このワームは、完璧な占領者として生まれてくる。それは侵蝕の準備が出来た状態で、孵って数秒後には最初の宿主を貪る。 ―――マダルフの観察日誌
【通称】
ニューロン・クイーン
【区別符号】
『異界生命第十三号 寄生乙型:あ号成体』
【種別】
中級 / 寄生属 / 獣型
【性別】
雌雄一体説が有力である。
【能力】
人間に卵を植え付け、『幼虫』を寄生させる。
主に無抵抗である能力無し、さらには《
素質》無しを裏世界に無理やり引きずり込んで『寄生』させる。
ただ、その成功率は低く寄生時に寄り代が軽度の鬱傾向でなければ神経系への寄生が成功しない。
寄生に失敗した場合寄り代は数時間頭痛に悩まされることになる。
寄り代と自らを守るための甲殻を形成する能力を持つ。
身体を覆う甲殻の隙間からいくつも出ている触手から直接消化吸収する。
主食は裏世界の下級生命であるが、基本的に『肉』であれば何でも食べることができる。
特に『産卵』にはエネルギーが必要なため『産卵』時期にはよく食べる。
【容姿】
甲虫の殻を纏った多数の触手を持つ条虫《ワーム》。
甲殻は寄り代である”人”を中心としているためわずかに人型の名残を残している。
【設定】
『あ号成体《クイーン》』を中心としたコミュニティを形成し、クイーンが死亡した場合には同コミュニティ内の準成体がクイーンへと変異する。
最終更新:2011年06月25日 17:22