白樺ガス田とは、東シナ海の日中中間線付近の海底ガス田である。


尖閣:「日中が交互巡回を」中国学者が提案(2012/12/28)

中国国家海洋局は27日、同局海監総隊に所属する航空機が最近、東シナ海のガス田「白樺」(中国名・春暁)の上空を飛行した際、日本の戦闘機に阻止されたとし、「日本が事態の悪化を望んでいることを示すもので、その結果に対する責任は日本が負わなければならない」と主張した。

アン・ヨンヒョン記者

ガス田開発、協力前進 ホットライン設立 民主、中国と覚書(2012/03/25)

 【北京=坂本一之】民主党の輿石東幹事長を団長とする民主党訪中団は24日、中国共産党と北京市内で定期交流事業「日中交流協議機構」第4回会議を開き、会議終了後、輿石氏と王家瑞中央対外連絡部長が両党間の交流・協力に関する覚書に調印した。覚書には中国が独自に進める東シナ海のガス田開発について「具体的な協力を前進させる」と明記した。

 輿石氏は会議の中の講演で「海洋問題は主権に関わることが多く、両国の国民感情を刺激しやすい」と述べ、中断している東シナ海のガス田共同開発の条約締結交渉の早期再開を求めたが、踏み込んだ内容が盛り込まれることはなかった。

 覚書には「日中両国は地域やグローバルな課題に重要な責任を負っている。戦略的な意思疎通を密にする」として、国際部門の責任者による電話会談などの形で「ホットライン」を設立することも明記された。

白樺ガス田「生産作業」? 中国紙が無線やりとり紹介(2012/03/03)

 3日付の中国紙、法制日報は、中国国家海洋局の公船「海監66」に同船した記者のルポを掲載、海監66の乗員が、日中双方が権益を主張している東シナ海の天然ガス田「白樺」(中国名・春暁)の関係者に、環境汚染に留意し「生産作業」を行うよう呼び掛けた無線のやりとりを紹介した。

 「生産作業」の具体的内容は不明だが、白樺の単独開発を進める中国は「中国の管轄海域にあり、白樺での活動は正当で合法」(中国外務省)と主張。報道について日本外務省筋は「意図的なのか、見間違えたのかは分からないが、『生産』という報道は間違いだろう」と否定した。

 ルポは、白樺の施設から炎が上がり、壮観な光景と紹介。白樺作業員は「毎日、日本の偵察機が来るが、全て正常だ」と応答、ガス田をめぐる日中間の緊張した状況を伝えた。(共同)

<防衛省>哨戒機P1、10機調達へ 対中警戒強化(2010/11/17)

1981年に導入が始まったP3Cは3月現在、改良型も含め94機が現役で活動中。海自はP3Cで毎日、北海道の周辺海域や日本海、東シナ海で監視飛行し、中国が掘削に踏み切った可能性が高い東シナ海のガス田「白樺」=中国名・春暁(しゅんぎょう)=を毎日撮影し、現状を政府関係者に伝えているが、老朽化は否めず、昨年3月から順次退役が始まった。

ガス田合意、今夕発表=「翌檜」「白樺」を共同開発-日中(2008/06/18)

日中両政府は18日までに、懸案の東シナ海ガス田共同開発に関して最終的に合意した。対象となるのは、日本側が主張する日中中間線をまたぐ海域の2カ所で、「白樺」(中国名・春暁)と、「翌檜」(同・龍井)周辺。

「 白樺 」「楠」「桔梗」 東シナ海ガス田に日本名(2005/07/15)

 経済産業省が帝国石油に試掘権を与えた東シナ海の3区域について、両者がそれぞれに「白樺」「楠」「桔梗」という日本名をつけて呼んでいたことが15日、分かった。埋蔵されている天然ガスや石油が、日本側の海域にある資源であることを明確にするためとみられる。
共同開発するのは上海から東南500キロ沖の「春暁」と呼ばれる地区で、埋蔵量は天然ガス652億立方メートル、原油1000万-2000万バレルと推定されている。

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最終更新:2013年06月01日 16:21