店員「ご注文をお伺いします」
澪「じゃあ私はレモンティーで」
律「私はー……、ココアとホットケーキ」
純「……(皆大人っぽいの頼んでる……、私もそうしないと)」
律「純は何にするんだ?」
純「あ、えっと、アイスコーヒーで!」
店員「かしこまりました」
澪「律、このホットケーキ500円もするけどお金あるのか?」
律「……澪しゃん貸して!」
澪「私も今月は厳しいんだよ」
純「……(あれ、私空気?)」
律「えー、良いじゃーん」
澪「……仕方ないな、少しだけだぞ?」
律「サンキュー♪」
純「……(よく考えたら澪先輩も律先輩も容姿が良いのに私だけ……)」ガクッ
律「おーい、純?」
純「……(しかも澪先輩連れてきたら駄目じゃん! ライバルなのに!)」
律「……ふーっ」
純「ひゃっ?!」
澪「」
律「目、覚めたかー?」
純「は、はい……///」
澪「な、なな何してるんだ律!」
律「何って……、耳に息かけただけだろ?」
純「そ、そうですよ澪先輩」
澪「ぬぐぐ……」
律「澪にもやってやろうか?」ニヤニヤ
澪「やってくれるのか?!」
律「え」
純「だ、駄目ですよ律先輩! 確かそれって体に悪いって聞いた事ありますし!」
律「そうなのか? じゃあこれから純にも出来ないな……」
純「しまったー!」ガーン
澪「ぷっ」
純「うー……」
店員「お待たせしましたー」
律「お、きたきた♪」
澪「とりあえず飲み物でも飲んで落ち着くか……」
純「そうですね……」
律「んー、やっぱりここのホットケーキは美味いな」モグモグ
澪「ん……」ゴクゴク
澪「うん、落ち着いてきた……」
純「ん……」ゴクゴク
純「苦っ!」
律「ん? お前もしかしてコーヒー飲めないのに頼んだのか?」
澪「しかもそれアイスだぞ」
純「う……」
澪「(よし、これは鈴木さんへの好意下がったぞ……)」
律「ったく、何でそんな事したんだよ……」
純「すいません……(やっちゃったよ私……)」シュン
澪「うふふっ」
律「ほら、私のココア上げるからアイスコーヒーくれ」
純「え?」
澪「え?」
律「ちょっと飲んじゃったけど、飲めないよりはマシだろ?」ニコッ
純「あ……、はい」
澪「」
澪「り、律!」
律「どったの?」
澪「実は私もレモンティー飲めないんだ……」
律「この前むぎが出した時飲んでただろ」
澪「」
純「あ、そういえば」
律「どうした?」
純「私とアドレス交換してくれませんか?!」
律「あぁ、別に良いぞ」
純「やったぁ!」
澪「」
律「よし、ホットケーキも食べた事だし、次はどこ行くかー」
澪「り、律の家とか……」
律「私の家行っても」
純「私も行きたいです!」
律「そ、そうか……?」
澪「じゃあ決まりだな!」
純「えへへ……(律先輩の家初めてだなぁ……)」
律の部屋!
澪「お邪魔しまーす……」
純「お邪魔します!」
律「あんまジロジロみんなよー」
澪「また部屋汚くなったなー」
律「う、うるさいやい!」
純「でも良い部屋ですよ」
律「だろ? えへへー」
澪「調子に乗るな」ゴツンッ
律「あいたーっ!」
律「じゃあ何するかー……」
澪「そういえばもうちょっとでテストがあるよな」
律「……」
純「……そ、そうですね」
澪「二人とも勉強はしてるのか?」
律純「……(全くしてなかったー!)」
澪「……勉強するぞ」
律「うぐっ、私の持病が今頃……!」
純「大丈夫ですか?! 今すぐ病院に行きましょう!」
律「そうだな」
澪「勉強!」
律純「……はい」
澪「で、ここはこうなって……」
律純「全然分からないー……」ガクッ
澪「これ基本だぞ?! それに律! ここは2年生の範囲だ!」
律「こんなの習ってないー」
純「私も習った覚えありません」
澪「こいつ等……」
律「もう勉強なんてやめて話そうぜー」
純「そうですよ、時間が勿体無いです」
澪「う……、分かったよ……」
律「じゃあ適当に話すかー!」
純「って言っても話題がありませんね……」
澪「じゃあ恋話……とか」
律「恋話って言ってもなぁ」
純「良いですね、恋話!」
律「え」
澪「だろ?」
純「はい、良いと思います!」
律「おいおい……」
律「じゃあもう恋話で良いや……」
澪「じゃあ律に質問していいか?」
純「あ、私も質問あります!」
律「何だー?」
澪純「好きな人居ますか?!」
律「好きな人か……」
澪「……」
純「……」
律「気になってる人は……居るかな」
澪「だ、誰なんだ?!」
律「それは秘密だ」
純「えー、気になりますー!」
律「ひ・み・つだ!」
律「もう今日はここまでにして解散するぞー!」
澪「く……、絶対に今度教えてもらうからな」
純「私も教えてもらいますからね!」
律「へいへい、後でなー」
澪「じゃあ帰るな」
純「お邪魔しました」
律「気をつけて帰れよー」
帰り道!
澪「……律の好きな人って誰だろうな」
純「気になりますね」
澪「そういえば前、律に好きって言われたんだっけ」
純「え」
澪「もしかしてあれって告白だったのか……?」
純「」
澪「そうなると好きな人=私って事になるな」
純「」
澪「あはは、そっか、私だったのかー!」
純「」
澪「あいつも意外と照れ屋なんだな、素直に好きって言えばいいのに」
純「」
澪「あ、じゃあ私こっちだから 気をつけて帰るんだぞ?」
純「」
次の日!
梓「律先輩って好きな人居るんだ……」
憂「もしかしたら純ちゃんかも!」
純「あはは、お世辞ありがとう……」ズーン
梓「も、もしかしたらまた澪先輩の嘘かもしれないじゃん」
憂「そうだよ、気にする事ないよ?」
純「そうかな……?」
梓「そうそう、気にする事ないって」
純「そう、だよね……」
憂「アドレスもゲットしたんだから、頑張れ純ちゃん!」
純「うん、そうだよね…… 私頑張るよ!」
放課後!
唯「そういえばもう少しでバレンタインだよ!」
梓「……」ピクッ
澪「そ、そうだな」チラッ
律「ん? どうしたんだよ」
唯「あずにゃんのチョコ楽しみにしてるよー!」ギュッ
梓「わ、分かったから離れてください!///」
紬「あらあら♪」
唯「うふふふ、あずにゃんむちゅー」
梓「ぎゃああああ!」
律「澪は誰かにあげるのか?」
澪「え、えっと……」
律「あぁ、澪しゃんはモテるから貰う側ですわねー」
澪「うるさい!」ゴツン
律「あいたー!」
同じく放課後!
純「憂ー」
憂「どうしたの?」
純「バレンタインのチョコ作り一緒にやろう?」
憂「うん、良いよー」
純「ほんと?! やったぁ!」
憂「律さんに上げるなら頑張らないとね!」
純「うん、頑張るよ!」
憂「じゃあ買出し行こっか?」
純「んー」
純「えっと、チョコはこれで……、あ、砂糖はこの安いので」
憂「純ちゃん、そんなのじゃ駄目だよー」
純「え?」
憂「チョコはこれで、砂糖はこっち」
純「あ……ありがと、憂」
憂「えへへー」
純「後はこれとこれとこれ……でいいのかな?」
憂「うん」
純「じゃあ憂の家へレッツゴー!」
憂「おー!」
唯&憂の家!
憂「ただいまー」
純「お邪魔しまーす」
憂「じゃあ作ろっか」
純「ご指導よろしくお願いしますっ」
憂「えっと、まずはチョコを溶かして……」
純「ふむふむ」
―――――――
――――
純「出来たー!」
憂「わぁ、美味しそうだねー!」
純「ん……」パクッ
憂「どう?」
純「うん、美味しい」
憂「やったね純ちゃん!」
純「憂のおかげだよー!」ギュッ
憂「えへへ」ニコニコ
次の日!
純「という訳で、バレンタインの準備は完璧なんだよねー」
梓「私も唯先輩にあげないと……」
憂「お姉ちゃんにあげるの?」
梓「うん、昨日『楽しみにしてるね』って言われちゃって……」
純「じゃあ一緒に頑張ろうよ、梓」
梓「うん」
憂「二人とも、頑張ってね」ニコッ
放課後!
ジャジャジャジャジャーン
澪「うん、いい感じだな」
律「よーし、今日はここまで、解散!」
唯「あずにゃん帰ろー」ギュッ
梓「だからくっつかないでくださいよ……///」
律「あはは、相変わらずだなー」
ピピピピ
律「ん……」
澪「じゃあ私達も帰るか」
紬「そうね」
律「あー、今日は先帰ってくれるか?」
澪「え、何で…・・・」
律「ちょっとな」
澪「……そっか」
澪「じゃあ私達は帰るからな」
唯「あずにゃんちゅっちゅ!」ギュッ
梓「くるなあああああ!」
紬「じゃあね、りっちゃん」
律「あぁ、じゃあ気をつけてなー!」
最終更新:2011年02月01日 03:28