『信仰を捨てる者(E∴F∴)』
『十字教を始めとした既存の宗教理論から離脱し、世界の宗教を統合した全く新しい魔術理論に到達せよ』という教義を掲げた魔術結社。
簡単に言うと、『世界中の魔術を良いトコ取りして「最高に優れた魔術」を作って世界を変えてやろうぜ』といった感じの目的を持つ魔術結社。
元々はグノーシズム系のローマ正教式魔術結社だったらしいのだが、現首領のバジーリオ=クロッセードによって乗っ取られ現在に至る。
構成員の大半は第三次世界大戦で何かしら『歪んだ』人物であり、性格は多岐に渡るものの根っこの部分で狂っている場合が多い。
また、上条当麻の『二度目の死』によって新たなルールが構築された世界に不満を持っているものが多いのも特徴の一つ。
首領はもちろん、構成員の数割は既に『新時代式』と呼称する複数の宗教の魔術理論を組み込んだ術式を使っているが、
まだ結成から間もないこともありすべてが未完成であり、実戦レベルで使える新時代式術式を持っている魔術師も全体の中ではごく少数。
組織の目的が『世界中の魔術を取り入れること』なので団員間の情報交換は比較的多く、幹部などの階級差も(近代西洋魔術結社にしては珍しく)ない。
ちなみに、『十字教基準の先』という着眼点においてのみフィアンマを超えているが、
肝心の方法論の段階でフィアンマに遠く及ばない為、☆やバードウェイの観点から見たらフィアンマより遥かに劣っている。
バードウェイあたりが見たら『勘違いしちゃってる残念インテリ集団』とでも嘲笑いそうな集団。
本拠はヨルダン西部、エジプトに程近いアカバ県ぺトラ遺跡周辺。ただ、本拠というだけでそこに戦力が集中して存在しているわけではなく、
中東を中心に様々な地域に小さな拠点を持っている。イギリスにもロンドン郊外に拠点が一つある。
最終更新:2011年12月20日 19:00