石山久美子(ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング)

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石山久美子 ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング 人事コンサルタント 8年半

経歴

一橋大学経済学部を卒業後、シャープ株式会社で商品企画などに4年半従事した後、渡英し、London School of Economics and Political Science (LSE) で国際人事マネジメントの修士号を取得。その後、ロンドンの英国企業で約2年、人事コンサルタントとして、20社以上の在英日系企業を顧客に持ち、英国の雇用法に順守した人事システムのアドバイスや、各社の英国での事業に最適で効率的な人事マネジメントのアドバイス、駐在員・社員トレーニングなどを行う。現在は、ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングで引き続き人事コンサルタントとして、人事アウトソーシング・サービス を行っている。

業務内容

JAPAN INTERCULTURAL CONSULTINGはアメリカのシカゴに本社があり、主に日本企業に向けた人事コンサルティングを行っている会社。イギリスで唯一の日本人として働いている。イギリスでは毎年四月と十月に法律が改正されるので、日々変わっていく法律や事例をキャッチアップして、クライアントである日本企業にアップデートしていく。また、産休のことや、よく休みがちな社員がいるだとか、業績の悪い社員がいるといったような人事に対する疑問や相談も受け付けている。また、各種人事制度のプロジェクトも行っており、特に業績評価は、社員のやる気を出し、生産性を上げるためにとても重要な部分となっている。

セミナー

異文化研修という社内オープンセミナーを依頼されて、企画することが多くあり、社員全員もしくは管理職の方だけ参加することもある。海外に進出している日本企業には、日本人でも駐在員や現地採用社員の方、また外国人が多数いるので、お互いの意識のずれを認識して、歩み寄れる形を作る為のセミナーである。同じ日本人でも駐在員としてイギリスに来ている人と現地に長いこと住んでいて現地採用で働いている人では考え方が異なるため、そのようなずれを認識できることができるのが、異文化研修である。また日本人上司と外国人社員の間には、日本人はリスクを取りたがらず、部下に細かい報告を求めるが、外国人は結果がすべてであるため、不信感が生まれる。そんな時に異文化研修を行うことで、お互いの国民気質を知ることが出来きるなどがこのセミナーの目的。

人事コンサルタントへ

新卒でシャープに入社して、営業を担当しており、営業の後は液晶テレビの商品企画の部署に在籍し、トータルで四年半働く。後半の商品企画では欧州とロシア市場の担当をしており、現地の販売会社と頻繁にやりとりを行う。大学生の頃からテーマは日本企業の強みをどうやって海外で生かしていくかということであり、その為に相手のことをよく知ることが大切だとその仕事を通してすごく痛感する。そこcd製造や販売も大切であるが、力を最大限に発揮する為には人事の力が必要なのだと思うようになり始める。入社当時には人事に興味が全くなかったのだが、会社で利益を生み出すのは人が何かをするからであり、人がモノを作って、他の人が売るため、全て人にかかっているのだと切に思うようになる。そのような考え方の変化が人事コンサルタントをするきっかけである。

ロンドンに渡った理由

シャープを辞めた後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)のマスターコースに通う為に渡英。その後はイギリスの保険ブローカー会社で人事コンサルタントとして働き、現在の会社に昨年移籍。

休みの日の生活

最近はまっていることが、編み物や絵を描くことで、最近ミシンを購入したのでクッションカバーを最初に作りまだまだいろいろなものを作成したい様子。他には友達とご飯を食べに行ったり、LSE時代の友人とはよく会う。旅行が好き。

一言

「日本企業だけれども海外に進出しており、働いている人の人種も境遇も様々なロンドンでは、日本とは違った人事に関する問題が発生します。日本企業が抱える問題は似ているケースもあり、経験豊かな弊社にご相談いただけたら解決できることもたくさんあると思います。人事に関することで相談や質問などお気軽にお問い合わせ下さい。また異文化研修に興味がある方もぜひご連絡お待ちしております。 」



感想①

この方は日本国内だけでなく、日本で学んだことを海外でのコンサルタントに活かしているという点から、例え直接的には関係していないと思われるような経験でも後々役に立ってくるのではないかとい思った。シャープという大企業に入ったのにそこからイギリスに渡って一からはじめようとする勇気は本当にすごいと思う。そして仕事をしていくうちに大事なものに気づいていったことに対して、自分も今から自分が何をしたいか、自分にとって大事にしていきたいものはなにかなどを意識しながら生きていきたい。

感想②

文字ではすごく簡単に書かれているけれど、実際自分がしようと思ったらたくさんの困難に立ち会っていたと思います。日本の会社に就職して、渡米し自分のすべきことやしたいことがわかって修士号まで取得して、その力を生かして現地の企業に就職しているのはすごいと思いました。さらにイギリスに唯一の日本人で生きてきた環境も文化も違う人たちのコンサルタントはすごく難しいと思います。そのなかでライアントである日本に対し仕事をして、石山さんの経験と知識と技術がフルに活用されていると思います。
石山さんの人材像wikiをみて、自分はなにがしたいのか今まだいまいちわかっていないのでわかって動き出すときいい一歩目を踏み出すための知識と技術を身につけて生きたいと思いました。

感想③

日本でコンサルトについて学んだことを海外で生かしている。大企業であるシャープを数年で辞めるという決断は、やりたいこと、目標がきちんと定まっていないとできないことだと思う。大学生の頃からのテーマがあったということが、そういった行動をおこせるのかなと思った。私も学生のうちから目標を見つけ、その目標達成に向けて努力できるようにしたい。

感想④

 彼女の業務内容に、業績の悪い社員に人事にあす対する疑問や相談をし、社員のやる気を出し、生産性を高めると載っている。それが、日本ではなくイギリスでの話であることに驚いた。外国で日本の細かい配慮、優しさなどを発揮し異文化と触れ合っている。結果を重視する外国の環境の中でこのような研究をしているのは、とても素晴らしいことであると思う。自分も、韓国の良い点、日本の良い点を身につけて行き、異文化を知ることが肝心であることを実感した。

感想⑤

大手企業をやめるほど、明確に自分のやりたいことがあることがすごいと思う。海外にわたって一から自分で作ろうとする姿勢もすごいと思う。私も学生のうちに自分の目標を見つけ、達成するため行動していきたい。

関連スキル




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  • キャリアの流れに海外での活動を行っているプロフェッショナルは非常に多くなってきているように思う。海外に視野を向けた活動が今後の日本では当たり前になってくると思われる。こういったキャリア設計を行うのも一つの考え方だと感じた。 -- 名無しさん (2011-01-21 14:59:32)
  • 海外進出したときの考え方の違いについて理解するためのセミナーの開催は、他の会社でも役に立つのではないかと思った。やみくもに進出するだけでなく、互いに理解するためのスキルが必要だと思った。 -- 名無しさん (2011-01-21 15:21:11)
  • 「日本企業の強みをどうやって海外で生かしていくかということであり、その為に相手のことをよく知ることが大切だとその仕事を通してすごく痛感する。 -- 名無しさん (2011-01-21 15:23:39)
  • 日本企業の強みをどうやって海外で生かしていくかということであり、その為に相手のことをよく知ることが大切だとその仕事を通してすごく痛感する。など女性なのに日本の企業のことを深く考えていてすごいと感じた -- 名無しさん (2011-01-21 15:25:54)
  • イギリスの企業でたったひとりの日本人というのも驚いたが、変化する法律や事例に目を向けているだけでなく、人事プロジェクトの立ち上げも行っているということに驚いた。旅行が好きなのも、外国を知ることができるからだろうか。 -- 匿希 (2011-01-21 15:40:55)
  • 異文化研修というものの存在を初めて知った。同じ日本人でも経歴によって考え方は人それぞれで、国籍が違えばその差はかなり大きなものになると思うのでこの異文化研修の重要性がよくわかった。 -- 名無しさん (2011-01-21 15:43:15)
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最終更新:2018年02月21日 15:38
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