『武装能力(カスタマイズ)計画』
能力者のパーソナルリアリティを人為的に改変する技術を確立する為に行われた実験計画。
実験内容は『「武器の使用情報」をパーソナルリアリティに組み込むことで
被験者の能力を「武器の使用を前提としたもの」に改変すること』。
被験者の能力の多くは『武器の使用環境を整えるもの』、『現代科学では利用不可能な武器を利用可能にするもの』といった、
『通常の能力開発で生まれる能力とは異質なもの』になっている。反面、応用性が大幅に削られている為、大体の能力者はレベル3前後。
ただし、その大部分が戦闘などの荒事にしか利用できない為、一部の例外を除いた生き残りは全て暗部に堕ちている。
ちなみに実験は概ね成功し、実験に使用された数十人の検体の半数ほどは生存している。
この実験のノウハウを基にしたレベル6シフト計画も発足したが、そちらは失敗に終わっている。
また、実験には能力を発現してから間もない子供が使われている為、現在生き残っている被験者の多くは中学生前後となっているらしい。
実験で得られたデータのいくつかは、他の実験に回されたとか。
最終更新:2012年10月19日 22:07