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リシェット近郊。
ゆるやかな谷につくられた美田の村。
ゆるやかな山の頂上に寺院があり、そこの僧から結界作りを依頼されている。

魔法使い数人による共同作業。
結界作成に必要な巨大な力は数か月前から僧が構築するてはず。誰かが目となりグリーンが総指揮を取ることになっている。
イファは誰か来られなくなった魔法使いの急遽代役として呼ばれた。

グリーンは結構太っていた。30半ばの中年女性のような感じになってた。
結界に必要な力はほとんど集められていなかった。時代の変化による魔法力の減退が背景にある。僧の失敗であるが、グリーンは仕方なくその力で予定通り結界を組もうとする。
イファは意味のないことをしているのではないか、と反論。
「そもそも代役が発言してもいいものかどうかわかんないけど」
「イファさんは魔法力の落ちた今の時代をよくわかってないのでは?」
といったやりとり。
「やるからには形になるものを作らないとならないし、いい加減な仕事は魔法使い全体の信用にかかわる」
とはいえ、魔法力が薄ければ結界の必要性も薄くなるという事情もある。

結局結界構築をいったん差し止め、全員で寺院でもう一度ディスカッションすることに。最終決定権がグリーンにあることを再確認して、話し合い開始。

イファの当初のプランは、少ない魔法力に流れをつけ、妖魔を寺院に集める形にしてそこでコントロールを行う結界。しかしルィノは大いに反論
「バカじゃないの。イファも。みんなも」
魔法力のゆるやかな変動を考慮し、力の極大を想定して結界を組むべきだと主張。
「結界は百年以上残ることを前提として作るべきもの」

最終的に今の淡い力を最大限コントロールして、通常と同様の結界を張るための様々な工夫を凝らすことになる。


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最終更新:2007年02月28日 08:03