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森国人+整備士+猫妖精+猫 - (2008/06/13 (金) 23:54:35) のソース

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**【森国人+整備士+猫妖精+猫】 

要点
|森国人|長い耳・長い髪(男女とも)・やせぎす・皮の服装|
|整備士|整備道具・手袋・ツナギ|
|猫妖精|猫耳・尻尾|
|猫|猫・性格悪そう|

周辺環境
|森国人|森の中の塔・大水車・一見して森に見える村・河の鉄・高度な瞑想通信|
|整備士|整備工場|
|猫妖精|なし|
|猫|日常風景|

評価
|森国人|体格-1|筋力0|耐久力-1|外見+1|敏捷+1|器用0|感覚+1|知識+1|幸運0|
|整備士|体格0|筋力-1|耐久力0|外見0|敏捷-1|器用+1|感覚+1|知識+1|幸運-1|
|猫妖精|体格-1|筋力0|耐久力0|外見+1|敏捷+1|器用-1|感覚+1|知識-1|幸運0|
|猫|体格-2|筋力0|耐久力0|外見+2|敏捷+3|器用-1|感覚+1|知識-1|幸運0|
|評価合計|体格-4|筋力-1|耐久力-1|外見+4|敏捷+4|器用-1|感覚+4|知識0|幸運-1|

特殊
|整備士|整備行為:この時、整備判定((器用+知識)÷2)を×3.38(評価3)補正することを選択することができる。補正を選択した場合、燃料2万tを消費する。|
|猫妖精|コパイロット行為・オペレーター行為|
|夜間戦闘行為|この時、攻撃、防御、移動判定は×1.50(評価1)され、燃料は必ず-1万tされる。|
|白兵戦行為|この時、攻撃、防御、移動判定は×1.50(評価1)され、燃料は必ず-1万tされる。|
|猫|猫(指定が基本職業であればリクエスト制限を受けずに参加できる)・侵入行為時+3)|

備考
|猫|夜間戦闘行為・白兵戦行為・侵入行為|

次のアイドレス
|森国人|吏族、猫妖精、星見司、理力使い、忍者、整備士、医師、観光地、国歌、寮、食糧生産地|
|整備士|森精華(ACE)、名整備士、テストパイロット|
|猫妖精|共和国大統領選挙、猫、猫先生、泥棒猫|
|猫|猫の神様、ブータ(ACE)、猫の決戦存在)|   


彼らの野性的な直感は、自分や親友に降りかかろうとしている危機を伝えるのである。
その直感は自然によりもたらされる脅威に対しても発揮される。


「猫」(作・榊聖)
&ref(http://www25.atwiki.jp/is_sevenspiral?cmd=upload&act=open&pageid=49&file=i21-11.jpg,ページ名,http://www25.atwiki.jp/is_sevenspiral?cmd=upload&act=open&pageid=49&file=i21-1.jpg)


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「おーい、そっちはどうニャー?」
「メンテナンス完了だニャー」
「じゃあ、次の区域へ行くニャー」
「ニャヒン・・・。もうくたくたニャー」

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今日も大水車で整備士たちの声が響く。戦争が始まったとの知らせが班長からあって以来、彼らの作業は過酷を極めていた。「ギリギリまで直して使え」というのがゴロネコ藩国の方針である以上、従わざるをえない。
塔や樹型住居、大水車などの高い所や不安定な足場でのメンテナンス作業が必然的に多いため、身軽で平衡感覚に秀でた猫士が整備士を兼務しているとはいえ、疲れれば身軽な彼らであっても足を滑らすこともある。「機械が壊れる前にこっちが壊れるニャー」というのが多くの猫妖精+整備士たちの偽らざる気持ちでもあった。

もちろん彼らは整備士の仕事が好きである。尻尾穴のついたツナギのユニフォームは着心地が好いし、なにより壊れかけた機械たちが力を取り戻し再び動き始める様を眺めるのはこの上ない喜びである。

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「猫になりたいニャー」
「そうだニャー。気の向いた時に仕事をして、気の向いたときに休む。羨ましいニャー」
「違うニャー。猫になればもっと身軽に動けるから、仕事の効率が今以上にアップできるニャー」
「でも重い荷物は持てなくなるニャー」
「みんなで力を合わせて持てばいいニャー」
「じゃあ猫になるニャー」

/*/

農民に伝わる古い言い伝えの影響もあってか、ゴロネコ藩国では家の食糧をネズミから守るために猫を飼う人々が今でも多い。政庁でさえも大切な書物をネズミの害から守る目的で猫が飼われている。厄を取り除く生き物としてゴロネコ藩国では古くから猫が可愛がられているのである。

夜が得意な彼らは、戦時でもない限り昼間はいつも寝ていることが多い。丸まって寝ている姿もたまらなくLOVELY♡でCUTE♥ともっぱらの評判である。彼らはマイペースで気分屋ではあるが、夜はせっせとメンテナンス作業に精を出す。暗いところでの作業が自然と多くなるため、周りからは目つきがちょっとだけ悪くなったように見えるらしいが当人たちは気にしていない。
マスコットとして人々を魅了しながら共に暮らし、お気に入りの皮製ツナギを着て愛を振りまきながら一生を全うした猫たちは神殿内部にある霊廟に安置される。

猫であっても、ゴロネコ藩国の整備士としての経験を生かした彼らには組織行動が可能である。彼らは瞬発力に優れているためジャンプが得意であり、高い場所に梯子を使わずに飛び乗ることができる。また平衡感覚も抜群で、高いところから飛び降りても体勢を崩すことなく着地することができる。
猫であるため重い工具箱などは持てなくなったが、代わりに頭が通れるだけのスペースがあれば、狭い所でも入っていってメンテナンス作業を行えるようになった。整備士としてまさに理想の身体を手に入れたといえよう。

彼らはよくボディランゲージで会話を行う。その特性は戦場においては行動シグナルサインとして活用される。
また彼らは非常に聴覚に優れているため、仲間が聞き取れないような音を素早く感知することができる。彼らの耳はレーダーとしても優れ、音源の方向や距離までも把握するその性能により戦場では危機回避行動に優れており、多くの仲間の命を助けている。
彼らの目もまた優秀で、暗視ゴーグルを装着しているかのように暗闇でも物を見ることができる。

さらに、彼らの手足にある肉球は消音機能を有し、索敵行動などに活用される。整備士としては足場が悪いところを歩くときの滑り止めとなる。彼らの仕事はメンテナンス作業が主であるが、ひとたび戦場に立つと優秀な兵士として活躍するのである。
彼らの弱点はヒゲと尻尾であるが、これは伏せておくことにしよう。(笑)

猫の手を借りたいほど急がしい藩王以下政庁の重鎮たちも、彼らを見るたび「頑張らねば!」と決意を新たにするという。ゴロネコ藩国はまた一つ観光名物を手に入れた。見目麗しい彼らは、この国にとって欠かせないものとなったのだ。

(文:アールヴ)

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