【link】
「ダイヤモンド・オンライン」(2009/09/04)◆新聞への公的支援は必要か?
メディア危機の本質は、ビジネスモデルの崩壊。
社会文化政策に名を借りた公的支援は、はっきり言って道理にはずれている。
「ダイヤモンド・オンライン」(2009/08/31)◆目玉サービスの利用抑制を顧客に要請した新生銀の評判
ATMであれば、取引手数料が回数制限なく、
無料で引き出せることを最大の売りにしていた「パワーフレックス口座」だが、
新生銀行は引き出し回数を減らすよう求めている
「ダイヤモンド・オンライン」(2009/09/09)◆金融マンのボーナスをどうしたらいいのか?
過大なリスクテイクを誘引しバブル発生の原因になったとして、金融マンの
報酬制度が批判されている。急所を突いた指摘もあるが、金融マンの報酬を
抑えたとしても、現実にはバブルは起こり得る。どうすればよいのか?
「ダイヤモンド・オンライン」(2009/09/09)◆ネットの利便性と戦う「本」という存在
ネットでの利用が活発になれば、「本」も「レコード」のようにネットに殺されてしまうのでしょうか。
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2009/10/16)景気は本当に回復したのか? コマツとクボタの分析でわかる在庫調整に潜む罠
大企業の在庫調整が一巡し、いよいよ景気も回復傾向かと思われたが、決して
そうではない。なぜなら、大企業の在庫圧縮は、下請け企業から納品された
「部品」を戻すことによって行なわれることもあるからだ。
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2009/11/18)◆日本の“橋”が危うい!
橋の新設需要激減で再編が始まった橋梁業界。老朽化した橋のメンテナンス
事業に活路を求めるメーカーは多いが、技術力の不足により改修は遅々として
進まない。深刻な危機を迎えている「日本の橋」の現状とは?
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/01/25)ゴルフコンペ、クルージング… 懲りないJALは再生するか
法的整理方針が決まったJALだが、台湾支店はゴルフコンペ開催の案内状を
送り、パリ支店は新年会にセーヌ川クルージングパーティを開いたり…。危機
感ゼロの海外支店と国際線事業は、JAL再生計画でいちばん頭の痛い部分だ。
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/02/05)日常生活にもこれだけの影響が! 対岸の火事ではない「JAL破綻」の深刻
日本経済にとって大きな痛手となった日本航空(JAL)の破綻だが、
それは一般人にとっても対岸の火事ではない。JALの破綻によって、
我々の日常生活が直面しかねない「今そこにある不安」を分析してみよう。
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/03/05)新会計基準の適用で売り上げが半減? 流通業界が迫られる“収益認識”の国際化
IFRSが適用されると、会社の売り上げが半減してしまう――。企業関係者
にこんな不安が広がっている。それは、国際会計基準と日本基準の間に「収益
認識のギャップ」があるからだ。いったいどういうことなのか?
「ハムスター速報」◆(2010.3.14)運送屋面接行ったら、超ブラック企業だった件
【link】 JAL関連
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2009/10/16)銀行・大株主がそっぽ向く「チーム前原・JAL再建案」の本当の狙い
前原国土交通大臣がJALに送り込んだ「JAL再生タスクフォース」は、
再建の素案を提示した。「自主再建」方針を撤回し、取引先銀行に債権カット
を求めるなど、外部に重い負担を要求する内容に変質した。
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2009/11/06)前原大臣、専門家チームも手を焼く、「ナショナルフラッグキャリア」JALの“しがらみ”
http://web.diamond.jp/rd/m486873
【link】 郵政事業関連
【質問】 日本の製鉄業と,海外のそれとの違いは?
【回答】
http://www.bk1.jp/review/0000420824
によれば,この二十年間に血の滲むような努力を重ね,我々知らない間に高張力、高性能の鉄を作ることに成功し、こうした高品質の鉄を作れる鉄鋼メーカーは日本のほかにはほとんど無いという状況をいつの間にか作ってしまったという.
そのため例えば,中国の鉄需要が全体としてかなり減っている時期でさえ,日本からの輸入は引き続き増えていたという.
詳しくは同ページを参照されたし.
【質問】 日本の半導体メーカーは,なぜアメリカに再逆転されたのですか?
本田宗一郎・片山豊・豊田章一郎という日本の自動車産業を築いた人たちに比べ、どうも驕慢・横柄・生意気という感じがしてならない。
。「憎き巨人IBMを倒せ」と馬鹿の一つ覚えのように叫び続けたり、「ついにアメリカに勝った」だのと勝ち誇ったり、どうも卑屈な劣等感ばかりが目立ち、アメリカの、いや世界の半導体を起こしたアメリカの先人たちに対する敬意というものが足りないように思えてならないのだ。
と述べられている.
少なくとも,深く掘り下げた自己分析はメーカーにおいて行われていないようであり,すなわちそれは,衰退原因がそのまま放置される可能性が高いことを示しているのは,言うまでもなかろう.
【質問】 「餃子の王将」が業績好調(2009年現在)な理由は?
【回答】
公認会計士・税理士である柴山政行によれば,将は餃子の味と価格のバランスが「最大効用」している状態にあるからだという.
また,棚卸資産(在庫)回転日数(棚卸資産÷1日当たり売上高)を見ても,全産業の平均が40日なのに対し、王将フードサービスは1.4日と、際立って高い水準を誇っているという.
さらに,500を超える王将の店舗には共通のメニューのほかに、開発を各店に委ねる,各店オリジナルのメニューもあり,地域によって客層も文化も異なる各エリアに合わせた店づくりを行うことで、売り上げを維持するための推進力としている,と柴山は解説する.
【質問】 日本のブログ,SNSの,それぞれの市場規模は?
【回答】
総務省によれば,2008年度のブログ市場規模は、約160億円と推計。関連市場も含めると、約1961億円。
2008年度のSNS市場規模は、約499億円と推計。関連市場も含めると、約568億円。
2010年度のブログ市場規模は、約183億円、2010年度のSNS 市場規模は、約717億円となると予測されている。
【質問】 「グリー」がSNS業界において急伸してきた原因は?
【回答】
「週刊東洋経済」の丸山尚文によれば,課金システムの巧妙さにあるという.
例えば釣りゲームでは,最初は無料だが,大物を狙うにはアイテムを購入しなければならないという.
また、SNSの特性を生かして釣り大会を催し、ランキングも表示するなど,会員の競争意識をくすぐり、おカネを使ってしまう仕組みをちばめているという.
【質問】 「JALはナショナル・フラッグだから潰せない」という主張は妥当?
【回答】
『週刊ダイヤモンド』の臼井真粧美によれば,ナショナルフラッグだからつぶせない」ということはないという。
なぜなら主要各国でも多くの航空会社が倒産を経験し、淘汰、再編が進んでいるからだという。
JALとANAは、他国と比べて公租公課や人件費などが高いためコスト競争力が弱いのに,そんな2社が市場を分け合って国際線を飛ばし続けるというのは、単純に考えれば不合理だと,臼井は述べている。
【質問】 ケーズデンキの「頑張らない経営」とは,どのようなものなのか?
【回答】
「頑張れ」と社員にハッパをかけることは,無理をさせることなので,無理をさせない堅実な経営をすることだと,同社社長は述べている.
なぜならそのような無理は結局,どこかにやがてツケがくるので,将来に経営上の不安要素を抱え込むことになるからだという.
同社ではそのような経営方針に基づき,大躍進こそないものの,黒字を計上し続けているという.
詳しくは『財界展望』2009年8月号を参照されたし.
【質問】 2000年代のソニーの不振の原因は?
【回答】
http://www.bk1.jp/review/0000447210
によれば,ゲーム機PSが「たまたま」当たったことに味をしめて、「これからはハードではなくソフトの時代」と勘違いしたことにあるという.
その結果,「デジタルドリームキッズ」などと派手なパーフォーマンスを繰り返す中で、ソニーの家電製品はその質をどんどん落とし、薄型テレビの市場に完全に乗り遅れ,苦し紛れに打ち出した「有機ELテレビ」は何時までたっても商品化せず、その間に液晶テレビはシャープに、プラズマテレビはパナソニックに乗っ取られてしまったのだという。
また,バブル期大ヒットしたPC「VAIO」も後が続かず,結局は消費者から見放されたのだという.
詳しくは同ページを参照されたし.
【質問】 新生銀行がなかなか成長できない原因は?
【回答】
『週刊ダイヤモンド』編集部・松本裕樹によれば,財務基盤の弱さについては,あおぞら銀行との統合で補強するものの,明瞭なビジネスモデルを確立できておらず,公的資金の返済についても、株価低迷で返済のメドがまったく立っていないという.
また,かつての長期信用銀行である同行は顧客基盤が脆弱である上,はかつて「瑕疵(かし)担保条項」を使って不良債権を一気に処理し、地銀の顧客企業の多くが苦境に追い込まれたことから、地銀からの不信感はいまだ根強いという。
特定の金融グループに属さない中立性を強みに、資金運用などで地銀ニーズに応えることで事業の拡大を図りたい構えだそうだが……
【質問】 国際金融恐慌以降の,トヨタ以外の自動車メーカー各社の状況は?
- スズキはインドやハンガリー、中東などで着実に勢力を伸ばしつつあり.
- ホンダは,"技術力のホンダ"の"原点回帰"の経営を推進中.
- 日産は、ハイブリッド車の開発で大きく出遅れ、次世代カーとして注目を集める電気自動車でもトヨタやホンダの後塵を拝しており,カルロス・ゴーン辞任もあり得る状況.
同社はJリーグ『横浜F・マリノス』への出資比率引き下げる方針を固めており、今後さらに業績が悪化すると子会社化の解消も十分あり得るという.
- 三菱自動車やマツダなどの中堅メーカーは、海外自動車メーカー、さらには投資銀行などにより、M&Aを仕掛けられる可能性も.
詳しくは同ページを参照されたし.
なお,以後続報あれば追加の予定.
【質問】 世界的な自動車不況の中,中国市場で日産が躍進できた原因は?
要は「棚ボタ」であって,日産が自ら分析・計算して掴み取った成功ではない点に,一抹の不安を覚えるのだが….
【質問】 なぜパイオニアの経営は傾いたのか?
ちなみに,同社でLDの事業化を決断した中興の祖、2代目社長の故・石塚庸三氏は,テレビ市場参入に反対していたが,1982年に同氏が急逝した後,その箍(たが)が外れたものと見られている.
『うちは少し有名になったかもしれないが、しょせんステレオの中小企業.
潰れても日本経済に影響するわけでなく、国も助けてくれない.
だからこそ潰れないよう経営努力するのだ』
と同氏は述べていたそうで,東芝出身の同氏は,家電の花であるテレビに、電機大手がいかに巨額投資を行うか熟知しており、パイオニアで同じ投資はできないと予見していた模様.
詳しくは同ページを参照されたし.
要するに背伸びをしすぎてコケたという,よくあるパターンだと思われる.
【質問】 2009年に日立製作所が,自動車部品事業とデジタル家電事業を分社化したのは何故か?
【回答】
『リベラルタイム』2009年8月号によれば,足を引っ張っている自動車部品事業と家電事業を分離して,構造改革を行うためだという.
両事業を本体から切り出して分社化したことで、スピーディな意思決定や他社との協業を促し、赤字体質からの脱却を図ることを狙っている,とのこと.
一方で,日立は今後、原子力やリチウムイオン電池の事業に傾斜する方針を固めており,原子力や,自動車部品事業の中で、将来性があるといわれているリチウムイオン電池の開発は本体に残したという.
また,『週刊ダイヤモンド』編集部・柴田むつみによれば,今回の完全子会社化は、対象5社の、日立以外の少数株主持ち分の利益が、連結決算から流出するのを防ぐ狙いもあるという。
なお柴田は,日立が海外市場を攻め収益力を強化するには、取り込んだ事業でさらなる構造改革や,海外プレーヤーの買収など前向きな投資が必要であり、財務の立て直しが急務だと述べている.
【質問】 なぜ不況が長引いている2009年でも,男性用デオドラント用品の売上は大きく伸びているのか?
【回答】
「日経トレンディ」記者・川岸徹が,各化粧品メーカーに取材したところによれば,男性のニオイに対する意識が、ひと昔前と大きく変わり,例えば2000年以降はデオドラント用品を必ず携帯しているという男性が着実に増加しているためだという.
その原因として,
「常に周りの評価を気にして、周囲から嫌われることを極度に怖がる。そんな傾向が強まっているように思います」
とマンダムでは分析している.
しかもそうした傾向は,10代~20代だけではなく、30~50代にも拡大しているという.
営業でも上司から,そうした面は小うるさく言われるしね.
「人間は見た目より中身」は,少なくとも営業関係に限っては真実ではない.