「その声は・・・!?関東戦線異状アリ!!」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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**423:その声は・・・!?関東戦線異状アリ!! ◆PN..QihBhI
★あらすじ(CV.八奈見乗児 ※BGM付き)★
『ルフィと別れてから・・・
禁止エリアとも知らずに、千葉方面に向かった一行は・・・』
「・・・(悟空を背負ってヤムチャが歩いてゆく)」
「ぜぇっ、ぜぇっ・・・も"う"い"や"だぁぁ(その後ろに疲労困憊の洋一)」
『・・・そのまま境界線を踏み越え、三名揃って爆死する寸前に、
首輪の警告音に気付いて、間一髪で東京エリア内に逃れた』
(悲鳴。警告音に慌てふためくヤムチャと洋一)
『・・・その後、悟空が目覚めるまで待機、と方針を決定。
千葉エリアとの境界付近にあった廃屋で、休息を取っていた』
「ふう・・・(ベッドに悟空を寝かせ、ヤムチャは額の汗を腕で拭う)」
『だが・・・放送で、ピッコロの死亡が明らかになり、
ヤムチャはDB計画(※)の破綻を知った・・・』
※ドラゴンボール計画の略。ドラゴンボールでロワそのものを無かった事にする作戦。
『―――どうする、ヤムチャ!?』
「な、なにー!(両手を挙げて驚くヤムチャ。ショックに顔が引き攣っている)」
『―――そして、悟空は一体、いつ目覚めるのか・・・!?(ジャジャ~~ン!)』
「zzz・・・(悟空の寝顔がアップになる)」
パカポン! チャッチャラッ!
★ 其之四百二十三 その声は・・・!?関東戦線異状アリ!! ★
チャ~ラチャチャチャラ~ラ チャラララ~ッ♪ ※うろ覚え。
ピッコロが、死んだ。
ヤムチャは椅子の上で頭を抱え込んでいた。
暗くて狭い部屋の中で、悟空と洋一の鼾が地鳴りの様に響き渡っている。
(な、なんて事だ~!
まさか、肝心のピッコロが死んじまうとは・・・
悟空と再会出来たのに、これじゃあ意味ねえじゃねえか!
ブルマ、クリリン。オ、オレはどうしたらいいんだ?)
信じられなかった。
あの凶悪なまでに強かったピッコロが、命を落としたという事実が。
信じたくなかった。
皆を救う計画が、水泡に帰したという現実を。
ピッコロの死は、ドラゴンボールを生み出した『神』の死と同義だった。
つまり、これでドラゴンボールは使用不可となってしまった。
即ち、死んだ者はもう二度と、生き返らない。
(せっかく世直しマンというヤツを倒して、
やった!久々の活躍だ~とか思ってたのに・・・い、いやそんな事はどうでもいい。
これじゃあオレは、ただの人殺しになってしまう!
それに死んだ皆も、犬死にっつー事に!?)
(そもそもこの作戦、最初から無理があったんじゃねえか?
仮にピッコロが優勝しても、おめおめとあの主催者達が、
ドラゴンボールを使わせてくれると思うか?
ヤツらの中にはフリーザも居るんだぞ・・・)
(かと言ってどうする?
この状況で、皆が助かる道があるのか?)
縋る様に、助けを求める様にヤムチャは顔を上げた。
目の前のベッドでは、悟空が豪快な鼾を掻いて爆睡していた。
因みにもう一人の鼾の主、洋一は部屋の隅で縮こまる様にして眠っている。
(無理だ。もう、いくら悟空でも)
歯の根が噛み合わない。
かつてない恐怖と、絶望にヤムチャは震えていた。
(死にたくない。オレは死にたくない。なら・・・)
そこまで考えて、ごくり、と生唾を飲み込む。
何かに吸い寄せられる様に、ヤムチャは席を立っていた。
無邪気な寝顔、無防備な姿で眠る悟空を見下ろす。
(あんなに強かったピッコロは死んで、悟空もこの有様だ。
残りは30人足らず。これなら、オレでもひょっとして?)
優勝。一瞬、その二文字が脳裏を過ぎった。
そうだ、自分は地球人最強の男になった。後はこの宇宙最強の男さえいなければ。
(なんてな・・・)
力が抜けた様に、ヤムチャは椅子に腰を下ろす。
確かに命は惜しい。それは誰だってそうだろう。
だが、それで全てを割り切れる程、ヤムチャは非情にはなれなかった。
そのままヤムチャは、眠る悟空を眺めていた。
少年の頃から変わらない、無垢な寝顔。
殺戮の舞台にそぐわない、能天気な鼾。
知らず、頬が緩んでいた。
孫悟空。この男に自分は、いや地球は一体何度救われたのだろう。
全ての命を背負い、どんな巨悪にも果敢に立ち向かってゆくその勇姿は、
例え悟空自身が、誰にも知られる事なく、何一つ報われてなくとも、
しっかりと、ヤムチャの目に焼きついていた。
悟空。
いつからだろう。
気が付けば、オレはお前の背中ばかり見ていた。
出会った頃は、殆ど互角の強さだったのに。
オレだって、オレなりに一生懸命修行したつもりだったのに。
お前はどんどん強くなって、何時の間にか遠くに行ってしまった。
オレは、お前が羨ましかった。
皆に頼られて、戦いの度に大活躍するお前がな。
オレはいつも何の役にも立てずに、お前に助けて貰ってばかりで、
でも、何時の間にかそれが、悔しいとも思わなくなっていたよ。
だから、またお前に頼って良いかな。
確かに今は、暗い未来しか見えないけれど、
思えばそんな事は、今まで何度もあったもんな。
そう。
どんな強敵にも、お前は勝ってきた。
どんな逆境にも、お前は負けなかった。
だからオレは、今の絶望なんかよりも、お前の力を信じたいと思う。
悟空。
今は、ゆっくり眠ってくれ。
せめて今は、オレがお前を守ろう。
お前が目覚めるまでは、命を懸けてもな。
拳で、パンッともう片方の掌を打つ。
決意を新たにして、心が軽くなった様な気分だ。
かわりに瞼が重くなってくる。あ、おおいそれはダメだろ、ああ・・・
「そうさ、悟空。お前なら・・・きっと・・・zzz」
★ ★
「以上で、ヤムチャ他2名の報告を終わります(あれ?こいつ寝てね?)」
「では兵士Aに変わり、この兵士Bが報告させて頂きます。
ルフィ、ルキア、空条承太郎、雷電のグループについてであります。
こちらも今後の方針を巡り、議論が紛糾しました」
「(省略)」
「さて、兵士の皆さん。ご報告ご苦労様でした。
中々有益な情報でしたよ。引き続き任務に励んで下さいね」
「「「はっ」」」
「おっと、お待ちなさい。
そうそう、折角の機会なので、他愛の無い余興を考えていた所だったのです。
ああ、楽にして下さいね。何も取って食べたりはしませんから。ふふふ」
「?」「?」「?」
「さて、ゲームもいよいよ終盤です。
そこでですね。ずっと私達と共に成り行きを見守ってこられた皆さんに、
ズバリ、優勝者を予想して頂きたかったのですよ」
「はあ」
「なあに、詰まらない理由です。
バーンさんやハーデスさんとお話しする際に、
少し知ったかぶりをしたいという、私のささやかな虚栄心です。
では早速、兵士Aさんから、お願いしますかね」
「はっ。はい、う~む。
ほ、本官も現在の情勢を全て把握している訳ではありませぬが、
やはりエントリーナンバー○○」
「ほう。『悪の帝王』、ディオ・ブランドーですね」
「はっ」
「では、根拠を述べてみなさい」
「は、はい。ここに至り、殆どの参加者が無傷ではいられぬ中で、
ヤツは未だに万全に近い状態をキープしております。
そして、いざ戦いとなれば、『世界(時を止める能力)』がとにかく強力無比。
嵌ってしまえば、どんな猛者もイチコロでしょう。
その上『気化冷凍法』を習得し、やや不安のあった肉弾戦も磐石になりました。
更に回復能力も兼ね備え、『吸血姫AYA』というパートナーも健在。
以上の観点から、現状では死角を探す方が難しいとさえ」
「ふうむ、まあ大本命でしょうねえ。
ここまでの戦運びは、流石に帝王の面目躍如といったところでしょうか。
衆愚共を虜にするあの悪のカリスマっぷりなど、私も肖りたい位ですよ」
「とは言え、そもそも天が地を跪かせるのに、
上っ面の虚飾や、廻りくどいだけの美辞麗句など要らざる代物なのですがねえ。
真の王たる者は、ただシンプルに、絶対的にして普遍的な“力”が在れば良いのです。
それが日の下から逃げ出したあの井の中の蛙に、果たして何処まで分かっている事やら。
フフ、あんな眩しいだけの天体の一つや二つ、私の手にかかれば。
おっと失礼。この様な事を言っては、またバーンさんに叱られてしまいますね。
ふむ、予想としては上出来でしたよ。誉めて差し上げます、兵士Aさん」
「恐れ入ります」
★
「では続いて兵士Bさん。
優勝候補NO1はDIOとして、対抗馬は?」
「はっ。それでは本官は、エントリーナンバー○○」
「成る程、友情マンですね。してその心は?」
「ヤツを一言で称するなら、知勇兼備という表現が最も相応しいでしょう。
人心掌握術に長ける一方で、内面では明確に優勝を目指す意志を秘めており、
いざとなれば自らの手を汚す事も厭いません。高い戦闘力を持ちながらそれを隠し、
周到に切り札を集めてきた点も、何れまた生きてくる筈です」
「ふむ、『偽りの友情』か。
先述のカリスマの様なものとは、正に対極の恐ろしさですねえ。
しかし一方で勘の良い方達は、彼の欺瞞に気付きつつあるようです。
往々にして策士、策に溺れるもの。野心があるのは結構ですが、
それを逆手に取られない事が、今後の課題とでも言っておきましょう」
「はっ」
★
「では続いて兵士Cさん。どうでしょう」
「はっ、エントリーナンバー○○。やはり『宇宙最強の男』を」
「ふん、ソンゴクウか」
「ルフィに敗れたとは言え、戦闘力ではやはり随一の存在でしょう。
サイヤ人が持つという優れた戦闘センスも侮れません。
そして、サイヤ人と言えばかの伝説の」
「『伝説のスーパーサイヤ人』、ですね」
「はっ。今後、大きくパワーアップを果たす者が居るとすれば、
やはり、あの男を置いて他なりませぬと」
「兵士C」
「はっ」
「二度と言うな。私は下らない御伽噺は嫌いなのです」
「はっ」
★
「さて、気を取り直して、兵士Dさん。
そうですね、女性では如何でしょうか?」
「はっ、然らばエントリーナンバー○○。津村斗貴子を」
「ほう、『錬金の戦乙女』ですか。これは少々意外ですね」
「はっ。確かに過程を顧みれば、ここぞという時の決断力に欠け、
迷走に迷走を重ねてきた感は否めないでしょう。
しかし、前クールにて、『DB計画』という名の旗の下に、
遂に参加者の殺害を成し遂げたと聞き及んでおります。
大義名分を得て、信念を確固たるものに昇華させた今ならば、
遺憾無く戦士としての本領を発揮出来るのではと」
「そうですね。確かにその筈でした。先程まではね」
「は?」
「(ひそひそ)おい兵士D。
『DB計画』の前提であったピッコロは、もう死んでいるぞ」
「はっ?ま、まさかあのピッコロが?
となれば、津村はまたしても旗印を失ったのか」
「(ひそひそ)うむ。その後の情報はまだ本官にも届いていないが」
「まあ、良いでしょう。
そんな経緯も含めて、注目したい人物の一人には違いありませんからね。
それにしてもホホホ、まったくあれだけの大言を吐いておいて、
彼女は一体、どう始末をつけるつもりなのでしょうねえ。
泣き叫ぶのか、堕ちるのか、開き直るか、或いは発狂か。
果たしてどの様な醜態を晒して貰えるのか、精々楽しみにしてやりましょう」
「はっ」
★
「では次で最後にしましょうか。兵士Eさん、良い予想を期待していますよ」
「はっ、それでは、エントリーナンバー○○」
「ん?ドナタでしたでしょうかね」
「はっ。『微かな希望』、仙道彰であります」
「仙道?」
「はっ」
「フッ、ウフフフ、あまり笑えない冗談ですねえ。
まあ、豪く彼を買っていた方が居たのは何となく覚えてはいますが、
資料によれば、戦闘能力たったの“5”のゴミではありませんか。
生き長らえているのは単に、パートナーや配置などの僥倖に恵まれただけです。
バスケットマンだか何だか知りませんが、血に飢えた魔獣らの徘徊するこの大地では、
彼の命など、殺害ランキングの肥やし程度の価値にしかなりませんよ」
「(`ε')お言葉ですがフリーザ様」
「む?」
「それでも本官は思うのです。それでも仙道なら」
「ほうほう、仙道なら?」
「―――仙道ならきっと何とかしてくれるのでは、と」
「つまみ出せ」
「はっ」
★
「フッ、フリーザ様」
「今度はどうしたのですか?兵士A」
「あの男が、つ、遂に」
★ ★
誰かが、呼んでいる。
「ごぉぉくぅぅうウウウウウウーーーーッッッッ!!!」
その声は、
友の声に似ていた。クリリン、そしてルフィ。
うっすらと甦る記憶に、ほんのりと胸が熱くなった。
「楽しかったよ。お前と一緒にやってきた人生。
もし叶うなら、生まれ変わっても……また、会おうな。
だってお前は、オレの、一番の………」
その声は、
自分の声に似ていた。だが自分であって、自分ではない何か。
分からないまま、ただ心が痛んだ。
「いいですね、それ。『死んだり死なせたり』…ほほほほ……
貴方達虫けらにぴったりの言葉ですよ」
その声は、
流れる血潮をささくれさせる。
初めて聞くはずの声に、言い知れぬ宿命を感じていた。
「そうさ、悟空。お前なら・・・きっと・・・」
その声は、
仲間の声に似ていた。
懐かしさが溢れ、何かが引き戻されてゆく気がした。
★ ★
目が覚めた。
いや。何かが、ヤムチャを眠りから覚まさせた。
暗闇に気配を感じた。誰かが、目の前に立っている。
開いた窓から風が吹き込んで、カーテンが僅かに揺れた。
月光が差し込み、佇む者の姿が照らし出される。
一度目を擦り、ヤムチャはその名を呼んだ。
「ご、悟空、なのか?」
轟音。不意に、部屋を突風が突き抜けていった。
カーテンが捲き上げられ、家が軋み、揺れた。
ヤムチャは動転して顔を腕で庇う。
再び、廃屋が静寂に包まれた。
恐る恐る腕を退けると、男は何事も無かった様にただ佇んでいた。
やがて男の手が挙がり、あっけらかんとした声が響いた。
「よっ、ヤムチャ」
その声は、
他でもない孫悟空の声。
いつもの屈託の無い笑顔が、顔に浮かんでいた。
それが引き金だった。ヤムチャの中で、感情が爆発する。
叫び、歓喜に打ち震えながら、その男、悟空のもとに駆け寄った。
その後、悟空は「ルフィと合流して、フリーザ達を倒すぞ」と言った。
勝てる、勝てるぞ。
湧き上がる確信を、ヤムチャは疑わなかった。
★ ★
『―――遂に、悟空が目覚めた・・・』
「悟空だヒャッホウ!」
『―――歓びに沸くヤムチャ』
「はいはい空気空気・・・むにゃ」
『―――尚も眠り続ける洋一』
『―――そして・・・』
「スーパーサイヤ人、か」
「フリーザ様?」
「・・・・・」
『―――果たして悟空達は、主催者を倒す事が出来るのか・・・。
そして、伝説のスーパーサイヤ人とは、一体・・・!?』
★つづく★
&color(#99DDDD){【東京都/千葉県との境界線付近の廃屋/二日目・夜中】}
&color(#99DDDD){【孫悟空@DRAGON BALL】 }
&color(#99DDDD){[状態]:顎骨を負傷、出血多量、各部位裂傷、疲労・ダメージ大。空腹でまともに動けない}
&color(#99DDDD){ ルフィと戦った事は覚えているが、他は不明}
&color(#99DDDD){[装備]:サイヤ人用硬質ラバー製戦闘ジャケット@DRAGON BALL}
&color(#99DDDD){[道具]:荷物一式(食料無し、水残り半分)、ボールペン数本、禁鞭@封神演義 }
&color(#99DDDD){[思考]1:ルフィと合流し、主催者を倒す(ご飯を食べてから?)}
&color(#99DDDD){【追手内洋一@とっても!ラッキーマン】 }
&color(#99DDDD){[状態]:睡眠、右腕骨折、全身数箇所に火傷、左ふくらはぎに銃創、背中打撲、重度の疲労}
&color(#99DDDD){ 鼻が折れた、左腕に擦り傷、額が削れた、口の中が痛い、空腹、軽度の鬱状態}
&color(#99DDDD){[装備]:脇差 }
&color(#99DDDD){[道具]:荷物一式×2(食料3食分消費)}
&color(#99DDDD){[思考]:1.ヤムチャと、孫悟空を警戒(こいつら怖いよー!)}
&color(#99DDDD){ 2.ヤムチャの手伝いをする(戦いたくねー!疲れた!もう何もかも嫌だー!) }
&color(#99DDDD){ 3.ラッキーマンに変身して参加者を殺す(だから らっきょ欲しくねー!)}
&color(#99DDDD){ 4.死にたくない。そのためなら人殺しも厭わない。}
&color(#99DDDD){ (でも、結局おれが殺される側になるんだろうな・・・)}
&color(#99DDDD){【ヤムチャ@DRAGON BALL】 }
&color(#99DDDD){[状態]:右小指喪失、左耳喪失、左脇腹に創傷(全て治療済み) }
&color(#99DDDD){ 超神水克服(力が限界まで引き出される)、パンツ姿}
&color(#99DDDD){[道具]:荷物一式×2(伊達と桃白白のもの)、一日分の食料(2食消費)バスケットボール@SLAM DUNK }
&color(#99DDDD){ 濡れた服(洗濯済み)}
&color(#99DDDD){[思考]:1.悟空を信じる。}
&color(#99DDDD){ 2.ドラゴンボール計画は諦めた。}
&color(#99DDDD){【フリーザ&兵士達@主催者】}
&color(#99DDDD){[状態]時間や管理体制、場所等「全て不明」。}
&color(#99DDDD){ 演出上そう見せてはいますが、兵士達はその場で監視しながら、}
&color(#99DDDD){ リアルタイムで報告しているとは「限りません」。}
&color(#99DDDD){ 予想で名前が出たキャラも、既に死亡している可能性があります。}
*時系列順で読む
Back:[[命の炎 前編]] Next:[[見えない未来へ]]
*投下順で読む
Back:[[Monochrome]] Next:[[見えない未来へ]]
|417:[[「放送前のちょっとした出来事(前編)」]]|孫悟空|434:[[]]|
|417:[[「放送前のちょっとした出来事(前編)」]]|追手内洋一|434:[[]]|
|417:[[「放送前のちょっとした出来事(前編)」]]|ヤムチャ|434:[[]]|
**423:その声は・・・!?関東戦線異状アリ!! ◆PN..QihBhI
★あらすじ(CV.八奈見乗児 ※BGM付き)★
『ルフィと別れてから・・・
禁止エリアとも知らずに、千葉方面に向かった一行は・・・』
「・・・(悟空を背負って[[ヤムチャ]]が歩いてゆく)」
「ぜぇっ、ぜぇっ・・・も"う"い"や"だぁぁ(その後ろに疲労困憊の洋一)」
『・・・そのまま境界線を踏み越え、三名揃って爆死する寸前に、
首輪の警告音に気付いて、間一髪で東京エリア内に逃れた』
(悲鳴。警告音に慌てふためく[[ヤムチャ]]と洋一)
『・・・その後、悟空が目覚めるまで待機、と方針を決定。
千葉エリアとの境界付近にあった廃屋で、休息を取っていた』
「ふう・・・(ベッドに悟空を寝かせ、[[ヤムチャ]]は額の汗を腕で拭う)」
『だが・・・放送で、[[ピッコロ]]の死亡が明らかになり、
[[ヤムチャ]]はDB計画(※)の破綻を知った・・・』
※ドラゴンボール計画の略。ドラゴンボールでロワそのものを無かった事にする作戦。
『―――どうする、[[ヤムチャ]]!?』
「な、なにー!(両手を挙げて驚く[[ヤムチャ]]。ショックに顔が引き攣っている)」
『―――そして、悟空は一体、いつ目覚めるのか・・・!?(ジャジャ~~ン!)』
「zzz・・・(悟空の寝顔がアップになる)」
パカポン! チャッチャラッ!
★ 其之四百二十三 その声は・・・!?関東戦線異状アリ!! ★
チャ~ラチャチャチャラ~ラ チャラララ~ッ♪ ※うろ覚え。
[[ピッコロ]]が、死んだ。
[[ヤムチャ]]は椅子の上で頭を抱え込んでいた。
暗くて狭い部屋の中で、悟空と洋一の鼾が地鳴りの様に響き渡っている。
(な、なんて事だ~!
まさか、肝心の[[ピッコロ]]が死んじまうとは・・・
悟空と再会出来たのに、これじゃあ意味ねえじゃねえか!
[[ブルマ]]、[[クリリン]]。オ、オレはどうしたらいいんだ?)
信じられなかった。
あの凶悪なまでに強かった[[ピッコロ]]が、命を落としたという事実が。
信じたくなかった。
皆を救う計画が、水泡に帰したという現実を。
[[ピッコロ]]の死は、ドラゴンボールを生み出した『神』の死と同義だった。
つまり、これでドラゴンボールは使用不可となってしまった。
即ち、死んだ者はもう二度と、生き返らない。
(せっかく[[世直しマン]]というヤツを倒して、
やった!久々の活躍だ~とか思ってたのに・・・い、いやそんな事はどうでもいい。
これじゃあオレは、ただの人殺しになってしまう!
それに死んだ皆も、犬死にっつー事に!?)
(そもそもこの作戦、最初から無理があったんじゃねえか?
仮に[[ピッコロ]]が優勝しても、おめおめとあの主催者達が、
ドラゴンボールを使わせてくれると思うか?
ヤツらの中には[[フリーザ]]も居るんだぞ・・・)
(かと言ってどうする?
この状況で、皆が助かる道があるのか?)
縋る様に、助けを求める様に[[ヤムチャ]]は顔を上げた。
目の前のベッドでは、悟空が豪快な鼾を掻いて爆睡していた。
因みにもう一人の鼾の主、洋一は部屋の隅で縮こまる様にして眠っている。
(無理だ。もう、いくら悟空でも)
歯の根が噛み合わない。
かつてない恐怖と、絶望に[[ヤムチャ]]は震えていた。
(死にたくない。オレは死にたくない。なら・・・)
そこまで考えて、ごくり、と生唾を飲み込む。
何かに吸い寄せられる様に、[[ヤムチャ]]は席を立っていた。
無邪気な寝顔、無防備な姿で眠る悟空を見下ろす。
(あんなに強かった[[ピッコロ]]は死んで、悟空もこの有様だ。
残りは30人足らず。これなら、オレでもひょっとして?)
優勝。一瞬、その二文字が脳裏を過ぎった。
そうだ、自分は地球人最強の男になった。後はこの宇宙最強の男さえいなければ。
(なんてな・・・)
力が抜けた様に、[[ヤムチャ]]は椅子に腰を下ろす。
確かに命は惜しい。それは誰だってそうだろう。
だが、それで全てを割り切れる程、[[ヤムチャ]]は非情にはなれなかった。
そのまま[[ヤムチャ]]は、眠る悟空を眺めていた。
少年の頃から変わらない、無垢な寝顔。
殺戮の舞台にそぐわない、能天気な鼾。
知らず、頬が緩んでいた。
[[孫悟空]]。この男に自分は、いや地球は一体何度救われたのだろう。
全ての命を背負い、どんな巨悪にも果敢に立ち向かってゆくその勇姿は、
例え悟空自身が、誰にも知られる事なく、何一つ報われてなくとも、
しっかりと、[[ヤムチャ]]の目に焼きついていた。
悟空。
いつからだろう。
気が付けば、オレはお前の背中ばかり見ていた。
出会った頃は、殆ど互角の強さだったのに。
オレだって、オレなりに一生懸命修行したつもりだったのに。
お前はどんどん強くなって、何時の間にか遠くに行ってしまった。
オレは、お前が羨ましかった。
皆に頼られて、戦いの度に大活躍するお前がな。
オレはいつも何の役にも立てずに、お前に助けて貰ってばかりで、
でも、何時の間にかそれが、悔しいとも思わなくなっていたよ。
だから、またお前に頼って良いかな。
確かに今は、暗い未来しか見えないけれど、
思えばそんな事は、今まで何度もあったもんな。
そう。
どんな強敵にも、お前は勝ってきた。
どんな逆境にも、お前は負けなかった。
だからオレは、今の絶望なんかよりも、お前の力を信じたいと思う。
悟空。
今は、ゆっくり眠ってくれ。
せめて今は、オレがお前を守ろう。
お前が目覚めるまでは、命を懸けてもな。
拳で、パンッともう片方の掌を打つ。
決意を新たにして、心が軽くなった様な気分だ。
かわりに瞼が重くなってくる。あ、おおいそれはダメだろ、ああ・・・
「そうさ、悟空。お前なら・・・きっと・・・zzz」
★ ★
「以上で、[[ヤムチャ]]他2名の報告を終わります(あれ?こいつ寝てね?)」
「では兵士Aに変わり、この兵士Bが報告させて頂きます。
ルフィ、ルキア、[[空条承太郎]]、雷電のグループについてであります。
こちらも今後の方針を巡り、議論が紛糾しました」
「(省略)」
「さて、兵士の皆さん。ご報告ご苦労様でした。
中々有益な情報でしたよ。引き続き任務に励んで下さいね」
「「「はっ」」」
「おっと、お待ちなさい。
そうそう、折角の機会なので、他愛の無い余興を考えていた所だったのです。
ああ、楽にして下さいね。何も取って食べたりはしませんから。ふふふ」
「?」「?」「?」
「さて、ゲームもいよいよ終盤です。
そこでですね。ずっと私達と共に成り行きを見守ってこられた皆さんに、
ズバリ、優勝者を予想して頂きたかったのですよ」
「はあ」
「なあに、詰まらない理由です。
バーンさんやハーデスさんとお話しする際に、
少し知ったかぶりをしたいという、私のささやかな虚栄心です。
では早速、兵士Aさんから、お願いしますかね」
「はっ。はい、う~む。
ほ、本官も現在の情勢を全て把握している訳ではありませぬが、
やはりエントリーナンバー○○」
「ほう。『悪の帝王』、ディオ・ブランドーですね」
「はっ」
「では、根拠を述べてみなさい」
「は、はい。ここに至り、殆どの参加者が無傷ではいられぬ中で、
ヤツは未だに万全に近い状態をキープしております。
そして、いざ戦いとなれば、『世界(時を止める能力)』がとにかく強力無比。
嵌ってしまえば、どんな猛者もイチコロでしょう。
その上『気化冷凍法』を習得し、やや不安のあった肉弾戦も磐石になりました。
更に回復能力も兼ね備え、『[[吸血姫AYA]]』というパートナーも健在。
以上の観点から、現状では死角を探す方が難しいとさえ」
「ふうむ、まあ大本命でしょうねえ。
ここまでの戦運びは、流石に帝王の面目躍如といったところでしょうか。
衆愚共を虜にするあの[[悪のカリスマ]]っぷりなど、私も肖りたい位ですよ」
「とは言え、そもそも天が地を跪かせるのに、
上っ面の虚飾や、廻りくどいだけの美辞麗句など要らざる代物なのですがねえ。
真の王たる者は、ただシンプルに、絶対的にして普遍的な“力”が在れば良いのです。
それが日の下から逃げ出したあの井の中の蛙に、果たして何処まで分かっている事やら。
フフ、あんな眩しいだけの天体の一つや二つ、私の手にかかれば。
おっと失礼。この様な事を言っては、またバーンさんに叱られてしまいますね。
ふむ、予想としては上出来でしたよ。誉めて差し上げます、兵士Aさん」
「恐れ入ります」
★
「では続いて兵士Bさん。
優勝候補NO1はDIOとして、対抗馬は?」
「はっ。それでは本官は、エントリーナンバー○○」
「成る程、[[友情マン]]ですね。してその心は?」
「ヤツを一言で称するなら、知勇兼備という表現が最も相応しいでしょう。
人心掌握術に長ける一方で、内面では明確に優勝を目指す意志を秘めており、
いざとなれば自らの手を汚す事も厭いません。高い戦闘力を持ちながらそれを隠し、
周到に[[切り札]]を集めてきた点も、何れまた生きてくる筈です」
「ふむ、『偽りの友情』か。
先述のカリスマの様なものとは、正に対極の恐ろしさですねえ。
しかし一方で勘の良い方達は、彼の欺瞞に気付きつつあるようです。
往々にして策士、策に溺れるもの。野心があるのは結構ですが、
それを逆手に取られない事が、今後の課題とでも言っておきましょう」
「はっ」
★
「では続いて兵士Cさん。どうでしょう」
「はっ、エントリーナンバー○○。やはり『宇宙最強の男』を」
「ふん、ソンゴクウか」
「ルフィに敗れたとは言え、戦闘力ではやはり随一の存在でしょう。
サイヤ人が持つという優れた戦闘センスも侮れません。
そして、サイヤ人と言えばかの伝説の」
「『伝説のスーパーサイヤ人』、ですね」
「はっ。今後、大きくパワーアップを果たす者が居るとすれば、
やはり、あの男を置いて他なりませぬと」
「兵士C」
「はっ」
「二度と言うな。私は下らない御伽噺は嫌いなのです」
「はっ」
★
「さて、気を取り直して、兵士Dさん。
そうですね、女性では如何でしょうか?」
「はっ、然らばエントリーナンバー○○。[[津村斗貴子]]を」
「ほう、『錬金の戦乙女』ですか。これは少々意外ですね」
「はっ。確かに過程を顧みれば、ここぞという時の決断力に欠け、
迷走に迷走を重ねてきた感は否めないでしょう。
しかし、前クールにて、『DB計画』という名の旗の下に、
遂に参加者の殺害を成し遂げたと聞き及んでおります。
大義名分を得て、信念を確固たるものに昇華させた今ならば、
遺憾無く戦士としての本領を発揮出来るのではと」
「そうですね。確かにその筈でした。先程まではね」
「は?」
「(ひそひそ)おい兵士D。
『DB計画』の前提であった[[ピッコロ]]は、もう死んでいるぞ」
「はっ?ま、まさかあの[[ピッコロ]]が?
となれば、津村はまたしても旗印を失ったのか」
「(ひそひそ)うむ。その後の情報はまだ本官にも届いていないが」
「まあ、良いでしょう。
そんな経緯も含めて、注目したい人物の一人には違いありませんからね。
それにしてもホホホ、まったくあれだけの大言を吐いておいて、
彼女は一体、どう始末をつけるつもりなのでしょうねえ。
泣き叫ぶのか、堕ちるのか、開き直るか、或いは発狂か。
果たしてどの様な醜態を晒して貰えるのか、精々楽しみにしてやりましょう」
「はっ」
★
「では次で最後にしましょうか。兵士Eさん、良い予想を期待していますよ」
「はっ、それでは、エントリーナンバー○○」
「ん?ドナタでしたでしょうかね」
「はっ。『[[微かな希望]]』、[[仙道彰]]であります」
「仙道?」
「はっ」
「フッ、ウフフフ、あまり笑えない冗談ですねえ。
まあ、豪く彼を買っていた方が居たのは何となく覚えてはいますが、
資料によれば、戦闘能力たったの“5”のゴミではありませんか。
生き長らえているのは単に、パートナーや配置などの僥倖に恵まれただけです。
バスケットマンだか何だか知りませんが、血に飢えた魔獣らの徘徊するこの大地では、
彼の命など、殺害ランキングの肥やし程度の価値にしかなりませんよ」
「(`ε')お言葉ですがフリーザ様」
「む?」
「それでも本官は思うのです。それでも仙道なら」
「ほうほう、仙道なら?」
「―――仙道ならきっと何とかしてくれるのでは、と」
「つまみ出せ」
「はっ」
★
「フッ、フリーザ様」
「今度はどうしたのですか?兵士A」
「あの男が、つ、遂に」
★ ★
誰かが、呼んでいる。
「ごぉぉくぅぅうウウウウウウーーーーッッッッ!!!」
その声は、
友の声に似ていた。[[クリリン]]、そしてルフィ。
うっすらと甦る記憶に、ほんのりと胸が熱くなった。
「楽しかったよ。お前と一緒にやってきた人生。
もし叶うなら、生まれ変わっても……また、会おうな。
だってお前は、オレの、一番の………」
その声は、
自分の声に似ていた。だが自分であって、自分ではない何か。
分からないまま、ただ心が痛んだ。
「いいですね、それ。『死んだり死なせたり』…ほほほほ……
貴方達虫けらにぴったりの言葉ですよ」
その声は、
流れる血潮をささくれさせる。
初めて聞くはずの声に、言い知れぬ宿命を感じていた。
「そうさ、悟空。お前なら・・・きっと・・・」
その声は、
仲間の声に似ていた。
懐かしさが溢れ、何かが引き戻されてゆく気がした。
★ ★
目が覚めた。
いや。何かが、[[ヤムチャ]]を眠りから覚まさせた。
暗闇に気配を感じた。誰かが、目の前に立っている。
開いた窓から風が吹き込んで、カーテンが僅かに揺れた。
月光が差し込み、佇む者の姿が照らし出される。
一度目を擦り、[[ヤムチャ]]はその名を呼んだ。
「ご、悟空、なのか?」
轟音。不意に、部屋を突風が突き抜けていった。
カーテンが捲き上げられ、家が軋み、揺れた。
[[ヤムチャ]]は動転して顔を腕で庇う。
再び、廃屋が静寂に包まれた。
恐る恐る腕を退けると、男は何事も無かった様にただ佇んでいた。
やがて男の手が挙がり、あっけらかんとした声が響いた。
「よっ、[[ヤムチャ]]」
その声は、
他でもない[[孫悟空]]の声。
いつもの屈託の無い笑顔が、顔に浮かんでいた。
それが引き金だった。[[ヤムチャ]]の中で、感情が爆発する。
叫び、歓喜に打ち震えながら、その男、悟空のもとに駆け寄った。
その後、悟空は「ルフィと合流して、[[フリーザ]]達を倒すぞ」と言った。
勝てる、勝てるぞ。
湧き上がる確信を、[[ヤムチャ]]は疑わなかった。
★ ★
『―――遂に、悟空が目覚めた・・・』
「悟空だヒャッホウ!」
『―――歓びに沸く[[ヤムチャ]]』
「はいはい空気空気・・・むにゃ」
『―――尚も眠り続ける洋一』
『―――そして・・・』
「スーパーサイヤ人、か」
「フリーザ様?」
「・・・・・」
『―――果たして悟空達は、主催者を倒す事が出来るのか・・・。
そして、伝説のスーパーサイヤ人とは、一体・・・!?』
★つづく★
&color(#99DDDD){【東京都/千葉県との境界線付近の廃屋/二日目・夜中】}
&color(#99DDDD){【孫悟空@DRAGON BALL】 }
&color(#99DDDD){[状態]:顎骨を負傷、出血多量、各部位裂傷、疲労・ダメージ大。空腹でまともに動けない}
&color(#99DDDD){ ルフィと戦った事は覚えているが、他は不明}
&color(#99DDDD){[装備]:サイヤ人用硬質ラバー製戦闘ジャケット@DRAGON BALL}
&color(#99DDDD){[道具]:荷物一式(食料無し、水残り半分)、ボールペン数本、禁鞭@封神演義 }
&color(#99DDDD){[思考]1:ルフィと合流し、主催者を倒す(ご飯を食べてから?)}
&color(#99DDDD){【追手内洋一@とっても!ラッキーマン】 }
&color(#99DDDD){[状態]:睡眠、右腕骨折、全身数箇所に火傷、左ふくらはぎに銃創、背中打撲、重度の疲労}
&color(#99DDDD){ 鼻が折れた、左腕に擦り傷、額が削れた、口の中が痛い、空腹、軽度の鬱状態}
&color(#99DDDD){[装備]:脇差 }
&color(#99DDDD){[道具]:荷物一式×2(食料3食分消費)}
&color(#99DDDD){[思考]:1.ヤムチャと、孫悟空を警戒(こいつら怖いよー!)}
&color(#99DDDD){ 2.ヤムチャの手伝いをする(戦いたくねー!疲れた!もう何もかも嫌だー!) }
&color(#99DDDD){ 3.ラッキーマンに変身して参加者を殺す(だから らっきょ欲しくねー!)}
&color(#99DDDD){ 4.死にたくない。そのためなら人殺しも厭わない。}
&color(#99DDDD){ (でも、結局おれが殺される側になるんだろうな・・・)}
&color(#99DDDD){【ヤムチャ@DRAGON BALL】 }
&color(#99DDDD){[状態]:右小指喪失、左耳喪失、左脇腹に創傷(全て治療済み) }
&color(#99DDDD){ 超神水克服(力が限界まで引き出される)、パンツ姿}
&color(#99DDDD){[道具]:荷物一式×2(伊達と桃白白のもの)、一日分の食料(2食消費)バスケットボール@SLAM DUNK }
&color(#99DDDD){ 濡れた服(洗濯済み)}
&color(#99DDDD){[思考]:1.悟空を信じる。}
&color(#99DDDD){ 2.ドラゴンボール計画は諦めた。}
&color(#99DDDD){【フリーザ&兵士達@主催者】}
&color(#99DDDD){[状態]時間や管理体制、場所等「全て不明」。}
&color(#99DDDD){ 演出上そう見せてはいますが、兵士達はその場で監視しながら、}
&color(#99DDDD){ リアルタイムで報告しているとは「限りません」。}
&color(#99DDDD){ 予想で名前が出たキャラも、既に死亡している可能性があります。}
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