~花~
虎「ねぇ置石。家(ログハウス)の周りに花壇作ろうと思うんだけど。はいこれ、計画書」
置「え、なんで私に見せるの、そんなもん。ていうか見てもよく分かんないし」
虎「前、勝手に――って言ってたから」
置「いや、そういう意味じゃなかったんだけど。まぁ、いいんじゃない? 華やかになるなら」
虎「了承した。雲母に声かけてくる」
置「え、なんで私に見せるの、そんなもん。ていうか見てもよく分かんないし」
虎「前、勝手に――って言ってたから」
置「いや、そういう意味じゃなかったんだけど。まぁ、いいんじゃない? 華やかになるなら」
虎「了承した。雲母に声かけてくる」
~鳥~
虎「置石、救急箱どこ?」
置「あそこの棚の上だと思うけど。って、うわ何……梟?」
虎「そう、ふくろう。まだちっちゃいけど。森の中散策してたら落ちてた」
置「うわ、怪我してるじゃん」
虎「うん。とりあえず消毒。あ、暴れるな。置石、押さえといて」
置「くっ、力っ強い」
虎「……あと包帯巻くだけ。ちょっと動きにくいかもしれないけど、我慢して」
置「あそこの棚の上だと思うけど。って、うわ何……梟?」
虎「そう、ふくろう。まだちっちゃいけど。森の中散策してたら落ちてた」
置「うわ、怪我してるじゃん」
虎「うん。とりあえず消毒。あ、暴れるな。置石、押さえといて」
置「くっ、力っ強い」
虎「……あと包帯巻くだけ。ちょっと動きにくいかもしれないけど、我慢して」
虎「元気になったら森に返さなきゃ」
置「それまでどうする?」
虎「そうだね。鳥かごでも作ろうか」
置「それまでどうする?」
虎「そうだね。鳥かごでも作ろうか」
~風?~
虎「……ずずっ」
置「どうしたの? ハナなんかすすって……顔赤っ!!」
虎「風邪引いた」
置「なんでっ? ていうか熱っ! 熱はかって!」
置「どうしたの? ハナなんかすすって……顔赤っ!!」
虎「風邪引いた」
置「なんでっ? ていうか熱っ! 熱はかって!」
置「うーん、38度。完璧に熱があるね」
虎「……今日、からあげ丼作ろうと思ってたのに」
置「あー。惜しい気がするけどダメ。ちゃんと寝てて。ほら、鼻かみなよ」
ブーッ
置「それじゃあおかゆでも作ってくるから。体休めとくんだよ?」
虎「だめ。台所……荒らさないで……」
虎「……今日、からあげ丼作ろうと思ってたのに」
置「あー。惜しい気がするけどダメ。ちゃんと寝てて。ほら、鼻かみなよ」
ブーッ
置「それじゃあおかゆでも作ってくるから。体休めとくんだよ?」
虎「だめ。台所……荒らさないで……」
~月?~
虎「お茶煎れてみたんだけど」
置「へぇ、珍しいね。なんかお茶菓子ある?」
虎「クッキーと……あ、まだ赤福残ってたよね」
置「……おいしい。これなに入れたの?」
虎「ドクダミと、月見草と、あと、いろいろ家の近くに生えてた草。でもそれだけじゃ苦いから、ちょっと砂糖とか蜂蜜とか入れて飲みやすくしてる」
置「うん、おいしい」
虎「……あれ? 赤福どこ置いたっけ?」
置「あ……(そういやこっそり一人で食べちゃったんだった……)」
置「へぇ、珍しいね。なんかお茶菓子ある?」
虎「クッキーと……あ、まだ赤福残ってたよね」
置「……おいしい。これなに入れたの?」
虎「ドクダミと、月見草と、あと、いろいろ家の近くに生えてた草。でもそれだけじゃ苦いから、ちょっと砂糖とか蜂蜜とか入れて飲みやすくしてる」
置「うん、おいしい」
虎「……あれ? 赤福どこ置いたっけ?」
置「あ……(そういやこっそり一人で食べちゃったんだった……)」