ディジタル交換技術
交換技術とは
そもそも交換技術とは何か。名前から推測できる通りであるが
交換技術とは通信の要求に応じて的確に伝送路(情報を送る道路のようなもの)を設定するものである。
本来は電話交換をメインで作られ改善されてきた技術であるが、現在もこの電話交換が通信の元となっている。
ところで電話、いや全ての通信技術においてアナログ、デジタル(ディジタル)などといった単語は聞いたことはあるだろうか?
そう、これが通信における交換技術の種類である。
アナログ交換技術
電話交換機は当初は1から0(10)までの数値を入れて相手に電話をかけるものだった。
これはダイヤルで直接スイッチを入れて順次接続を行うステップバイステップ方式と呼ばれている。
しかしこの方式では雑音に対する耐性が悪く、ルート迂回の面でも問題があった。
そこでこのステップバイステップ方式よりより雑音に強くルート迂回にも強くするために
クロスバー交換機というものを登場させ共通制御方式と呼ばれる方式により
ダイヤルから入力された情報を一次保管し、より良い通信ルートを確保させ通信を行うことに成功した。
(電話交換の場合は制御用信号と音声信号は別々に使用されるため信頼率も高い)
アナログ交換技術はインターネットにおける通信技術あるいは次に説明するディジタル交換技術のための大きな第一歩となった。
ディジタル交換技術
最終更新:2011年06月26日 10:47