氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
福沢由紀 |
日本総研 |
アプリケーションスペシャリスト |
10年目 |
経歴
文理学部を卒業。2000年に入社。
業務内容
案件審査と呼ばれるリスクチェックや、進行中のプロジェクトのレビューを担当。開発部門が提示する見積や提案内容の中で、見積工数は妥当であるか、開発期間に無理はないか、自社にとって不利な条件が要求されていないか、といった問題点を調査し、考えられるリスクについては開発部門と共に解決策を検討していく。
やりがい
無事に提案を終えた時やプロジェクトが完了したときなどに開発部門の人から「品質保証部にチェックしてもらってよかった」という言葉をもらうと、自分もプロジェクトの一員としてプロジェクトに参画していたような気持ちになり、とても嬉しく思う。
現在は育児短時間勤務制度を利用しており、限られた勤務時間の中での仕事ではあるが、審査やレビュー等担当範囲は広く、やりがいを持って仕事に取り組むことができる。
仕事への姿勢/考え方
プロジェクトのリスクをチェックする業務に同じ案件は一つもなく、業務内容や開発規模もさまざまであり、プロジェクトの特徴を見極めて第三者の立場から指摘や助言をするためには、全体を見る視点と、開発部門の社員と対等に話ができる十分なスキルが必要であると考えている。一つ一つの案件を担当する過程において、案件内容を審査するのと同時に自分自身、常に勉強するつもりで取り組んでいる。
私生活
5歳の子供をもつ母親であり、育児休業復帰後からはずっと育児短時間勤務制度を利用している。短時間勤務である上に子供の看護等で急な休みを取ることも多いが、子育ても仕事も両立できるような雰囲気が作られており、「仕事と生活の両立」ができている。
今後の目標
これからも色々なことを学び、プロジェクトをさまざまな角度から見ていけるような知識を身につけていきたい。働くママとしても後輩たちやこれから入社する新人の見本となれるように生き生きと仕事を続けていきたい。
感想
案件審査やプロジェクトレビューといった目立った仕事ではないが、プロジェクトを成功させるには必要不可欠な部門を担当する者として、責任と誇りをもって仕事に携わっているということが文面から伝わってきた。「一つ一つの案件を担当する過程において、案件内容を審査するのと同時に私自身いつも勉強するつもりで取り組んでいます。」とういうところからもわかるように、ただ受け身に仕事をこなすのではなく、その仕事に対して何ができるのか、何をすればより良い対応ができるのかということを自ら進んで取り組んでいこうとする精神があり、そういった気持を持ち続けることが彼女の仕事に対する原動力となっているのではないかと思った。また、文中のいたるところで「育児と仕事」についてふれられており、いかに働く女性として・子を持つ母としてその問題に感心があるかがわかる。女性としては仕事をする上で「育児と仕事」の問題に直面することは多いだろうが、そうした場合に企業がどのような制度をもって対応してくれるのか、また会社内の雰囲気作りはどうなっているのか等は企業を選択する一つの判断材料になるのかもしれない。「働くママとしても後輩たちやこれから入社される皆さんの見本となれるように」という部分は、仕事をしながら育児もしている彼女ならではの意見であり、母の強さを感じた。
関連記事
関連スキル項目
- 育児と仕事の両立ができている人にはとても憧れる。自分もそういう人間になりたいし、育児の面も考えて会社を決めたいと思った。 -- 名無しさん (2011-01-21 15:26:47)
- 育児との両立はどの女性も考えていること。子どもの存在も仕事へのやる気に結びつけることのできる点に憧れる。 -- 名無しさん (2011-01-21 15:27:50)
最終更新:2012年02月06日 12:33