【名前】毒島拳(ぶすじま けん)
【サイド】科学
【能力】御手八丁(トリックシーカー)
【設定】レベル2
光学迷彩系能力の一種。
手に触れた物体の屈折率を変えて視覚的に消すことができる。
手から離れた物体は数秒後に能力の効果が消える。
その時間はある程度コントロール可能。
【特徴】
黒のサングラス、帽子の上から黒のフードをかぶり、黒のバンダナで顔の下半分を隠している。
ようするに顔が全く分からない。
素顔は姉の
毒島帆露に似ており、真っ直ぐに伸びた綺麗な黒髪に中性的なモデル系のイケメン。
たまに女性に間違われることがある。
好きな食べ物はズバリ肉で、無能力者狩りの前にはいつも肉ばかりの食事を摂る。
【概要】
スキルアウト討伐専門の闇サイト“
霞の盗賊(フォグシーフ)”の立ち上げ人の一人。
サイト上で数人の能力者を集い、“討伐”と言う名目でスキルアウトを襲い資金を奪い参加者に分配するという行為を繰り返している。
自身も“討伐”にはほぼ毎回参加しており、能力を使わず前に討伐したスキルアウトから奪ったナイフや銃、何処かから盗んだ科学兵器、その場の環境、とにかくあらゆる手段を駆使して戦っている。
対強・大能力者戦闘に限りいつもの戦闘方法に更に自分の能力とハッタリを織り交ぜた別の戦闘スタイルで戦い、相手に自分の能力を解析される前に仕留める。
彼は他の参加者のようなスリルの欲しさやストレス解消といった理由で参加してはおらず、
昔、大能力者の姉である毒島帆露がスキルアウトに襲われ重傷の怪我を負わされ
脳に障害が残ってしまったという過去があり、復讐し続ける為に、そして姉の心の障害を治す為に必要な金を手に入れる為に参加している。
普段は冷静で頭の回転も早いのだが、見た目以上に気が短く、特に家政夫に対しては死なないのをいいことに気軽に引き金を引きがち。
さらに顔の表情が服装のせいで全く読めないので、討伐の参加者に一番恐れられてしまうのだが、本人は怖がられていることを別に気にしてはいないようだ。
だが無能力者狩りに関係の無い人間には巻き込まないように彼なりに最大限の配慮をしており、彼の行動の邪魔をしない限りは決して手を出したりしない。
むしろ安全を確保させる為に尽力する事もある。
同じ無能力者狩りチームの仲間である
家政夫(ヘルプマン)とは利益のみの繋がりで、互いに優位な立場を手にする為に、戦闘はしないものの弱味を握ろうと必死。
ある種の冷戦のような状態が彼等の間に常にある。が、狩りに支障をきたさない為に表面化はしない様にしているとか。
【セリフ】
「・・・・・・」
「今日の討伐対象はチーム名“吠える闘犬(バーキングブル)の下っ端数人。いつも通りビルに追い込んで潰そう。」
「一週間かけて完全に潰す予定だから金が入るのは来週になるかな・・・」
「今回も手がかりはゼロ……か。……姉さん……もう少しだけ待っててくれよ。」
最終更新:2012年04月17日 19:54