一般幹部候補生二次試験、身体検査
警察・消防のような「体力検査」ではありません。
巷で噂されているような、局部を見せる検査は(現在は)行われていません。
再検査が必要な場合、当日中に呼び出され、必要な検査を受ける。
場合によっては後日別の病院で診断書を出してもらい郵送する(費用は自己負担)ことになる。
どんなに健康な人でも、当日の検査で不具合が出たら不合格になる可能性があります。
健康管理に気を配るとともに、合否判断をする医官の方に失礼の無い態度をとりましょう。
男はパンツ一丁、女子は黒系Tシャツ短パンを持参。
なお、第10師団管内(愛知ほか、陸のみ)での試験では、男も女子と同じになった。
地本の説明にもよるが事前説明会の資料にも書いてある。
尿が出ないor再検査の場合に備え、ミネラルウォーターは必須。
施設内での移動があるので、貴重品などを入れる手提げがあると便利。
上記3項目は
合格基準表に記された範囲を『おおむね』満たすこと。
多少の過不足は許容範囲?
なお、この時に手術痕・入れ墨の有無もチェックされる。
身長/胸囲/体重と続きで検査します。以下は主なもの、試験会場によって若干の差異あり。
・肩、手首、首、足首、膝、指の可動状況
・前屈、後屈
・バランス感覚
・片足立ちでのT字バランス(
参考)
・片足立ちで浮かせた方の脚を大きく回す(バレエの「ロン・ド・ジャンブ」に似た動き)
・腕立て伏せ数回(※無しの場合あり)
ラジオ体操が出来ない、とかでなければ問題無いと思われます。
こちらも基本、男はパンツ一丁である。
足を高く上げたりするので気になる方はピッチリとしたパンツにしたほうがポロリとかがない。
普通のレントゲン撮影。
・両眼とも裸眼視力が0.6以上
・裸眼視力が0.1以上で矯正視力が0.8 以上
・裸眼視力が0.1未満であって、矯正視力が±8.0ジオプトリーを超えない範囲の屈折度のレンズによって、0.8以上であるもの
以上の3つのうちいずれかを満たせば良いと思われます。
周波数1,000Hz、4,000Hzの音での測定を行います。
ヘッドフォン内に音が流されるので、音が『聞こえ続けている間だけ』手元のボタンを押し続けて下さい。
基本的に小さい音(0dB~)から大きい音の側へと順に流されます。可聴域の境目で大⇔小を繰り返すことがあります。
検査表に記されるのは聞き取れるようになった最小のdBで、小さいほど敏感であることを示します。
1,000Hz、4,000Hzのそれぞれの周波数において、少なくとも一側が30dB 以下、他側が50dB 以下であれば問題ないと思われます。
石原総合色盲検査表を用いて、これが普通に見えれば問題ありません。
『色覚が正常であれば数字を見出すことができない』設問が4~6あります。見えない場合は『見えない』『わからない』と回答して下さい
上記検査で異常が認められた、または疑いがある場合、色相配列検査を行います。
2分以内に色標を正しく並べられた者は、色盲又は強度の色弱でないものとし、問題ないものとします。
臨床的色覚検査法
↑リンク先の1-1:石原表が通常の色覚検査、2が色相配列検査
なお、色覚に異常があった場合でも、入隊不可になるとは限らない(医官の判断次第、職種制限はある)。
男子3,000cc/女子2,400cc(=日本人の平均値よりも低い)以上あれば問題ありません。
空気漏れがあると満足な計測ができない為、鼻をつまみ、ノズルを口に強く押し当てて息を吹き込むと良いでしょう。口の中の空気塊まで吐き出す感じで。
梅毒血清検査、いわゆる性病検査です。
総合判定までに時間が無いため、成分分析とかは行われない?
緊張などで一時的に高いor低い値が出ることがあります。
椅子に楽な姿勢で座り、深呼吸を繰り返して落ち着いてから測定を行いましょう。
試験前日の夜から、甘いものを控えましょう。糖が出ることが稀にあります。
朝食は軽く食べておく(おにぎり程度)。缶コーヒーは糖分が多いので注意。
前日、前々日はなるべく睡眠を多くとりましょう。疲れていると蛋白が出やすくなります。
服薬はなるべく控えましょう。尿検査に異常として出るおそれがあります。
ビタミン剤(特にB2)の摂取はお奨めできません。すばらしい色の尿が出ます。
コップに取る際、出始め/出終わりの尿は出来るだけ採らないようにしましょう。
むしろ最近の健康診断での検尿は中間尿採取が主流だったりします。
蛋白の出る原因:一例
・直前の入浴
・激しい運動
・ストレス
重度の歯科カリエス(虫歯)は、あらかじめ歯科で治療を受けることを推奨します。
『重度』の基準としてはC3以上の進行、歯髄が侵されて常々強い痛みを感じる状態。
飛行要員志望で無い限り、C1~C2程度であれば、入隊までの治療を勧められる程度です。
軽度でも、10本近い未治療カリエスがある場合は欠格事項に当てはまる恐れがあります。
外から見てorレントゲン撮影等で明らかに分かる手術歴・病気などは、
自己申告をして、現在は健康である旨を、きちんと説明しましょう。
腕を見せるよう指示される場合(要はリスカ痕チェック)もあります。
内臓系・精神系とかなら、黙ってりゃわかりません。
用紙には故意に不正申告・隠蔽すると不合格になると書いてありますが、
子供の頃の怪我・病気については記憶が曖昧なところもあるよね(^ω^)
よっぽど深刻ではない限りは、出来るだけ書かないことをオススメします。
※書くか書かないは、自己責任で決めましょう。
病や体質の問題が深刻な人は、自衛官として相応しいか改めて振り返りましょう。
最終更新:2022年08月30日 19:32