【名称】根暗 零次(ねくら ぷらす)

【サイド】科学

【レベル】0~5

【能力】感覚混濁(ジャンブル)
彼が受けたり感じ取った感情・感覚を共有したり、そのまま他人に丸投げしてしまう奇異な能力でいわゆる「正体不明な能力者」の一人。
特筆すべき点として、この能力を防げるのは双子の妹である根暗零下(ねくら まいなす)以外この世には存在しないという点である。
つまり極端に言えば一方通行やヴェントといった強豪にさえこの能力は通じる。(実際に彼らと相対することがあるかは疑問だが)
妹の能力とは違い異能の他に魔術等にも適用できるものの、
実際に負ってしまった傷やダメージは『彼だけのもの』であるため結局のところ、負担は彼自身の方が大きい。
しかしながら、たとえば傷の痛みを相手に分け与えた後、自分だけ麻酔を使ってその感覚を共有せずに傷口を抉れば、
相手は激痛を感じ取ってのた打ち回らせることができるなど、使いようによっては恐るべき能力になりうる。
非常にせこい能力である。

【性格】倒錯したマゾ

【特徴】黒髪の包帯男+体中に傷跡を持つ目の焦点が合わない青年。
一言で言えば『イカれ予備軍』の危険人物であり他人を近寄せがたい雰囲気を放っている。
自論や自らの信念を他人に強制・強要する困った人間であり、零下にも屈折した愛情表現を行うこともしばしば。
妹以上に他人を傷つける能力、性格であるため彼に『友達』と呼べる存在はない。
もちろん彼女に近づいた男は漏れなく彼に痛い目に合わされている。
両親は既に他界しているため、共に暮らしている妹だけが心の支えである。

【セリフ】
「いいか零下。痛みって奴は悪いもんじゃない。痛めつけられて痛めつけられて人間も物も完成していくんだよ」
「傷つくことは究極の美だ。至高の教訓だ。なのに人は痛みから逃れようと必死にもがく。何故だ?理解できんよ」
「気持ちのいい夜だ……」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2011年12月12日 00:42