時計は動くのを止め
奇妙な和音は静かに響く
終わりを告げる様に
もうそろそろ瞼閉じて
伝えられてるかどうかの答えは
貴方に託した
それなら命を失う事にも…
輝くものは 未来の道標
だから僕に 後悔などないから
静かな風に半身の光
『独りでなんて逝かないで』
『どうか私と最期を』
この冬の過ぎる頃には
終わった戦いが記憶に溶ける
仲間の居ない場所で
あとどれだけ頑張れるだろう
『でも貴方の望み果てへでも』
『それが希望なら』
この身の滅びるその限界まで
失う時が いつか来る事も
知っているの 貴方は悲しい程
それでも何故生きようとするの
(…と、過去の自分が囁く)
そんな寂しい期待で
輝くものは 未来の道標
だから僕に 後悔などないから
静かな風に半身の光
『独りでなんて逝かないで』
自分の半身 崩れて消えていく
最後を共に 名前を呼んで
身体に帰す これが最後だから
「貴方が居たから自分で在れた」
「ふたりで希望見届けよう」
そして私と最後を
どうか彼らに未来を
最終更新:2008年07月30日 22:58