アンティアの魔導研究機関、『Uggdracil』により制作された魔導人形。聖杯の制作も担ったアンティア政府直属の研究機関であり、聖杯の副産物として得られる英霊召喚の術を以てして魔導兵器を作ろうとしていた。しかし、魔道の技術だけでは完全な英霊の召喚は叶わず、辛うじて召喚に成功した英霊も不完全な為に2人に分断されてしまっていた。不完全な召喚による記憶喪失により真名も分からないこの2人はそれぞれ「ヴォータン・ベーゼマン」「アルマ・アクス」としてUggdracilによって秘密裏に育てられ、聖杯戦争という儀式を失敗させるという任務を受ける。然し、実はUggdracilの召喚は成功しており、記憶喪失により真名が分からないというのも本人による嘘、分裂したのも「英霊の召喚に失敗した」とUggdracil側に思わせる為に本人が意図的に魔術(スキル《分霊付与》)で起こしたものである。
キャスターのクラスで召喚された彼女はガブリエーレ・フォン・アンティア。アンティアの初代女王にしてアンティアを建国した魔女である。
キャラシート(サーヴァント用)
【CLASS】
グランドキャスター
【真名】
ガブリエーレ・フォン・アンティア
【マスター】
無し
【性別】
female
【性格】
探究心旺盛な魔術マニア。様々な魔術を修めた魔女であり、特に人形魔術を得意とする。癖の強い少数の魔導民族を纏めあげる強大なカリスマ性を持ちつつ、知に関しては貪欲であり多くの魔術師と同じく根源への到達を夢見ていた。自由奔放でマイペースな1面もあり、無自覚なままよく人を振り回す。
【出典】
オリジナル
【属性】
中立/中庸
【ステータス】
筋力:A(C)
耐久:B(D)
敏捷:A(C)
魔力:A
幸運:B
供給:B
宝具:A
TOTAL:320=160+160
260+20+20+20=320
【クラス別スキル】
《陣地作成》[C]
魔術工房を造り出すスキル。彼女の場合は主に魔導人形の制作に使われる魔術工房を造り出す。後述する《道具作成》スキルによって制作された魔導人形を無尽蔵に収納・配置し、自動或いは任意で放出する事が出来る。
《道具作成》[B]
魔術を用いて道具を作り出すスキル。彼女の場合は特に“人形”を作る事に特化しており、人形やそれに準ずる物を作る場合のみ、このスキルはEX扱いとなる。人形に関してのみ、適当なガラクタや土、その他ありとあらゆる物質から造り出す事が出来る。
【保有スキル】
《対魔力》[EX]
アンティアという国家を単独で創り出した偉大な魔女である彼女。様々な魔術を熟知し、それの対抗策を知っているが故の対魔力スキル。同ランク未満の魔術、スキルによる特殊ダイス、マスターの魔術及び特殊ダイスの無効化(宝具に関しては無効化は不可)を行う。
《分霊付与》[B]
自身のステータス合計値を半分に分割し、二つの“半身”と呼ばれる魔導人形に宿すスキル。人形遣いである彼女が到達した人形魔術の極致の一つ。これは任意のタイミングで融合し、再び彼女という英霊に戻る事が可能。また、片方の魔導人形が死亡した場合、死んだ半身が霊体化してもう片方の半身の元に戻る事で強制的に英霊として融合する。この“半身”とはヴォータンとアルマの事である。
《光陰の魔導》[B]
様々な魔術を極めた彼女オリジナルの魔術の1つ。光の幻影と闇の投影という相反する一対の魔術を扱えるというもの。その効果はそれぞれヴォータンとアルマの使用する魔術のままなので効果に関しては割愛。
《治癒魔術》[C]
様々な魔術を修めた彼女の魔術の一端。回復成功3/回復失敗3の特殊ダイスを振り、成功なら重傷ゲージをワンランク回復。半日に一回のみ使用可能。但し時間がかかるので戦闘時には使えない
《肉体改造》[D]
魔術による肉体改造を行うスキル。自身の肉体をより“人形”に近づける事で魔術による強化を可能としている。常時発動であり、筋力・耐久・敏捷ステータスを2ランクずつ上げる。
【宝具】
《我が魔導の空似傀儡(ドッペル・オートマタ)》[A]
彼女の造り出す魔導人形の最高傑作。生前彼女が作ろうと焦がれ、死の直前になって完成した魔導人形の極致の一端。彼女の分身とも言える魔導人形を造り出すこの宝具、如何なる手段を以てしても本物と見分けのつかないこの分身は、彼女の宝具やスキルをも扱える。然し、維持するのに必要な魔力が多い為、一度に造り出せるのは2体まで(造り出す事自体の魔力消費は少なく、幾らでも造り出せるが)。この宝具を展開している際の被攻撃時及び被特殊ダイス時、当たり2/外れ4の特殊ダイスを振り、外れの場合この攻撃は失敗する。当たりの場合はそのまま通常ダイスもしくは相手の宝具やスキルの効果に従った被攻撃ダイスを行う。この宝具発動中に死亡或いはそれに準ずる状態になった場合、2回まで人形を身代わりにして復活する事が出来る。その時、復活ダイス瀕死5/重傷1を振り、出た目のステータスで復活する。全ての分身の五感や思考は共有されており、連携した攻撃も可能。また、分身もしくは本体の放ったダイス攻撃は他の分身もしくは本体の放ったダイス攻撃とは別枠で考える。つまり、魔術による特殊な加護を受けており、範囲攻撃を受けてもダメージを受けるのはどれか一体だけである。
《開墾の灼魔杖(ロッド・オブ・レヴァーテイン)》[B+]
魔導国家、アンティアを建国した彼女。然しアンティアは昔、魔獣や魔物といったものの巣窟でありとても人の住める土地では無かった。そんな中で彼女が生涯ただ一度だけ振るった杖。北欧神話に登場する神造兵器であるレーヴァテインを模したこの杖は魔物だらけの土地を灼熱の焔で一掃し、その跡地にアンティアが建国された。その偉業に因んだ宝具で、これを振るうと対象にクリティカル2/重傷4の特殊ダイスを行う。また、範囲攻撃である為に混戦時、一撃で敵である全ての対象にこのダイスを行う。1度使うとこの宝具は1日のチャージ期間を置かないと使えない。
《魔導国家刑法第一条(アンティア・ロウ)》[A]
彼女がアンティア建国時に様々な法律を作った。その刑法のうち最も重要な第一条『如何なる理由があったとしても故意に他者を精神的・肉体的・社会的に貶めてはならない』。この1文を書いた偉業に所以する宝具。相手の宝具発動時、その宝具のランクに応じた封印ダイスを振り、封印に成功した場合その宝具は彼女が死ぬまで封印され、使えなくなる。罪が重い程刑罰も重くなるのと同様に、その宝具のランクが高い程封印成功の確率が上がる。
封印ダイス
EX→成功5/失敗1
A以上→成功4/
失敗2
B以上→成功3/失敗3
C以上→成功2/失敗4
D以上→成功1/失敗5
D未満→封印不可
成功した場合、その宝具の効果はキャンセルされる。一つの宝具に対して使えるのは1日1回のみ。また、無害な宝具に関しては無条件に封印不可。彼女が死亡した場合、封印は解除される。この宝具による封印ダイスは攻撃ダイスとは別物として扱う。
【詳細】
未開の荒れ地を単独で開墾し、当初は方々に散らばっていた魔導民族を纏めあげ、アンティアという国家を建国したアンティア初代女王。類稀なるカリスマ性を持つ女王だったが、自由奔放、好奇心・探究心旺盛なその性格から魔術…特に人形魔術の研究に没頭した。ところがある時、そんな彼女を良く思わない大臣達の策略に嵌められる。魔に魅入られ国民を虐殺せんとする大罪人に仕立てあげられた彼女は幽閉され、そのまま孤独に死んでいった。今では歴史に彼女の名前は残されておらず、その存在は闇に葬られた。聖杯に、「アンティアの正しい歴史・自分の存在を知らしめる」事を願う。サーヴァントでありながら2体のサーヴァントのマスターである彼女は令呪を合計6画持っている事になるが、英霊として現界するにあたって膨大な魔力を要する為に6画全てを使わなければならない。しかしそれでも現界可能なのは数分程度である。
最終更新:2017年04月21日 11:17