ペシュメルガとは、
イラクの
クルド人の民兵組織の名である。実質国の管理下にはなかったが、2004年6月解体に合意し国軍に組み入れられたようだ。しかし、その後クルド地域の国軍がペシュメルガ中心になり結局中央政府の指揮は及ばなくなった。また2014年6月にはイラク有数の油田地帯キルクークを支配した。
油田支配の継続を明言=米軍介入「解決にならない」―クルド国防相(時事 2014/06/26)
【アルビル(イラク)時事】イラク北部クルド自治政府の国防相に当たる、治安部隊「ペシュメルガ」のムスタファ・サイド・カデル司令官は26日までに、時事通信の取材に応じ、自治政府が掌握した北部最大の油田都市キルクークについて「今後もわれわれの監督下に置く」と明言した。
(後略)
<イラク>安定化へ国際会議開催 米と敵対イランも同席へ(毎日 2007/03/09)
(前略)
クルド地域に展開する国軍はペシュメルガと呼ばれるクルド人部隊で構成され、現実的に中央政府の指揮が及ばないなど、首相権限は限られている。
(後略)
イラクの民兵組織が解体に合意、「マハディ軍」は含まれず(ロイター 2004/06/07)
[バグダッド 7日 ロイター] イラク暫定政権のアラウィ首相は、9つの民兵組織が解体することに合意したと発表した。ただ、このなかにはイスラム教シーア派の反米指導者サドル師の民兵組織「マハディ軍」は含まれていない。
(中略)
9つの民兵組織には、クルド人の民兵組織「ペシュメルガ」やイラク・イスラム革命最高評議会(SCIRI)の「バドル軍」などが含まれている。
関連項目
最終更新:2014年08月25日 14:09