大別すると二つの要素からなる。
プレッシャー、族への偏見、果ては重力まで。
押し寄せる雪崩や一面の大海原を、モーゼさながらに真っ二つに割ってみせるような芸当も可能。
ただし己にかかる重圧しか消し飛ばせず、任意発動の為、認識の外からの攻撃には無力。
ちなみにバカなので、大気圧を消せば死んでしまう事を知らない。というか大気圧を知らない。
本体が何かに目覚めれば、本人以外への使用も可能かもしれない。
重圧を無効化できるか否かは、概ね対象の効果範囲で決定される。
圧し掛かるような面攻撃による圧力は重圧として認識されるが、一点に集中した攻撃の圧力には能力を行使できない。
例えば、バリアの壁が迫り、圧死させようとするものならば問題無く行使できる。
しかし、ピンポイントバリアパンチのような攻撃の場合、この能力の対象にはならないという事。
障害物の上を、壁を、水上を、様々な場所を歩く事が出来る。
ただし気体の上を歩く事は出来ない。
前衛的バイクを裏へと持ち込んだ場合、バイクへ搭乗しながらの発動も可能。