【名前】獅子樺琴瑟(ししかば きんしつ)
【性別】女
【所属】科学
【能力】油性兵装(ミリタリーオイル)レベル4
【能力説明】
油分の分解と再構築を自在に行う事ができる能力。
戦闘時には自身の服や周囲から集めた石油を分解・再構築し、
自分の体を覆う事で攻撃から身を守ることができる。
集めたオイルは液体と固体の区別すら曖昧な特殊複合装甲と化しており、
戦車の滑空砲でもノーダメージに抑えるほどの頑強さを誇る。
移動時は足先にオイルを集める事で滑るような高速移動が可能で、
攻撃時は手先に集めたオイルによる打撃を始め、人体ぐらいなら容易く切断する鋭利な剣への形状変更、
硬質化したオイルと可燃性オイルの組合わせによるミサイルのような遠隔操作武器、
大量に集めたオイルによる防御と攻撃を両立するナパーム攻撃、
ブーツの部分のオイルを点火して爆発的加速など、多彩な活用が可能。
かなりの万能性を持つ能力だが、集めたオイル内の不純物の選り分けができないという欠点もあり、
また、防護を固めると移動力が落ちる、一定以上の高圧電流なら防護を貫通できる等、
実際に互角以上の戦闘をしないと解らないような細かな弱点もある。
~とある魔術の禁書目録 Index油性兵装(ミリタリーオイル)より抜粋。~
【概要】
長月学園付属中学に在籍する中学三年生。
元暗部の人間で、『白鰐部隊』に所属していた過去を持つ。
『白鰐部隊』における過酷な訓練、任務によって精神が摩耗した結果
「獣」と言われる、「任務を淡々とこなし、飼い主には逆らわない状態」になってしまっており、
暗部を抜けた今でもその状態が完全には治っていない。
塗野阿僧祇の事を“飼い主”と呼んで狂信しており、
彼が長月四天王を潰す為の計画に参加し、戦闘に不向きな塗野の代わりに戦闘を行う。
その様子は『白鰐部隊』の頃とさして変わらず、
ただ淡々と、塗野に良く思われ、好かれるために言われた事を完璧にこなす。
だが心の支えである塗野に危険が迫った時はすぐ激情を露わにしたり、
彼に仕事をさせてもらえない時でも好かれたいが為に独断で行動するという、
『白鰐部隊』の頃にはなかった人間味が見受けられる。
運用側が崩壊して部隊が消滅した事で精神のよりどころを無くしてしまい途方に暮れている時に今の“飼い主”に出会い、彼を新たな心の支えとして信頼、というより愛するようになった。
塗野も彼女には密かに好意を抱いており、
彼女を戦闘に使うことに若干の躊躇いはあるものの
自分が戦闘ではあまり使えないことも自覚しているので、
また彼女自身が彼の力になりたがっているので
積極的に戦闘に駆り出している。
“飼い主”に仕え、褒めてもらう事がただ一つの行動理念なので
長月四天王の座には一切興味がなく、
彼が四天王になれさえすれば自分の事はどうでもいいと思っている。
【特徴】
黒髪ミディアム、真っ白な肌にきりっとした二重、
着る服もフリルの付いた可愛らしい服にブーツ。
戦闘時には自身の服や周囲から集めた石油を分解・再構築し、
ピッチリとした戦闘服のような形態を取る。
暗部時代は今とは逆で、戦闘の邪魔にならないように髪型はベリーショートで、
男物を着、特にタンクトップを愛用していた。
これ程方向性が変わったのも全て塗野に好かれるためであり、
今の格好は、彼の所謂“ど真ん中ストレート”なのである。
背丈は160センチ前半。つつましい胸で、本人も気にしている。
塗野の前ではデレデレで、いつも歯の浮くような甘い言葉を彼に浴びせ続けているが、
それはもう二度と捨てられたくない、支えを失いたくはないという不安から来るものである事を彼女自身は自覚していない。
【台詞】
「私を使って。私はあなたの手に、足に、武器に、あなたの全てになりたいの」
「私からあなたを奪ったら何も残らない。お願いだから捨てたりしないで、ずっと私だけを見て。私だけを感じて。」
「私からあなたを奪う者は例え誰であろうと許さない。それが私の肉親であろうとね。私はあなたを守る為なら世界も敵に回せる、そう断言できるわ」
「・・・あの人を、返せえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!」
【SS使用条件】
とくになし
最終更新:2012年04月07日 12:09