【名前】御影 相馬(みかげ そうま)
【性別】男
【所属】科学/無所属
【能力】思念線操(サイコワイヤー) レベル4
【能力説明】
元々は、物体(固体)を通した念話をする能力であった。
ロープや壁、机等、自分と他人が同じものに触れていると、その物体を通して念話が可能になるのである。
その特性上普通の念話よりも使いづらいと見なされ、レベルもかなり低く見積もられていたが、
しかしながら、その後の独自の訓練、研究を進めるうちに、
物体を媒介とすることによって通常の念話よりもより遠く強く行うことが可能になる。
これは、『念話のライン』とでも言うべきものの生成に演算機能を割かずに済むためであると推定される。
結果として、最低500m以上、目視無しでの念話を可能とし、
またある程度近い距離であるならば念話による強制的な思考操作を可能とするほどになった(※)。
地面を媒介とした一斉念話発信による思考妨害や、糸を媒介とした他者の操作を得意とする。
『媒介として固体を必要とすること』『直接的な戦闘力に欠けること』
『操作が絶対的と呼べるほどの物ではないこと』
以上の点を加味してレベル4の末席に居る。
※『相手の思考』に『念話』を叩きこみ、相手の思考を掻き消し上書きしてしまう事によって、その思考を操作する。
遠くなればなるほど『念話』の強さが弱まる為、50m程度の距離でしか使用することができない。
更に、自らの意思を確立する術を持つ心理操作系の能力者や、
パーソナルリアリティが強く確立している人間には効きが薄い。
もっぱら一般人や低レベル能力者の操作が関の山である。
思考操作中は、その人間が認識したものなどを把握可能。
使用している糸は研究者から拝借した特殊繊維。髪の毛の細さで自動車を引きずれる程の強度。
【概要】
『
暴食部隊(マンイーター)』のメンバーの一人。無能力者狩りを『手段』としている人間。
自らの能力の弱さに諦めつつも、研鑚を詰んでようやく『使える』レベルまで押し上げたが、
自分に出来ることの全てを鼻歌交じりでやってのける超能力者、『心理掌握』という存在に、押しつぶされる。
個人の努力だけではたどり着けない才能の壁に挫折しかけるが、
彼が思いついたのは、個人で出来ないことを集団でやってのけるという【作戦】であった。
『暴食部隊』として無能力者狩りをしつつ、『使えそう』な人間をピックアップし、能力で支配下に置いている。
それは身体能力であったり、金銭や設備、装備品等を提供する人間であったりする。
ヒステリックな性格で、些細なミスで直ぐに激怒する。
特に自分の能力を否定されると周りが見えなくなることもしばしば。
『心理掌握』に一方的な恨みを抱いており、何時か叩き潰す事を夢見ている。
【特徴】
片目を髪で隠した根暗そうな少年。両手に手袋を嵌めて、そこから糸を伸ばしている。
【台詞】
「クソッ、クソッ、クソッ・・・! どいつもこいつも、僕をバカにしやがって!!」
「僕の能力が貧弱? 他人を操ることしかできない卑怯者?
ははっ! いいざまじゃあないか! どういう気分だよ、そうやって罵ってた奴に操られる気分ってのはァ!?」
【SS使用条件】
お好きに。
最終更新:2011年11月19日 13:17