……あの後。駆けつけた古泉たちに助けられ、いつぞやも訪れた、古泉の自宅へと運ばれ……
俺は―――そうだ。ソファに倒れたきり、眠っちまっていたらしい。
蛍光灯の光が、俺を見下ろしている……その視界に映り込んでいる、銀髪の少女の姿。
「……長門。治して、くれたのか」
「そう」
「やあ、お目覚めですか」
俺が体を起した直後。内開きのドアを開けながら、『古泉』が現れた。
俺がいるのは、ベッドの上。多分、こいつの部屋だろう。
「今、何時だ」
「深夜二時です。ご安心ください、あなたも、露伴先生も、ミスタも、無事です。
長門さんの治療で、肉体的なダメージは回復したと思われます。
もっとも、気疲れまでは治して差し上げられませんが……」
ああ、そうだな。できれば、そいつを最優先で治して欲しかったよ
「……事の顛末は、聞いたのか」
「はい。露伴先生からお聴き致しました。」
岸辺か……そういや、あいつは比較的ダメージが少なかったっけな。
「彼から―――『小野大輔』が話したことも、聴きました。
敵のスタンドは、以前、僕が貴方に伝えた、機関の想定と大体同じもの。
かつて、他人の身に宿っていた『スタンド』を、自分のものに取り込む能力。
そして……これは、以前から聴いていましたが。『ザ・ワールド』……貴方たち三人を、ここまで追い詰めた能力の事もね」
古泉の言葉から、徐々に微笑が消えてゆく。
「やはり―――『小野』は、『涼宮さん』の力を感知した、一つの新たな『勢力』だった。
これまでで、最も急進的な方法で、涼宮さんの力に干渉しようとしている……
しかし、『僕ら』としては、なんとしても、涼宮さんを殺させるわけには行きません。
……ですが、現状で。小野のスタンドは、強すぎる―――」
僕ら。ってのは、思念体やら、未来やらの勢力も含めてのことなんだろうな。
……俺の体は、あいつの攻撃を食らったときの感覚を思い出していた。
あの、とても人間とは思えない、異常な破壊力―――まあ、実際人間じゃないんだが。
それに加えて、やつは『時』を自由に止めやがる。
「しかし。『敵』は負傷しています。
たとえば、『傷』を癒す『スタンド』があったなら、小野大輔が、そういったスタンドに心変わりしている可能性もありますが―――
『時を止める』という無敵の能力を、そうやすやすと手放すはずがありません。
少なくとも、僕ならなんとか、傷をスタンド能力以外の方法で癒し、反撃することを考えますよ」
ああ、それは俺も同意見だな。
何しろ、たとえば今、ちかくの小野がいて、時を止めてこの部屋に入ってきたら―――
間違いなく。容易く、あまりにも簡単に。俺は殺されちまうだろう。やつのスタンドとは、そういうスタンドなのだ。
「小野大輔は、傷が癒えるまで、どこかに『身を隠す』はず……我々は、全力でその場所を探します。
敵は『最強のスタンド』を、『使いはじめて』しまった――――その好機を逃すはずがありません。
今後、護衛の数を増やします……もっとも、やはり『スタンド』を見ることができる人員が不足しているのは、事実ですが。
そうして、守るつもりです―――涼宮さんと、『ジョン・スミス』。あなたを」
そのセリフとともに、古泉が、再び微笑を携える。
ああ――――畜生。いつもの癇に障るニヤケ面が、今はとてつもなく心強く思えるぜ。
「……ありがたい話だな。じゃあよ、古泉。一つ、頼んでもいいか」
「はい、何でしょう?」
俺が、起きるまでの間に。うちの両親への『言い訳』を、考えておいてくれ――――
その言葉を最後に、俺は、再び『眠り』の世界へと、旅立っていった――――
――――
……あれから、二時間ほどは経過しただろうか。
『小野大輔』は、光陽園から数キロ離れた場所にある、小さな公園に居る。
腕の中に、意識をなくした少女の体を携えたまま……
雨は止まない。西宮市を水底へと埋め尽くすばかりの勢いで、降り続いている。
少女の体も、小野の体も、まるきりのぬれねずみだ。
加えて、小野は傷を負っている。三箇所に受けた『セックス・ピストルズ』の銃撃と、あの少年……
ジョン・スミスの『スーパー・ノヴァ』……今は、『ゴッド・ロック』だったか。それに食らわされた、乱打による打撲。
肋骨が一本折れているらしい以外に、骨へのダメージはなかったのが幸いだ。足を折られていたなら、逃げることもできなかった。
『小野』は、雨をしのげる遊具の中に逃げ込み、少女の体にジャケットを被せた。
体が冷えてきている。このままでは、少女は肺炎などを起しかねない。
……治療ができる『スタンド』を蘇生するべきか。一瞬そう考えるが、それはできない。まだ、『ザ・ワールド』を『破る』ことは出来ない……
「はっ―――はっ―――」
そう言う小野のダメージも、かなり重い。
どこかで身を隠して、回復するのを待たなければ……
……しばらく、考えた後。小野は、ジャケットを被せたままの少女を抱き上げ、再び、雨の中へと這い出た。
公園の入り口近くに、一件のアパートがある。古く、隣に声が筒抜けになりそうな、ボロではない……比較的新しいし、二階建ての立派なアパートだ。
遠目に、立ち並ぶ部屋の前の様子を見た限り、『家族』が居ると人目でわかるような部屋は無い……そう。こういうところがいいんだ。
……時刻は、十時前。まだ深夜とは呼べない。小野は、少女に雨が当たらないように体を曲げながら、物陰に隠れ、じっと待った。
……コツ。コツ。コツ。
やがて雨の騒音の向こうから、誰かがこちらに歩いてくる音が聞こえる。ゆっくりと、顔を上げ、その人物を盗み見る。
……中年の、腹の出た男だった。こいつは、おそらく妻子持ちだ。
駄目だ。狙うなら、一人暮らしのやつしかありえない。『矢』も反応しない。
できれば、あまり頭の回転がよくは無さそうな、歳の若い人間がいい―――
……男が公園の前を横切ってから、数分後。再び、足音が聞こえる。
パシャ、パシャ、パシャ。
先ほどのような、革靴の音ではない……スニーカーの音だ。
覗き見ると、そいつはやけに背の高い、気の弱そうな、眼鏡の男だった。
矢は反応していない―――……気が弱そうで、いかにも丸め込み易そうだが、男は駄目だ。この少女は、男を恐れる。
彼女が恐れを抱かない……できるだけ見た目が若い、一人暮らしの女性がいい―――
……ぴしゃ……ぴしゃ
……三度、足音。女だ。ニーハイブーツを履いた、華奢な体躯の……髪の毛を二つくくりにした、女。
若い―――まず間違いなく、10代だろう。しかし、あまり若すぎても、親元で暮らしている可能性がある―――
……少女は、先ほど小野が目をつけたアパートの階段を上がってゆく。……『矢』が、その軌道を追うように、少女を示している!
『矢』が反応する……つまり、小野にとって、その少女は『害をなす』人物ではない、ということか?
くそ、どうする……これ以上待っていても、もう、良い人物は現れないかもしれない。
「―――君!」
……僕が、公園の入り口から顔を出しながら、そう叫ぶと。
階段を中ほどまで上った、その『女』が、僕のほうを見た。
「頼む―――お願いだ、助けてくれ―――この娘を!」
「え……な、何ですかっ?」
女は―――僕を見て、あわてて、階段を駆け上ろうとした。
「違う、頼む、聴いてくれ! 君に危害を加えるつもりは無い―――この娘を見てくれ!」
僕は、両腕に抱えた少女―――ジョン・スミスの妹の体が見えるように、女のほうへと掲げながら、言った。
「えっ……な、何ですか? あたし、なにもできません!」
「いいんだ、せめて、雨をしのげるだけで良いんだ! どうか……警察や病院はダメなんだ。とても、複雑な事情がある。
お願いだ、一度で良い。せめて、僕の近くに来て、この子を見てくれないか?」
これで、もし、女が小野を完全に拒めば……殺すしかない。できるだけ自然な方法で……この状態でなら、『ザ・ワールド』を飛ばして、階段から落とせばいいか。
『謎の少女を連れた男』なんて、警察に通報でもされたら、間違いなく、ヤツらは小野にたどり着くだろう。
「……」
少女は、しばらくどうしたものかと立ち尽くした後……恐る恐るといったように、階段を降りてきた。
小野は、こちらへと歩み寄ってくるその少女に向けて、両腕に抱えた少女を差し出した。
「……怪我、しているんですか?」
少女が、言う。その視線は、小野の腕の中の少女でなく……小野の肩に刻まれた、深い穴を指している。
「……ああ。でも、僕はいい。この娘が―――このままじゃあ、風邪を引いてしまう。もっとややこしい病気になってしまうかもしれない。
……お願いだ。決して、僕は君に危害を加えない。どうか、助けてくれないか……この娘だけでいいんだ」
「えっ……と……」
少女は、躊躇っている。……頼む。首を縦に振ってくれ―――
小野は、この少女を殺したくはない。
「……わかりました、あたしの家に……来てください、お薬とかも、ちょっとありますから」
……やはり、『矢』は正しい。小野にとって、波長の合う人物だけを、見事に指してくれる。
「すまない、ありがとう……君の家は? もし遠いなら、僕がこの娘を運んでもいいんだけど……
ここでこの娘を、君に渡したほうがいいかな?」
小野がそういうと、少女は、少し戸惑った後で
「い、いいえっ! あなたも一緒で……あたしのところに、来てください。
だって、その怪我は……すぐ、手当てしないと」
「……すまない。だけど―――一つだけ。本当に、心からのお願いがあるんだ。
僕らのことを、決して他人に話さずにいてくれるかな……説明は出来ないけれど、とてもややこしい事情があるんだ」
「……わかりました」
……危なっかしい少女だ。小野は心中で、そう呟く。
もしも小野が、猟奇殺人犯だったら、この少女は、その毒牙に掛かる一歩手前まで踏み込んできてくれているんだぞ?
或いは……それもこれも、この少女と小野の『波長』が合っているからこそのものなのか。
ありがとう―――君の、名前は?
「えっと……橘です。『橘京子』です」
――――
橘京子の部屋に通されて、ようやく、小野は、降り続く雨から開放された。
彼女の部屋は、アパートにしては部屋数のある、それなりのものだった。
キッチンと居間のほかに、部屋がふたつある。
「ええっと……とりあえず、濡れたお洋服を脱がせないと」
「すまないね、橘さん。お願いするよ」
「あの、小野さんも、濡れたままじゃ病気になっちゃいますし……それに、傷も手当てしますから。
バスルームでこの子を着替えさせてる間に、着替えてくれますか?
えっと……あ、これだ。これ、男の人のサイズでも大丈夫なズボンですから。着替えてください」
「ありがとう……本当に助かるよ」
彼女にとっては随分とオーバーサイズであろうスウェットを受け取りながら、小野は返答する。
……なんだか、まるで。橘は、小野の記憶にある、あの少女を思い出す―――
橘は、あの『柊つかさ』を思わせるような少女だった。小野が最後に夢を売った、二人の少女のうちの一人。
あの、どこまでも無用心で、どこまでも無知で、純粋で。……それ故に、悲しい少女。
やはり。小野と波長が合う人物とは、似たような精神構造をしているものなのだろうか。
「小野さん、着替え終わりました?」
バスルームから声がする。小野は、濡れた衣服を脱ぎ、渡されたスウェットに着替えている。
「ああ、大丈夫だよ」
「はあい」
その声と同時に。ややサイズの小さなシャツとスウェットを身に纏った、少女の体とともに、橘京子が、バスルームの戸を開け、姿を現す。
――――
「はい、これで大丈夫だと思います」
橘が、救急道具のケースを取り出してきてから、十数分。『銃撃』を食らった三箇所は、ガーゼと包帯による、応急処置が成されていた。
さすがに、『砂利』の弾丸は、ホンモノの拳銃よりは威力は落ちる様だ。傷はどれもそう深くはない。
「ありがとう、すまない。……君は、とても慣れているんだね」
「あ、はい。えーっと……趣味でやってるサークルのようなところで、こういうのを習ったんです」
サークル活動。やはり、橘は学生のようだ。
しかし―――不思議だった。何故、この少女は、明らかに銃創とわかる橘の傷を見ても、うろたえなかったのだろうか。
そして、この的確な処置―――
「……君は」
「あの、小野さん……あの娘とは、いったい」
小野が口を開こうとした時。橘が、意を決したように口を開いた。
彼女の言う『あの娘』は、今、橘が敷いた布団の上に横になっている。
「……ちょっとした、事情があってね。彼女は、僕とともに、こうするしかなかったんだ。
でも、大丈夫―――と、言って、信じてくれるかわからないけど。
君が僕らのことを黙っていてくれる限り、君に危害が及ぶようなことは、決して無い。信じて欲しい」
橘は、少し考えるようにうつむいた後……
やがて、口を開いた。
「……その、なんて言ったらいいんでしょうか……
……小野さん。あたし、あの娘のこと、知ってます」
……何だって?
おそらく、小野はその瞬間、とても間抜けな顔を浮かべていただろう。
「あの子の着替えのときに、この『保険証』を見つけちゃって……
あたし、知っているんです。あの子のお兄さんを―――『キョンさん』を。
でも、あたしの覚えてる限りだと……あの娘は。『キョンさん』の妹さんは、あんな大人びた子じゃあなかったんですが……」
……馬鹿な。この女―――『橘京子』は、あの『ジョン・スミス』を知っている―――!!
何故―――何故、矢が、そんな人物を選んだのだ―――!!?
「……率直に、お聴きしますね。小野さん。あなたは―――
あの人を。『涼宮ハルヒ』を――彼女の『能力』知っている人なんですか?」
―――何だって?
―――
……橘が説明した概要を、大まかにまとめると。
彼女はとある『組織』に属しており、それは、あの『古泉一樹』の所属する『機関』と同様に、涼宮ハルヒの持つ『神の能力』……
『ザ・ユニヴァース』の能力を制御・監視することを目的として、存在している。
しかし、彼女たちが『神』と呼ぶのは、涼宮ハルヒではない。
「佐々木さん」
橘は、言った。
「その人が、本来、神の力を持つべきだったと……あたしたちが、そう考えている人です」
佐々木―――しかし。小野は考える。
そんな名前は―――『ジャスト・ア・スペクタクル』には記されていなかったはずだ。
「……訊ねてもいいかい、橘さん?」
「はい」
「何故、その――佐々木という人が、神であるべき人だと。そう思うんだい?」
「それは、分かってしまうんです。
私たちに、『能力』を与えてくれたのは、佐々木さんだって。あたしたちには、それがわかるんです。
……なんだかわからないと思いますけど、そういうものなんです」
……ふむ。佐々木は息をつき、考える。
もしかすると―――この少女は、ただ、頭に花畑を飼っている類の少女なのだろうか?
「でも、実際にお会いできた今なら、ちゃんと証拠もあります。
佐々木さんにも、あの『涼宮ハルヒ』と同じ力の一部が、備わっているんですから」
「! ……それは、何だい?」
「『閉鎖空間』です」
! 閉鎖空間。その言葉には、心当たりがある。
ザ・ユニヴァースの、幾千と有る能力のうちの一つ―――異なる次元に、現実世界と酷似した、無人の世界を創る能力。
「佐々木さんは、涼宮さんのように、不安定に、不規則にではありませんが……佐々木さんも、『閉鎖空間』というものを創ることができます。
あたしたちは、その空間に侵入する能力を持っています。古泉さんたちの『機関』と同様に」
「ちょっと、待ってくれないか」
……おかしい。話が違う。
古泉一樹に、そんな能力があるっていうのか?
しかし―――彼のスタンド、『セックス・マシンガンズ』には、そんな能力は無かったはずだ。
「彼も……古泉一樹も、そんな力を持っているのか?」
「はい……ご存じなかったですか?
私たちは、佐々木さん、涼宮さんのそれぞれによって能力を与えられた、『超能力者』ですから」
……生まれつきのものでは、ない。
そうか―――つまり。古泉一樹や、橘京子の持つ、それらの能力。
それは、『スタンド』によって創られた能力であり、『スタンド』そのものではない。
いわば、それぞれの『神』と呼ぶ人物の、『スタンド能力』の一部……
『ザ・ユニヴァース』。涼宮ハルヒを本体とする、おそらく、世界最強の能力を持つ『スタンド』。
その能力の概要とは―――『ジャスト・ア・スペクタクル』に記されている限りで。
『あらゆる原理を無視し、世界を自由に改変する能力を持つ』
『異次元に、本体の存在する世界と酷似した、異空間を創り出す』
の二行のみ。
『スタンドとは別に、特殊な能力を持つ人間』を産み出すことができてもおかしくはない。
「……君たちの、目的は?」
小野が訊ねると、橘は、きっと、幼い表情に冷たさを携えて……
「涼宮さんの能力を、佐々木さんに、本来持つべきだった人のもとに、『返す』ことです。
涼宮さんよりもずっと、佐々木さんが持つべき能力なんです」
……どういう事だ。この少女の言うことが本当なら―――
『ザ・ユニヴァース』が、二つある!
何故だ。何故、二人の異なる人間が、一つの能力を共有しているんだ―――
『ジャスト・ア・スペクタクル』を確かめられたら。しかし、それは出来ない。
『ザ・ワールド』を失うことは……まだ、出来ない。
あの『ジョン・スミス』を殺すまでは……
「……小野さん。次は、貴方の番です。聞かせていただけますか? あなたが、何ものなのか―――」
「……」
橘の二つの目が、小野の顔面を、きっちりと捕らえている。
『涼宮ハルヒに、能力を失わせる』―――その点では、小野と橘の目的は同じだ。
しかし―――彼女は、『ザ・ユニヴァース』を『死なせる』のでなく、『佐々木』という別の人物に『移し変える』事を求めている。
そんなことが可能なのかは、そもそも知らないが―――きっと、この人物は。小野の目的を知れば、それを拒むだろう。
そして―――『ザ・ユニヴァース』と良く似た能力を持つ、『佐々木』―――スペクタクルには載っていなかった、その人物とは―――?
「僕は……多分。君と協力し合えると思う」
「本当ですかっ!?」
「ああ。だけど……僕は、既に、『ヤツら』――『機関』や、その周辺と、かなり手荒く抗争を繰り広げてしまっている。
一人で行動するのは、これ以上難しい。そう思っていたんだ――丁度、ね」
「その『銃撃』も……『機関』にやられたんですか?」
「……ああ」
小野に残された道は、たった一つだ。
この少女を―――『橘京子』を、利用する。
そして、『佐々木』――その正体も暴かなければ為らない。
「……戦いは、これからだ―――『ジョン・スミス』。
僕は、君と涼宮ハルヒを、必ず『殺す』―――必ず、ね」
―――――――――――――――――――――――――
スタンド名 - 「ザ・ユニヴァース」
本体 - 涼宮ハルヒ(16歳)
破壊力 - - スピード - - 射程距離 - 全世界?
持続力 - - 精密動作性 - - 成長性 - -
能力 - あらゆる原理を無視し、世界を自由に改変する能力を持つ。
また、異次元に、本体の存在する世界と酷似した
異空間(通称・閉鎖空間)を創り出す。
―――――――――――――――――――――――――
最終更新:2014年06月05日 01:15