新モン州党とはミャンマーの少数民族モン族の武装勢力である


<ミャンマー>モン族武装勢力、年内の民族問題協議を条件に停戦合意(2012/03/02)

新モン州党(NMSP)が2月25日に政府と停戦合意したことについて、ナイホンサー書記長は、「停戦協定は暫定的なものであり、和平が実現したわけではない」と述べ、投資を急ぐ国際社会にミャンマーの民族問題の重要性に注意を喚起した。

ミャンマーの少数民族モン族の武装勢力である新モン州党(NMSP)は2月25日、モン州モーラミャイン市でミャンマー政府代表団と停戦合意に署名した。合意内容には、停戦したすべての少数民族武装勢力と政府間で、民族問題解決に向けた政治協議を年内に実施することが盛り込まれた。

NMSPは1995年より軍事政権との間で停戦協定を結んでいたが、2010年9月以降、停戦協定は無効になっていた。

ミャンマー:民主化勢力と少数民族 連邦国家樹立へ協力(2010/11/07)

 軍事政権下のミャンマーで7日に実施される総選挙を前に、国外亡命中の民主化勢力と、軍政に対し内戦状態にある複数の少数民族組織などが秘密裏に会合し、少数民族の自治権を認める連邦国家樹立に向け協力することで5日に合意したことが分かった。在日の民主化勢力関係者が毎日新聞に明かした。選挙という民主化の「実績」を国際社会にアピールしたい軍政に対し、ビルマ族主体の民主化勢力と少数民族が連携を強化し、対抗していく戦略とみられる。

 民主化組織「ビルマ連邦国民評議会」のマウンミンニョウ日本代表によると、会合はカヤー州で開催。前回90年の総選挙で当選したものの、その後亡命を余儀なくされたビルマ族の国会議員らによる組織と、 ▽カレンニー民族進歩党(カレンニー族) ▽カレン民族同盟(カレン族) ▽新モン州党(モン族) --の3少数民族組織が合意した。3組織は軍政と内戦を継続中か反目状態のグループ。

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最終更新:2013年05月20日 13:39