【名前】苦鱚 天利(にきす あまり)
【性別】男
【所属】科学
【能力】発火能力
【能力説明】レベル0
マッチの火程度の火種すら作れず、
全くと言っていい程能力が向上する気配がない。

埋蔵観測(セルフウォッチャー)
肉眼では見る事が困難なナノデバイス。
眼球や鼓膜、皮膚の裏や毛細血管等身体中のいたる所に埋め込んで脳とリンクさせる事で
自分の感知できる事象を自動的に数値化、それによる解決策を導き出す事が可能。
例えば車が自分に向かってくる場合、
ナノデバイスはその車の速度や衝撃の範囲、現在の自分との距離、どの位の時間でぶつかってしまうかを計算し、その解決策としてどの位置まで移動すればよいかを脳に提示する、
といった感じ。
ナノデバイスは常に作動しており、日常の中でも、吹く風や空気の湿度、周りの障害物や人間、自分の心拍数等といった周りの環境からある程度の予測を立て続けるので、
ごく近い未来を予想できる一種の予知能力に近い効果があると言える。
ただしあくまでも解答を導き出すだけなので、
銃を撃たれても解決策は導き出せるがよける事ができるとは限らない。
もっともその場合、撃たれる前に銃口の向きや相手の指の力のかかり具合から事前にいつ発砲するかある程度の予測は立てられるので避ける事は容易いのだが。

錯乱粉末(トリックパウダー)
楠野木の技術を独自に再現し、更なる改良を施したもの。
粉末一粒毎に脳とリンクさせる事で操作のできる極小の機器を付けており、
これにより粉末を自分で操作する事が可能となり、楠野木の錯乱粉末のような自分に起こり得るリスクは格段に減った。
【概要】
『武装能力計画』の研究に携わっている、というより研究に手を貸す代わりに研究の情報や技術を提供するという契約の基、個人で提携を結んでいる若く有能な研究員。
『武装能力計画』と他に能力の技術再現の研究にも携わっており、自分に埋め込んだナノデバイスもそれの一つ。
普段は小川原中学付属高校に通っている三年生で、成績は学年では長鍋達のトップクラス勢の中でも群を抜いており、一位の座を欲しい儘にしている、
超が付くほどの優等生。
それゆえ自分の能力が少しも向上しない事をとても歯がゆく思っている。
“頭は良いけど能力はてんでダメ”と影で言われている事を知っており、そう思われるのを何よりも嫌う。
自分自身で実験台になり試作のナノデバイスを体中に埋め込んだのも、『武装能力計画』に携わっているのも全て自分が能力に近いものを手に入れ、能力を手にしただけで無能力者を馬鹿にするような奴らになめられたくないという考えが根底にある。
最終的には科学技術で能力を再現した機器を複数身体に内蔵することで、
一通り全ての能力を使えるようになりたいと思っている。

楠野木の探索粉末の技術を手に入れようと思っていたらしいが、
楠野木は既に死んでおり、彼と面識もなかったので、独自に再現をしようと試みている。
【特徴】
小川原の制服の上から白衣を着ている。
身体は平均より少し小柄、身体の線も細め。
顔はパッチリとした二重にくせっけのある明るい茶髪、そばかすがチャームポイント。
その優秀な成績に似つかわしくない少し愛くるしい様子から
小川原の一部の女子から密かに人気であるが、本人は年相応に見られていないと判断しており、あまり快く思っていない。
非常に努力家で負けず嫌い、自分より優れている者と接するのも、他人から見下されるのを嫌うくせに、
自分は努力している分スキルアウトの連中よりはマシだと思っていて、彼らを心の底から見下している。
いわば嫉妬とプライドの塊。
【台詞】
「見下してんじゃねえぞ糞共。覚えてやがれ、いずれテメェらを心の底から下げずんでやっからよ」
「散乱粉末は思ってた通り改良を施すことに成功。問題は探索粉末の方、どうやって微小な波を周りの波の中から探しとるかが重要なんだが、さてどうしたもんか・・・」
【SS使用条件】
なし

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最終更新:2012年04月01日 14:16