「私はキハ391系、ナレーターです」
キハ391系とは
日本国有鉄道(国鉄)に所在籍していたガスタービンを動力とする気動車。
主な概要
キハ07 901の試験結果を受け、1編成が大宮工場で製造された。非電化区間の速度向上を目指して試作された。
キハという旅客用営業車の形式称号を持つが、営業運転の実績は無い。(そもそも形状からして旅客向きじゃないと思うが)
動力はガスタービンエンジンを搭載している。
振り子機構を取り入れているため、エンジンから台車への回転軸の反力が振り子機構に悪影響を与えないよう独特の構造となっており、振り子制御車相当で長い車体を備える付随車が車体長の極端に短い動力車を挟み込んでいる。(つまり連接車)
前面のデザインも当時量産中だったキハ181系の前照灯周りを簡略化し奥行きを短縮したようなシンプルながら独特の形状とされ、塗装も特急用気動車に準じた塗り分けとされた。
ブレーキは同時期開発の591系電車やキハ181系などと同様、客車用に開発されたCL系三圧力式制御弁に電磁給排弁を付加して応答性能を向上したCLE電磁自動空気ブレーキを搭載している。
新造直後の1972年4月7日~28日に慣らし運転として川越線で運転を実施。その後山陰本線などで試験を始めた
10月5日の走行試験において、米子駅構内にてクラッチの破損事故が生じた。その後、減速機の改造や排気消音機の改良がおこなわれ、田沢湖線、奥羽本線で試験運転、山田線で耐寒耐雪試験を行った。
その後は高速度試験に用いられた。
1973年3月22日~24日に山陽本線(岡山 - 吉永)で行われ、最高速度130km/hを記録し、振り子の性能も591系と同等もしくはそれ以上であることが確認された。しかし、オイルショックでガスタービンエンジンの燃費の悪さや騒音の大きさなどが問題視されるようになり、投入が計画されていた伯備線・田沢湖線・紀勢本線の各線の電化が決定されたため、1973年度以降は試験が行われることはないまま、米子での長い休車状態の末、貨物列車の後ろに連結されて返却回送され、国鉄分割民営化直前の1987年3月10日付で廃車された。なお機関は、廃車時に撤去された。
廃車後は、大宮総合車両センターで保管されていたが2015年2月13日現在、解体されているのが確認されている。
SSにおけるキハ391系
シーズン2第2章から登場。
ナレーターを担当している。
同じナレーター担当の
SAM号や
ゆっくり霊夢との関係性は無い。
本編に介入することはあまりないがたまに乱入してくる
たまにキャラの概要を言ったりするが細かいことまで言うため、そのキャラから嫌われることがしばしばある。
補足
- 独特の形状からツチノコの愛称がある
- 車籍上は3両を1つにまとめて1両の扱いをしている。
技
技はめったに使わないが、いざというときは発動する。主に気動車関係が多い
体当たりみたいな何か
最終更新:2015年02月19日 11:00