宝石乙女まとめwiki

海へ行こう!

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
月「夏といえば海!ということで海いこ海!」
ア「なんだ、いきなり。彼に水着を見せたいなら二人きりで行けばいいじゃないか」
月「ばっ、ち、違うわよ!いや、違わないこともないんだけど…」
ホ「私がお願いしたんです」
ア「ホープが?」
ホ「はい。海には行ったことがないので」
ア「それで私も、ということか」
ホ「ごめんなさいね、月長石」
月「いいのいいの。ホープだって大事な友達だもん。それにアイツだって賑やかなほうがいいと思うし」
主「新幹線なんて乗るの久しぶりだなぁ」
ア「乗ったことがあるのかい?」
主「何度かは」
ア「我々は初めてだな」
月「そーよねぇ、飛べるし」
ホ「な、なんだか緊張してきました」
ア「まあそう堅くなるな、この国の鉄道は飛びぬけて安全らしいしな」
月「ほらほら、早くしないといい席取られちゃうよ」
主「大丈夫だよ、指定席なんだから」

月「…つまんなーい」
ア「飽きっぽいな…」
ホ「私は楽しいですよ。こうやって色々な景色を見るのは」
主「すー…」
月「こっちもぐっすり寝ちゃってるしさー…いーや、私も寝ちゃえ」
ア「やれやれ…(とん)ん?」
ホ「んぅ…」
ア「まったくしょうがないな…」

          ◇

月「うーみだー!キャッホー!」
ア「月長石は大はしゃぎだな」
ホ「すごい…綺麗」
月「ほら三人とも来なよー!冷たくて気持ちいいよー!」
ア「私は遠慮しておくよ」
ホ「はーい、今行きますねー!」
主「よーし、泳ぐぞー!」

月「ホープ飲み込み早いねー。本当に泳ぐの初めて?」
ホ「はい、そうですよ?」
主「月長石ー」
月「ん、なにわぷっ!?」
主「日頃のイタズラの仕返しだよー!」
月「こんのー!」
主「おっと、お返し!」
ホ「きゃっ。よーし私も!」
月「それそれそれー!」
ア「やれやれ。まるで子供だな…」

月「はー、遊んだ遊んだ」
ホ「こんなに楽しいのは久しぶりです」
主「僕もこんなに思いっきり遊んだのは初めてだよ」
ア「おっと、まだ一日は終わっていないよ。祭りもあるからね」
月「お祭り?んじゃ浴衣とか持ってきてるの」
ア「もちろんだとも。ちゃんと四人分な」
月「なによー。行く前はあんまり乗り気じゃなかったくせに」
ア「やると決めたら全力さ。私だって楽しみたいからな」
ホ「あのすいません。浴衣、というのは?」
主「夏に着る服のことだよ」
月「そういえば私浴衣って初めて」
ア「何、心配するな。着付けは任せておけ」

         ◇

主「はー…」
ア「ん、どうしたね?」
主「あ、いえ…みんな綺麗だなぁって」
月「ふふん、美人は何着ても映えるのよ」
主「あはは。でもその通りだよ、よく似合ってるよ」
月「ふえ?あ、ありがと…」
ア「あー、コホン。仲がいいのは結構だが…我々を忘れないように」
月「う、うるさいー」
ホ「あ、あの、変なところはありませんか?」
ア「大丈夫だよ、ホープ。よく似合っている」
ホ「ありがとうございます」
ア「さて行こうか」

主「…なんかさっきから視線を感じるような」
ア「まあそうだろうな。端から見れば君は美人を三人も侍らせている色男だからね」
月「んじゃ見せつけちゃえ」
主「わっ!?げ、月長石いきなりしがみつかないでよ」
月「いーのいーの」
ホ「あ、アメジスト。あれはなんですか?」
ア「ん?ああ、あれはリンゴ飴だよ。食べてみるかい?」

ア「さすがの私も疲れたな…」
ホ「でも楽しかったです」
月「そうだねー。日本のお祭りって初めてだったけどこんなに楽しかったんだ」
主「でもまだ終わりじゃないみたいだよ、ほら」
月「へ?わー…」
ア「…そういえばまだ花火があったな。しかしいい位置だなこの宿は。よく見える」
ホ「綺麗…本当に夜空に花が咲いたみたい…」
月「来てよかったなー」
主「また来たいな。今度はもっとたくさんの人で」
ア「そうなると一つの宿を貸し切らないと入りきらないな」
ホ「でも私もそう思います。今度は本当に…皆さんで行きましょう」
月「あー、ちび達の世話大変なんだろうなー」
ア「月長石は案外好かれているからな。だが嫌ではあるまい?」
月「まーね…ちょっとだけ楽しみだし」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

目安箱バナー