僕はまず、トリッシュと少し話をしようと思った。その前にトリッシュから話しかけてきた。

「ねぇフーゴ。あなたはいつの時代から来たの?」
トリッシュは不安げに僕に話してきた。

「!トリッシュもそれに気付いていましたか。僕は2001年の○月×日から来ました。トリッシュ、あなたは?」
僕は驚きながら聞き返した。

「私はあなたが来たホンの数日前だわ。ほとんど一緒ね。ということは本当の世界でのアバッキオやナランチャやブチャラティの事も………」
彼女は悲しそうな目をしながら尋ねてきた。

「知ってるよ。詳しくは知らないけどね。とりあえずナランチャの知ってる辺りまでを話しておこう」
僕は落ち着きながら言った。

「あとフーゴ。…………この世界でブチャラティが死んだわ」
彼女は震える声でそう告げた。

「えっ!?ブチャラティが……。これもナランチャには黙っておこう。放送の時にはバレてしまうが今言ったらさらに混乱させてしまう」
僕は彼女を落ち着かせるように諭した。

「あちらの方から何か感じる気がする」
ジョナサンがふと言った。
ジョナサンのその一言で、D7の方に歩く事にした。
トリッシュが話すには、ボスとトリッシュはお互いの存在を何か感覚でわかるらしい。
ジョナサンの親族ならば、会ったら協力してもらえるであろうという考えである。

「ところで、君は寒いのかい?波紋で治してあげよう」
ジョナサンが歩き始めてからすぐにトリッシュに問い、波紋で治した。

「!!ありがとう。は……もん?なに?それは?」
トリッシュは疑問そうに尋ねた。

ナランチャにエアロスミスで警戒してもらいながら、僕たちは情報交換を歩きながら行った。
SBRの事や、フーゴ達が居た世界の事(ナランチャが知っている所まで)や、ジョナサンが居た時代の事や、玉美の居た時代の事や、ここに来てからの事について話した。

「ちょっとまってくれ、フーゴ。つまりは僕たちは時代を越えてここに呼ばれてるって事か?」
ジョサナンが確かめるように僕に聞いてきた。

「僕の考えではね、ジョナサン。どう考えても言ってる事が食い違いすぎる。偶然そこの変な男と僕たちは時代が近かったようですけどね」
僕は横目でその男をチラッと見、話した。

「変な男って俺の事かよ!お前。なにいってくれて
「玉美うっさい。フーゴの話を邪魔しないで」
トリッシュが少し怒りながら言った。

「すみません、トリッシュ殿。さあさあ話を続けてください」
調子が変わったかの様に玉美は喋った。

「つまりよぉ~、ジョルノやミスタやブチャラティが俺らを知らない可能性もあるわけってことか?難しいけどよぉ~」
ナランチャが難しい顔をしながら聞いてきた。

「そうですが、それより先が重要なんです。僕たちを知らなければ攻撃してくるかもしれませんし」
僕はナランチャにわかりやすいように喋った。

「だけどそんなんわかんねぇじゃねぇか~」
ナランチャがお手上げのような顔をしながら言った。

「今それの対策を考えようとして

『時刻は12時、正午の時間だ。第二回放送を始める。』

「!放送だ。とりあえずそこら辺でメモをとらないと。ナランチャだけじゃなくて他の皆も警戒を頼む!僕はメモをとる」
僕は皆に素早く伝えた。

『ロバート・E・O・スピードワゴン』
(スピードワゴン。違う時代から来たとしても死んでしまったのは悲しいな)

『ウェカピポ』
(ウェカピポ!死んでしまったの!?)

『ブローノ・ブチャラティ』
『レオーネ・アバッキオ』

「えっ!?ブチャラティが何で死んでんだよぉぉぉぉぉぉ!!
なんでアバッキオが今呼ばれてんだよぉぉぉぉぉ!フーゴぉぉぉぉ!
さっき呼ばれたんじゃなかったのかよぉぉぉぉ!どういう事だよぉぉぉぉ!!
説明してくんなきゃわかんねぇよぉぉぉ!」
ナランチャが動揺しながら叫んだ。

「落ち着いてください。ナランチャ。そ、それはですね」
僕は素早く脳を動かしながら口を開いた。
(どう言えばいい!?アバッキオがこんなにはやく死ぬなんて予想外過ぎる!)

フーゴが困っていたその時だった。

「そこの人達、そこで止まるんだ!止まらなければうつ!」
そこには何故か指を突き出す妙な男が居た。

****************************



《第二放送が始まる10分か20分前の事、D-7路上にて》

アナスイと僕は情報交換をした。ここに来る前の時代の事、ここに来てからの事。その途中で時代の食い違いに気づいた。
もしかしたらサウンドマンも昔から連れてこられたのではないか、D4Cの能力ではないではないのか?そうも考えた。
これらを歩きながらおこなった。僕がある方向から何か感じたからだ。彼の知り合いもそのようなものがあったらしい。
同じ血族とかでそのようなことがあるらしい。 同じ血族なら問題ないであろう、と考え向かう事にした。
そちらの方に行ってから目的地に行けばいい、との話になった。
幸い何も起きずに進めた。
それらを第ニ放送が入った時にやめた。居た場所の近くの隠れられる場所でとりあえずアナスイにメモをとってもらい、僕は警戒をすることにした。
放送の最中子供の大声が聞こえた。

「アナスイ、僕が見てくるからそこにいてくれ」
僕はアナスイにそう言い向かおうとした

「いや、ジョニィ。放送が終わったらにしよう。もうすぐ終わる筈だ。」
アナスイは僕に少し動揺しながら言った。
(ウェザーとプッチが死んだ!?)

『諸君らの健闘を祈って!グッドラック!』

「物しまったか?アナスイはそこにいてくれ。いざというときにそなえて」
僕はそう素早く言い向かった。

「わかった。頼むぞ。」
アナスイが僕の後ろからそう告げた。

「そこの人達、そこで止まるんだ!止まらなければうつ!」
僕はタスクを出す態勢になり叫んだ。

******************************

「!!てんめぇ、何もんだぁぁぁぁぁ!」
ナランチャがそう言い、スタンドを出そうとしたときに何かを突き抜ける音がした。

「スタンドも出すな!次何かしたら体を狙うぞ!」
そう相手が言った時、僕のバックに穴が空いていた。

「あなた、まさかこのスタンド、ジョニィ・ジョースター!?SBRの選手の!?」
トリッシュが嬉しそうにさけんだ。

「君は何で僕の事を?」
ジョニィは疑問に思いながら問いかけてきた。

「ルーシーやウェカピポに会ったの!彼らがジャイロ・ツェペリやあなたは頼っていい人だと言っていたわ!」
トリッシュは説得するかのように彼に喋りかけた

「そうか、ルーシーやウェカピボが。なら質問する、ルーシーは何のスタンドを持ってた?」
ジョニィは態勢を崩さないまま聞いてきた。

全く僕にはわからない。ルーシーはスタンドを持っていたのか!?そんな話聞いてないが。

「いえ、彼女はスタンドを持ってなかったわ」
トリッシュは何も迷いもなく言った。

「よし、信用しよう。彼女と争ったのなら確実にはわからない情報だ」
ジョニィもまた何も迷いなく言った。

ただのハッタリだったのか。

「おい、ジョニィ」
髪が長い男が出てきて、ジョニィに話しかけた。

「大丈夫だ。それに彼らの目からジャイロの輝きと同じような物がある。そこの大男からはさっきから言ってる感覚があるしな」
ジョニィは髪が長い男に返事をしていた。

「よくわかんないけどあの二人は味方なのか?」
ナランチャがトリッシュに聞いた。

「ええ、そうよ。」
トリッシュが簡潔に答えた。トリッシュ、ナランチャの扱いうまくないか?

「まあとりあえずそこの家に入って情報交換しましょうよ」

僕は皆にそう言いバックを持つついでに中身をみた。
ウォッチタワーのカードが二枚ともなくなっていた。
疑問に思いながらも僕は歩き始めた。

******************************

「なあ、君はなんて名前なんだ?」
僕は家についたので、僕は大男に名前を尋ねてみた。

「僕はジョナサン・ジョースターさ」
彼はそう気軽に答えた。

「な、なにーーーーーー!」
僕は驚き、叫んだ。

To Be Continued

【D-7 南西、家/一日目 日中】
【ジョナサン・ジョースター】
[能力]:『波紋法』
[時間軸]:怪人ドゥービー撃破後、ダイアーVSディオの直前
[状態]:全身ダメージ(小程度に回復)、貧血(ほぼ回復)、疲労(小)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品(食料1、水ボトル少し消費)、不明支給品1~2(確認済、波紋に役立つアイテムなし)
[思考・状況]
基本行動方針:力を持たない人々を守りつつ、主催者を打倒。
0.あれがジョニィ?情報交換をしよう。しかし僕に何か似てる
1.先の敵に警戒。まだ襲ってくる可能性もあるんだから。
2.知り合いも過去や未来から来てるかも?
3.仲間の捜索、屍生人、吸血鬼の打倒。
4.ジョルノは……僕に似ている……?

【ナランチャ・ギルガ】
[スタンド]:『エアロスミス』
[時間軸]:アバッキオ死亡直後
[状態]:額にたんこぶ(処置済み)&出血(軽度、処置済み)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品(食料1、水ボトル少し消費)、不明支給品1~2(確認済、波紋に役立つアイテムなし)
[思考・状況]
基本行動方針:主催者をブッ飛ばす!
0.ジョニィ?味方みたいだから、エアロスミスで警戒してるから情報交換しようぜ!
1.ブチャラティが死んで今アバッキオの名が呼ばれた?どういうことだよフーゴ(今は忘れています)
2.よくわかんないけどフーゴについていけばいいかな
【備考】
ナランチャは警戒をしていたため情報交換の時にろくに話を聞いていません

【パンナコッタ・フーゴ】
[スタンド]:『パープル・ヘイズ・ディストーション』
[時間軸]:『恥知らずのパープルヘイズ』終了時点
[状態]:健康、やや困惑
[装備]:DIOの投げたナイフ1本
[道具]:基本支給品(食料1、水ボトル少し消費)、DIOの投げたナイフ×5、
[思考・状況]
基本行動方針:"ジョジョ"の夢と未来を受け継ぐ。
0.あれがジョニィ?とりあえず情報交換だ
1.先の襲撃&追撃に引き続き警戒。
2.利用はお互い様、ムーロロと協力して情報を集め、ジョルノやブチャラティチームの仲間を探す(ウォッチタワーが二枚とも消えたため今の所はムーロロには連絡できません)
3.アバッキオ!?こんなはやく死ぬとは予想外だ。
4.ウォッチタワーはどこに行った?
【備考】
『オール・アロング・ウォッチタワー』 のハートのAとハートの2はムーロロの元に帰り、消えました。

【トリッシュ・ウナ】
[スタンド]:『スパイス・ガール』
[時間軸]:『恥知らずのパープルヘイズ』ラジオ番組に出演する直前
[状態]:肉体的疲労(中程度までに回復)、失恋直後、困惑
[装備]:吉良吉影のスカしたジャケット、ウェイトレスの服
[道具]:基本支給品×4、破られた服、ブローノ・ブチャラティの不明支給品0~1
[思考・状況]
基本行動方針:打倒大統領。殺し合いを止め、ここから脱出する。
0.ジョニィ!!とりあえず情報交換
1.ルーシーが心配
2.地図の中心へ向かうように移動し協力できるような人物を探していく(ただし情報交換・方針決定次第)
3.ウェカピポもアバッキオも死んでしまったなんて…
4.玉美、うっさい

【小林玉美】
[スタンド]:『錠前(ザ・ロック)』
[時間軸]:広瀬康一を慕うようになった以降
[状態]:全身打撲(ほぼ回復)、悶絶(いろんな意味で。ただし行動に支障なし)
[装備]:H&K MARK23(0/12、予備弾0)
[道具]:なし
[思考・状況]
基本行動方針:トリッシュを守る。
1.トリッシュ殿は拙者が守るでござる。
2.とりあえずトリッシュ様に従って犬のように付いて行く。
3.あくまでも従うのはトリッシュ様。いくら彼女の仲間と言えどあまりなめられたくはない。
4.あの二人は味方か?トリッシュ殿にまかせよう。

【備考】
彼ら四人はアバッキオ以降の放送を聞いていません
彼らはSBR関連の事、ジョナサンの時代の事、玉美の時代の事、フーゴ達の時代の事、この世界に来てからの事についての情報を交換しました(知っている範囲で)

[スタンド]:『ダイバー・ダウン』
[時間軸]:SO17巻 空条承太郎に徐倫との結婚の許しを乞う直前
[状態]:全身ダメージ(極大)、 体力消耗(中)、精神消耗(中)
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1~2(確認済)
[思考・状況]
基本行動方針:空条徐倫の意志を継ぎ、空条承太郎を止める。
0.徐倫……
1.情報を集める。
2.とりあえず目の前のやつらと情報交換だ。


【ジョニィ・ジョースター】
[スタンド]:『牙-タスク-』Act1
[時間軸]:SBR24巻 ネアポリス行きの船に乗船後
[状態]:疲労(小) 、困惑
[装備]:なし
[道具]:基本支給品×2、リボルバー拳銃(6/6:予備弾薬残り18発)
[思考・状況]
基本行動方針:ジャイロに会いたい。
1.ジャイロを探す。
2.第三回放送を目安にマンハッタン・トリニティ教会に出向く
3.ジョナサン!?僕の本名と同じだ。D4C以外でどうやって
4.D4Cの能力で連れてこられたんじゃない?
5.情報交換をしよう
【備考】
ジョニィとアナスイはお互いにいた時代の事について情報交換をしました。
ジョニィは警戒をしていて放送をろくに聞いていません

 

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前話 登場キャラクター 次話
141:判断 ジョナサン・ジョースター 164:血の絆
141:判断 小林玉美 164:血の絆
141:判断 ナランチャ・ギルガ 164:血の絆
141:判断 パンナコッタ・フーゴ 164:血の絆
141:判断 トリッシュ・ウナ 164:血の絆
147:夢見る子供でいつづけれたら ナルシソ・アナスイ 164:血の絆
147:夢見る子供でいつづけれたら ジョニィ・ジョースター 164:血の絆

 

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最終更新:2014年06月08日 23:32