東シナ海とは、南西諸島と
中国大陸にはさまれた海域である。
戴秉国氏は中国の外交を統括する立場にあり、温首相らが標榜(ひょうぼう)する国際協調路線を実践してきた。日本と相対するときも両国間の摩擦を拡大させないよう尽力。
2008年の東シナ海ガス田の共同開発に関する日中合意をまとめた立役者とされる。ただ、日本政府による尖閣諸島国有化への対応では、党内から「弱腰」との批判を受けた。
経済産業省が帝国石油に試掘権を与えた東シナ海の3区域について、両者がそれぞれに「
白樺」「楠」「桔梗」という日本名をつけて呼んでいたことが15日、分かった。埋蔵されている天然ガスや石油が、日本側の海域にある資源であることを明確にするためとみられる。
共同開発するのは上海から東南500キロ沖の「春暁」と呼ばれる地区で、埋蔵量は天然ガス652億立方メートル、原油1000万-2000万バレルと推定されている。
新華社電によると、中国海洋石油総公司(CNOOC)と中国石油化工集団(SINOPEC)は19日、英国・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェルなど外資2社と東シナ海の天然ガスや石油を共同開発する契約に調印した。
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最終更新:2014年01月10日 19:05