック)の中でも神懸りをモチーフにした術式を使う。ちなみに、彼女が自身と対応させているのは夜の魔女(リリス)。
『金光術式』
聖書原典ではなく、その他の十字教系伝承から光を掲げるもの(ルシフェル)と夜の魔女(リリス)の間にリンクを発生させ、
夜の魔女と対応している彼女自身の動作に伴い、光を掲げるものの力――即ち金星の光を操る。
要するに、空から自由にレーザーを撃つことが出来る、ということ。
レーザーは昼夜場所を問わずに撃つことができるが威力は弱く、人に直撃しても死にはせず、実質屋内では無効と等しい。
また、狙いを定めるのにもある程度集中がいるため、それなり以上の速度で移動されると命中がとたんに難しくなる。
『液化術式』
『
信仰を捨てる者(E∴F∴)』参入を経て、自身の術式にさらにアステカ神話のエピソードを加えた術式。
金星光のレーザーを撃つところまでは同じだが、このレーザーそのものには破壊力がなく、
代わりに水や農耕の神ともされ金星の象徴であるケツァルコアトルの伝承を使い、着弾地点を水にする能力を持つ。
勿論この術式の使用には条件があり、金星の光が比較的強まる夜間にしか使えない。
【概要】
『信仰を捨てる者(E∴F∴)』に所属する魔術師。
第三次世界大戦、というよりその直前のブリテンザハロウィンにて友人を失い、それによって『歪んだ』魔女。
元々は快活な性格の少女だったが、『歪んで』からは常に狂ったような笑みを口元に貼り付けているだけになった。
あらゆる事象に関して『喜』の感情しか表すことができず、心の中では激怒しているのに表面上は笑っているという奇妙なことがままある。
それでも狂人と化したわけではなく、感情表現に異常をきたしているだけで精神状態は常人そのものだったりする。
行動理念の根幹には友人の復讐があり、その為に術式の攻撃力を上げる為『液化術式』を開発した。
しかし彼女が元々使っていた術式は友人と共に開発したものであり、『液化術式』はその思い出の否定でもあることに彼女自身気づいていない。
アステカの術式に合う魔力を生成する正式な方法を知らない為、試行錯誤の結果定期的に手首を切って血を流す自傷行為に落ち着いた。
【特徴】
栗毛の長髪。少しだけカールしている。身長は一六〇センチ弱で、普乳。顔にそばかすがある。
パンク系の服装に黒のガウン、頭にちょこんとした小さい魔女帽を被っている。箒は持たない。
魔力生成の為に右手首に痛々しい傷跡があり、普段は隠すために包帯を巻いている。
【台詞】
常に笑っているので「あはは」が口癖。口調そのものはどんなに激高していても穏やか。
「あははは、おっかしいなあ。あはは、こんなはずじゃなかったんだけど」
「あーあ、腹立つなぁ、もう。あはは、ぶっ殺したくなっちゃうよ、あはは、ぶっ殺したくなるだって、あはははは」
【SS使用条件】特に無し。使いづらいだろうけど。