【名前】七草 稲穂(ななくさ いなほ)
【性別】女
【所属】
科学サイド
【能力】逆行回帰(テレスコープ) レベル4
【能力説明】
エネルギーに触れることで、エネルギーの不可逆性を無視してそのエネルギーを元のエネルギーに戻す能力。
この能力を使うと、電気コンロを使って暖めたお湯に触れることでお湯を冷ます代わりに、お湯から電流を流すことができる、
と言った風に仕事をしたことで変質したエネルギーを、仕事をする前の状態に戻すことができる。
超能力に関してもエネルギーを戻すことで無力化させることが可能だが、それは『能力が物理法則として発露した段階』までであり、
その能力を使う為に能力者が演算する、といった段階までエネルギーを戻すことは不可能で、一定以上のエネルギーは戻しきれない。
元々は『触れた熱エネルギーを解析、元のエネルギーの状態を分析し、逆行させる能力』のレベル2であり、
能力名は赤外線を取得、解析することで宇宙の成り立ちを知ることができる『赤外線望遠鏡(インフレームドテレスコープ)』から来ているが、
現在はとある実験により能力が変質している。研究者いわく、『まだ伸び代はある』とか。
【概要】
国鳥ヶ原学園の高等部1年生。15歳。2月生まれ。国鳥ヶ原学園で14人しかいないレベル4の一人。
品行方正な優等生。穏やかで、争いを好まない(というより傷つき傷つけるといった雰囲気を嫌う)典型的な常識人的性格だが、
最近まで研究所で暮らしていた為、知識として常識を知っていてもそれを実体験として知らず、どこか抜けた行動をとることも。
後述の理由で能力の行使を極力避けなければならない環境にある為、レベル4であるにも拘らず彼女のレベルを認識していない人は多い。
実は
武装能力(カスタマイズ)計画から発展した絶対能力進化(レベル6シフト)計画の元
被験者。
実験によってレベル4までは上昇したものの、それ以上レベルが上がることはなく、
廃棄されそうになったところで警備員の特殊部隊に命を救われ、現在は助けてくれた警備員の一人の家に居候して平和に暮らしている。
……が、最近『AIM拡散力場を一種のエネルギーと捉え、それを演算領域に組み込めばレベル6になるかもしれない可能性がなきにしもあらず』とかで
また身柄を狙われていたりする。
【特徴】
平均よりも少しだけ小柄な体格。貧乳。肩甲骨くらいまである茶色い髪をポニーテールにしている。
普段は国鳥ヶ原学園の制服の上に白衣を羽織っているが、休日はふんわりしたワンピースの上に白衣を羽織っている。癖なのか、白衣は基本脱がない。
【台詞】「実際」という言葉を多用する。物静かな女口調。
「……もう昼食の時間だけど、実際あなたはどうするの?」
「実際、それはもう……過去の話よ。今はもう、その実験が続いてるなんて話は実際聞いてないし……」
【SS使用条件】特にありませんのことよ