【link】
「kojii.net」■(2010/05/17)成果主義に関する徒然
問題なのは、自分でウケ狙いの無茶な目標を設定しておいて、それが達成不可能となった途端に、あれこれと言い訳を始めること。
「ダイヤモンド・オンライン」(2009/09/11)◆明治安田生命「パワハラ」問題
会社には、快適な職場を形成する義務が企業内で潜在的に存在している「パワハラ」だが、その性質上認定されにくいのが問題となっている。
しかし最近、複数の訴えであったり、会社の対応が余りにも杜撰だった場合には、認定されるケースも出てきている。
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2009/10/16)部下を潰して出世するクラッシャー上司は 「人格の未成熟さ」を抱えた危険な存在
能力はあり仕事はデキるが、部下を奴隷の如く扱い、失敗するとネチネチと
責め続け、気分の上がり下がりが激しい、こんな上司はいませんか?実はこの
クラッシャー上司も、人格が未成熟なワガママちゃんなのです。
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2009/10/30)◆若手と上司のコミュニケーションを円滑にする方法
若手社員と上司がコミュニケーションをとる際に、風通しが悪く、意思疎通が
うまくいかないことが多々あります。そうした状況を打破するためには、
お互いが意識改革を行い、言葉遣いに注意することが大切です。
「ダイヤモンド・オンライン」(2010/01/06)◆断絶の2009年をリセットして、 チームの“つながり力”を再生しよう!
企業が未曾有の苦境に陥った2009年、続出した「ギスギス職場」では、コミュニケーションの断絶が問題視されました。
2010年、新たな気持ちで出直すためにも、チームの役割を再定義し、体制を整えることが大切です。
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/03/17)この閉塞感はどうにもならないのか? 組織の成果を最大化する人事制度とは
不機嫌な職場の大きな原因は、やはり「成果主義」によるチームの“ギス
ギス化”です。そこに決定的に足りないのは、「周囲に貢献する気持ち」
です。本当に理想的な人事制度とは、どんなものなのでしょうか?
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/04/19)【3分間ドラッカー 「経営学の巨人」の名言・至言】「世界のモデルたりうる日本」 人の流動化を実現し人を大切にする社会
「日本は、働く人が動かないようにすることによって、歴史上類のない
成功を収めた」。それが終身雇用制だった。ドラッカーは、終身雇用制の
メリットとして人と人の絆を重視した。
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/05/12)日本社会はなぜ「解雇規制緩和論」を受け入れようとしないのか ~大竹文雄・大阪大学教授に聞く(下)
規制が強い閉鎖的経済は、市場の内側にいる既得権者と外にいる弱者を
隔て格差を広げる。日本がその典型であり、有効な改革は非正規雇用の
規制ではなく、正社員の既得権を剥ぐことだと大竹教授は指摘する。
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/08/03)【なぜ職場で人が育たなくなったのか】そもそも、あなたの会社では どんな人材を求めているのですか? ~多様な人材によって職場は活性化し、パフォーマンスは上がる
会社は若手に、いかなる成長を期待しているのか。また、それは「一つの
モノサシ」で計られるべきものなのか。もっと言えば、「一つのモノサシ」
で計り続けた結果、職場は人が育ちにくい環境になってしまったのではないでしょうか。
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2013/03/13) 【橘玲の日々刻々】日本は,政府や自治体が「ブラック企業」化している
サービス残業というのは,就業時間外に働いたにもかかわらず残業代が支払われないことで,労働基準法では明確に禁じられています.
それにもかかわらず,日本ではサービス残業が常態化しているとしばしば指摘されます.
「法治国家」であるはずなのに,なぜ違法状態が野放しになっているのでしょうか?
「ダイヤモンド・オンライン」◆(2013/04/12) 【岸博幸のクリエイティブ国富論】「解雇規制緩和」を巡る誤解
“金銭解雇を容認”という報道や,民主党議員が国“金銭解雇を認めるのはけしからん”と叫んだりしていますが,これには明らかに誤解があります.
「東洋経済オンライン」■(2013/04/08) マニュアルで教えられないことをどう教えるか
OJTの失敗を,「若者に粘り強さが足りない」といった感覚的なもののせいにしていないだろうか.
これでは,よりよいOJTの方法について,特段の工夫がされないまま,せっかくの人材が埋もれてしまう.
【質問】 派遣会社で働いているのですが,産休はとれますか?
【回答】
派遣会社の産休・育児休業を扱っている部署,および派遣先に出産予定日を伝えて,いつまで雇用契約があればよいか確認し,それまで契約を更新してもらうように努力してください.
その職場で出産予定日の前日までに一年間以上雇用されていたのであれば,育児休業も取れます.
その期間は,厚生年金と健康保険料が免除されますし給付金が出ます.
なお,妊娠中に会社を辞めるように促したりする事は,男女雇用機会均等法第8条で禁止されています.
【追記】
産休が申請できる期間についても確認してみました。
「派遣社員も正社員と同様に、産前6週間、産後8週間の出産休暇を取ることができます。 」
「出産休暇中とその後30日間の解雇は違法です。」
きっちり休暇後30日で解雇されたら笑うしかない!
(蓮華。S by mail,2009年08月11日 19時35分)
【質問】 2009年現在,育児と仕事を女性が楽に両立できるための条件は,どんなことでしょうか?
主に会社の環境?
【回答】
日本一働く女性の環境が恵まれている会社(もちろん外資)に,旦那共々勤務していた人も、子育ての裏舞台を聞くと壮絶でした。
小学校あがってからは一息ついたようでしたが。
稀にいる壮絶じゃない人は、本人も高給とりで、だんなが労働時間が短く,高給取りの安定職種で,家事が上手く,子育てを半分以上請け負ってくれる場合、ですかね。
あとは女性側の親と同居とか近所とか。
また、自分の母親が専業主婦だと,その影響は強いのではないでしょうか?
男性の側が抜本的に改革されないと,どうにもならないだろうなあ(中略)と感じます。
(赤の9番 in mixi,2010年01月10日 14:39)
【質問】 日本企業では,なぜ業績主義が減点主義に変化(へんげ)しやすいのか?
【回答】
大森彌によれば,日本的な大部屋主義では個々の業績判断は難しく、評価は必然的に「減点主義(何か重大なトラブルを起こしたかどうか)」にならざるを得ないためだという.
なぜならば,日本型組織では従業員のスクリーニングは採用時に概ね実施済みであって,問われるのは何よりも協調性、ストレス耐性(平たく言えば人柄)であり、場の空気を読む力、周囲の気持ちを察する力(平たく言えば思いやりの能力)であるからだという.
したがって,日本の組織の力の源泉は集団組織力のパワーであり、言うならば日本では「三人よれば文殊の知恵」が何よりも重視されるのであって、自分だけ突出して周囲との協調性を欠く人物は集団の力を殺ぐ「お邪魔虫」として忌避されるのである,と述べられている.
【質問】 売り上げが横ばいなのに,社員の年棒が上昇するのは何故なのでしょうか?
【回答】
「砂漠に水」,2006年11月06日付
http://archive.mag2.com/0000135791/index.html
によれば,家族手当とか役職手当を組み込むといった,「日本人は絶対に情を上積みするから確実に上がる」のだという.
しかもそれらを組み込んでも,喜ばれるのは最初の3ヶ月だけであって,次第に,それがが基本給だと勘違いをして,なんの手当もないと思い込むという.
それよりは勘定科目を細かくして,手当てを上積みした方が喜ばれるという.
(カットしろとは言っていないことに注意)
詳しくは同メール・マガジンを参照されたし.
【質問】 自分の収入を時給換算で考えることは重要か?
詳しくは同メール・マガジンを参照されたし.
私見だが,そもそもそうした自分自身の収入の時給換算は,もっと効率を高めたいときに活用すべき数字であり,ゼロはいかに効率を高めようとしてもゼロにしかならない.
【質問】 従業者が自腹を切るのは,あらゆる業界で普通にありえること?
それとも自衛隊など一部だけ?
■ほとんどの社長は気づいちゃいないと思いますが,
多くの社員はなんらかの原因で負担をしています.
そう,だれにも言えない自分のミスを隠すために.
とのこと.
その理由として,
腰掛けくらいにしか思っていない社員は,
自ら負担をするようなことはありません.
でも,定年まで勤め上げようとするマジメな社員は,
自分に非がないとしても隠れて負担をするはずです.
ということを挙げている.
要するに業種の問題ではなく,従業者の姿勢の問題なのだという.
その上で,同メール・マガジンは以下のように指摘している.
それがいいか悪いかの問題ではありません.
それに気づいてあげないと社員は潰れます.
詳しくは同メール・マガジンを参照されたし.
なお,情報の信頼性についてだが,クロス・チェックするだけの材料が不足しており,不明.
【質問】 過労死はどうしてなくならないのですか?
【回答】
http://www.bk1.jp/review/0000477957
によれば,労働時間、要すれば「使用者の指揮命令に拘束される時間」を巡る実定法と判例法理が、使用者側に有利に設定されているためだという.
そこでは、「総合的に業務を遂行する上で不可欠」といった理由で、個別の「使用者」の指揮命令や就業規則の設定・変更が正当化されてきた歴史があるという.
そしてそれが結局,死に至る程の長時間労働を生み出しているだと述べられている.
詳しくは同ページを参照されたし.
【質問】 就業規則は細かければ細かいほどいいのか?
何かをやるときは良いことばかり考えているけれど,反対のことも考えないといけません.
と,同メルマガでは忠告している.
【質問】 パワハラにはどう対処すればいいですか?
【回答】
「砂漠に水」,2006年11月28日付
http://blog.mag2.com/m/log/0000135791/
によれば,裁判などは下策であり,縁を切ってお金に換えることにしかならず,噂も伝播するため,次の就職先はきっと見つからないだろうという.
それよりは,嫌な上司の頭の中に,部下と共通の不安を植え込めばいいという.
なぜなら来月の手形が落ちるかどうか心配する会社に,イジメるヒマはないからだという.
詳しくは同メール・マガジンを参照されたし.
ただし,
来月の手形が落ちるかどうか心配する会社に,イジメるヒマはない
というのは,あくまで一般論であって,心配を非合理な手法で解決しようとする阿呆もいるので要注意.
【質問】 長期雇用・年功賃金のメリットとデメリットは何ですか?
長期雇用・年功賃金は、教育訓練のインセンティブの増加、企業特殊的な人的資本の形成や人的投資の回収、信頼関係を軸としたインフォーマルなネットワークによる効率的な意思決定や実行等のメリットを有すると同時に、人件費の固定費化、転職コストの上昇という労使双方のデメリットを持つ。
という.
また,能力給制度に比べて,従業者のモチベーションが上がりにくいというデメリットも,よく指摘されるところ.
【質問】 終身雇用は何故なくならないのですか?
【回答】
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20091219
によれば,
(1) 企業にとっては,“仕事のやり方”ではなく、“我が社のやり方”を知っている社員が望ましい
(2) 長期雇用を前提にすると、社員と企業の間で、複数年の「貸し借り」が可能になる
(3) 継続維持よりコストがかかる新規獲得を避け続けた結果,日本の労働市場では中途人材の新規獲得コストが異常に高くなり(=高品質人材の中途採用市場が整備されないままとなり)、企業は今更方針を変えられなくなってしまっている。
のが要因だという.
詳しくは同ブログを参照されたし.
【質問】 ワークシェアリングは,製造業なんかのブルーカラーか,土建屋なんかのブラックカラーなんかが主体?
営業とか事務のホワイトカラーの仕事は,担当取引先とか個人個人で決まっていて,他人には任せられないことが多いよね?
【回答】
no.
日本の製造業は欧米型の大味な作りではない.
無能なホワイトカラーはそうじて丸投げ型で無能.
事務仕事なんて一時の混乱はあれども,所詮はルーティンだから変わりはいるが、親会社の高い品質と低コストに答える事の可能な,マイスター化している生産技術者の代わりなんていないぞ。
現場の熟練や技術水準を低く設定した製品開発に移行するなら方針なら別だか、今まで優秀な下請けにオンブに抱っこしてきた企業に,まともな戦略なんて無理無理。
三菱自動車みたいにに,単純で凡庸でなんの魅力のない製品出して自滅するだけよ。
あれはホワイトカラー中心の物作りの失敗例の最たる例だな。
【質問】 自分の年金を払ってくれる子供がいない人達に,年金を支給する必要があるの?
今の年金というのは老後に向けて積み立てている訳ではなく,現在の年金受給者に支払っている。
つまり親の年金を子供が払っているに過ぎない。
子供を産み育てるという生物全てが行う行為をせず,経済的な負担もせずに年金を貰うのは,虫が良すぎると思うのだけど。
【回答】
そもそ も世代間扶養という制度が,受給者負担の概念と相性が悪いので、それを用いて裁定するところに無理があるのでしょう。
早い話.風俗で働くお母さんの子供は、複数の来店客の出費で養われているとすれば、来店客がたとえ独身でも、子供の養育に貢献していることになる。
インフラの整備に関わっていれば,何らかの貢献は有得たと判断できる。
ただ、その貢献の度合いを数量化して受給関係を明らかにするのは、まず不可能なので、年金はあくまでも保険と考えるべきものだったのです。
世代間扶養ではなく、同世代間の老後の保障として規定すべきものだったと思う。
世代間扶養なんてものは、個々の家庭の私的な営みであって、そもそも国が関与するようなものではなかったということでしょう。
【質問】 国民年金の未納率が高いと,国民年金は破綻するのか?
【回答】
細野真宏によれば,積立なかった人や積立忘れた人には年金は支払われないというシステムなので,国民年金は未納者が増えても痛くもなんともないという。
なぜなら,国民年金はもともと,厚生年金でも共済年金でもカバーされない自営業者らに向けた,追加サービス的に提供された保険システムであり,基本は個人の貯金と同じだからだという.
つまり,テレビマスコミを中心に大量発信された,「国民年金の未納率がこんなに高い。このままでは『国民』年金は破綻する」などというのはデマといって良いだろう.