南オセチア紛争3日目(8月10日)

南オセチア紛争3日目(2008年8月10日)


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以下、時間はモスクワ時間。

時間 出来事
0021 ロシア機4機が、ゲンツヴィシ、アジャラ及びチハルタ村領域を爆撃。死者なし。
0056 南オセチア、グルジア空軍の爆撃機撃墜を報道。その外、ツヒンヴァリ地区での戦闘中、グルジアの戦車12両を撃破。
0121 BP社代表の言葉によれば、8月6日から石油パイプラインは稼動していないが、これは、南オセチア情勢とは無関係である。
0208 南オセチアで、第58軍司令官アナトーリー・フルリョフ中将が負傷。
0356 在グルジア国連使節、コドリ峡谷からオブザーバを撤収。
0426 メドヴェージェフ、南オセチアでの犯罪の文書化を軍事検察庁に委任することを約束。
0457 ロシア、南オセチアに100億ルーブル以上の援助を割り当てる。プーチン首相によれば、必要な際、この額は増加するだろう。
0522 ロシア非常事態省、南オセチアに食料120tを搬送。
0619 ロシア空軍、「トビルアヴィアストロイ」工場を爆撃。別の情報によれば、ロシア空軍機は、トビリシ国際空港に近い軍用飛行場をミサイル攻撃した。
0643 グルジア、アブハジアのオチャムチラ港にロシア海軍艦艇出現を報道。
0727 イリーナ・ガグロエワ、ツヒンヴァリの制高点を巡る夜戦を報道。彼女の意見によれば、グルジア軍はこの高地からツヒンヴァリの重要施設を砲撃している。
0820 グルジアのマスコミによれば、0800頃、コドリ峡谷上流のアジャラ村が爆撃された。
0845 アブハジア軍、グルジアとの国境への前進を開始。その外、今朝、アブハジア軍は、グルジア軍が支配下に置くコドリ峡谷上流の砲撃を再開した。
0907 ロシア人権全権代表ウラジーミル・ルーキン、グルジア処罰のための裁判所設置を要求。
1025 グルジア内務省、南オセチアからの部隊撤退を発表。ロシア平和維持軍は、この情報を否定。
1123 ロシア海軍総司令部筋、グルジアとの国境に黒海艦隊旗艦、ミサイル巡洋艦「モスクワ」と警備艦「スメトリーヴイ」が到着したと報道。艦艇は、海路によるグルジアへの武器の搬入を封鎖する。
1241 グルジア外務省、ツヒンヴァリがロシア軍の支配下にあることを認める。
1315 グルジア議会議長、アブハジア国境のズグディディに対する攻撃準備でロシアを非難。
1318 ロシアとグルジア、難民疎開用の人道回廊2本の設置で合意。グルジアは、合意の事実を否定。
1402 ロシア連邦軍参謀次長アナトーリー・ノゴヴィツィン、グルジア軍がツヒンヴァリから撤退していることを確認。ロシア軍は、ツヒンヴァリの大部分を支配している。
1440 グルジア再統一問題相テムル・ヤコバシヴィリ、ズグディディ爆撃を報道。バガプシュ大統領は、ズグディディ地区の「秩序回復」を約束。
1523 ロシア外務次官グリゴーリー・カラシンは、グルジアは当初の陣地に部隊を戻し、武力不使用の義務を負わなければならないと表明。
1638 ツヒンヴァリ近郊で、NTVの撮影班が銃撃される。プロデューサのピョートル・ガシエフが負傷。
1713 アブハジア軍、コドリ峡谷上流のグルジア軍陣地に対する空爆・砲撃を継続。アブハジア亡命政府代表の表明によれば、グルジア軍はロシア部隊の攻撃を撃退した。
1733 アブハジア軍、グルジアとの国境沿いのイングリ川に陣地を占領。アブハジア部隊は、平和維持軍の担当地域内に位置する。アブハジア大統領代表クリスチアン・ジャニヤの表明によれば、現在のところ、グルジア領土侵入は計画されていない。
1830 「ロシア版Newsweek」の記者アレクサンドル・クリムチュクとグリゴル・チフラゼ、死亡。
1839 負傷者50人を乗せた縦隊が、ツヒンヴァリからウラジカフカーズに到着。
1856 グルジア、停戦を布告。サアカシュヴィリのしかるべき命令が記された通牒がロシア領事に手交。グルジア外務省は、グルジア軍が南オセチアから撤退したことを確認。
1955 ロシア・グルジア外務相、交渉に着手。ドイツの外務次官によれば、「直接接触」が確立された。
2020 グルジアのマスコミによれば、「トビルアヴィアストロイ」が新たに爆撃。
2105 セルゲイ・ラヴロフは、エカ・トケシェラシヴィリとの電話会談において、表明に反してグルジア軍が紛争地帯を離れていないと指摘した。
2126 ジャヴァの病院の主任医師によれば、ツヒンヴァリでアメリカのMessenger紙の記者とその通訳が負傷した。負傷者は、応急治療後、ウラジカフカーズに後送された。
2140 平和維持軍司令官補佐官ウラジーミル・イワノフによれば、ツヒンヴァリは、ロシア平和維持軍の完全支配下に入った。彼の言葉によれば、グルジア軍は、国境に撤収している。
2158 ロシア国防省、トビリシ郊外の軍用飛行場爆撃の報道を否定。
2216 ズグディディ地区知事ザザ・モロヒヤは、爆撃停止の条件の下で、ロシア軍のプレゼンスに同意した。
2230 ロシア艦艇、グルジアのミサイル艇を撃沈。
2320 駐国連米大使は、グルジアの「体制変更」への関心でロシアを疑っている。対して、ロシア外務相は、サアカシュヴィリの退陣が紛争解決の義務的条件ではないが、もはや彼をパートナーと見ることができないと表明した。
2340 ロシア海軍総司令官補佐官イーゴリ・ディガロは、グルジアのミサイル艇撃沈を確認した。彼の言葉によれば、4隻がロシア海軍の哨戒地区境界を審判した。ミサイル艇撃沈後、他の3隻はポチ方面に逃走した。

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最終更新:2008年09月02日 20:22
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