【11月日記①】
遺跡の中にでっかい森や山があることに驚きです。
妖精の国はすごく変な場所です。
妖精の国についてからおとうさんは妖精さんとかいぎばっかりしています。
「芸術なんっすよ防具は!」
「アホかお前らは!身を守ってナンボだろうが!綺麗なだけで死なないなら苦労しねーんだよ!!」
「なんっすか!そもそも私達の装備は戦いに使うものじゃないんっすよ!ケチつけないでくださいっす!」
「うるせー!!もういい!デザインは俺が決める!」
私の部屋のとなりでかいぎをしているのですごくうるさいです。
私はというとする事がないので日記をつけたり散歩したりしています。
人間が珍しいのかなんだか妖精さん達に見られている気がします。
【11月日記②】
最近かいぎが無いと思ったら今度はトンテンカンテンと音がしてきました。
どうやら装備を造り始めたらしいです。
トンテンカンテンという音と一緒にたまに言い争う声も聞こえたりします。
ソンナヨロイコワイッスヨー!
ヤカマシイ!コレガオレノクニノセンスダ!
そんな日がしばらく続いたある日朝起きるとろうかでおとうさんと妖精さんが大の字になって寝ていました。
その横には朝日を受けてにぶく光る鎧が完成していました。
「俺を使え」
美しい黒い鎧がそういっているような気がしました。これで冒険者さん達が守られればいいな。
そしておとうさん、妖精さん、お疲れ様。
お腹を出して寝てるのでふとんをかけておきました。
【11月日記③】
どーーーーーん!
夜中にすっごい音がしました。机の上のえんぴつや首飾りがころりと転がって落ちました。
なんだろう?何か落ちたのかな?
おとうさんが「カジコー!布団をかぶって机の下に隠れろ!」と叫びました。
でも結局その後はゆれたりしませんでした。
お星様でも落ちたのかな?
【11月日記④】
「面白いイベントがあるんですよう!人形の修理ばっかりで部屋に閉じこもってると病気になっちゃいます!
さぁ早くパジャマから着替えて!出発です!」
と、ガイド妖精さんにさそわれて
武器開発コンテストに今日は行ってきました。
宿屋の人は親切だったし(でも何だか血の匂いがする宿でした)、色んな武器のアイデアを聞けたり冒険者さんとお話出来て楽しかったです。
でもちゃんと審査をしなくてはいけないので、みんなが考えた武器の説明文を読んでマジメに考えました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・難しい。
私は全部良い武器だと思うんだけどそれじゃダメなのかな?
横でおとーさん達はすごく熱心に話し合いをしています。
・・・難しい性能とかの事はおとーさんや武器製作妖精さんに任せて私はそれ以外の部分をがんばって考えて審査しようっと。
そう思いました。明日には冒険者さん達に届けられるらしいから楽しみです。
感想とか聞きたいし、妖精の国入り口で冒険者さん達を待ってみようかな。
【11月日記⑤】
今日は色々大変でした。
怖い冒険者さん達に武器をとられそうになったけどなんとか守れました。
良かった、みんなで造った武器が無事で。
名前は知らないけど、
【緑宝弓】から守ってくれたお兄ちゃん二人ありがとう。
新しい武器、大事にしてね。
【11月日記】終
最終更新:2010年12月08日 11:02