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大谷松子の創設した大谷バレエスクールは、大谷春子と婿養子である大谷高の夫婦によって運営され、娘のさくら、夏子、百合の三姉妹も、そこで幼少からバレエを学んでいた。三姉妹の兄である澄夫は、弁護士になるべく司法修習生として地道に勉強をしていた。ある日、春子が誕生日を迎えるというので朝から皆が喜んでいるとき、不審な男が外から大谷家を覗いていた。その男はたちまちにして警察に逮捕されたが、のちに石田シュンジから電話がかかってくる。春子の誕生日は、同時に春子の兄一郎が、大谷ユウサクの妾を殺害した日であり、その妾の息子が、ほかならぬ石田であった。一方、不審者として連行され、のち警察からなんとか出てきた不審な男は、その大谷ユウサクの妾を殺害し、二十五年間逃亡し続けていた一郎だった。一郎は、時効を迎えたことで人の目を気にしないで生きていくことができるようになったと豪語し、大谷家に居候のみになる。だが、たちまちにして石田にそそのかされ、大谷家の子息として遺産を請求し、のちに大谷家と大喧嘩をする。その際、春子を突き飛ばし、鏡に頭を思い切り打ちつけ、気を失い救急車で運ばれることになった。ここから、24年間幸せな生活をしてきた大谷家の、不幸の連鎖が始まることになる。
最終更新:2021年05月27日 10:10