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放課後!

純「やばいよ何にも用意してないよー……」

純「よし、今から頑張るぞ!」

純「まず材料から買わないと」

純「えっと、チョコはどれが良いんだっけ……」

純「……これでいいや」ポイッ

純「で、砂糖はこれで」

純「後はこれとこれで……」

純「よし、買い物終わり!」

純「あ、作り方忘れた……」

純「まぁ適当にやれば出来るよね、うん」

純「えっと、チョコを溶かして……」

純「これはどうするんだっけ?」

純「とりあえず入れとけばいっか」ドバドバ

純「で、後は少し待つ……」

純「……」

純「……暇だしちょっと寝よう」

純「……」スースー

純「はっ……」ガバッ

純「今何時?!」

純「……11時」

純「やばいよ急いで作らないと!」

純「えっとチョコの方は……」ペロッ

純「苦っ」

純「し、失敗しちゃった……」

純「でもこんな時間だから材料買いにいけないし」

純「うぅ……、もうこのまま作っちゃえ!」


次の日!

梓「ちゃんとチョコ作ってきた?」

純「う、うん……」

憂「あ、これ梓ちゃんと純ちゃんの分!」

梓「ありがと」

純「さすが憂!」

憂「えへへ」

梓「ごめんね憂、お返し作れなくて……」

純「あ、私も」

憂「全然大丈夫だよ! 二人とも頑張ってね」

梓「うん」

純「う、うん」


放課後!

律「澪は今年も両手いっぱいにチョコ持ってるなー」

澪「う、うるさい!///」

唯「私もチョコ欲しいよー!」

梓「……(わ、渡すタイミングが……)」

紬「ごめんね、今年は用意出来なくて……」

澪「いつもお菓子貰ってるしそれで充分だって」

律「そうそう、気にする事ないぞ」

唯「でもやっぱりお口が寂しいよー……」

梓「……(帰りで良いかな……)」


澪「よし、今日はもう解散するか」

律「そうだなー」

唯「じゃああずにゃん、帰ろっか!」ギュッ

梓「暑苦しいので近づかないでください!」グイグイ

澪「相変わらず仲が良いな」

紬「梓ちゃん、今は冬よ?」

律「ははっ、梓は素直じゃないなー」

梓「う、うるさいです!///」

澪「律、そろそろ帰るぞー」

律「あー、今日は一緒に帰れないんだ」

澪「え?」

律「ちょっと用事があってさ」

澪「……そっか」

律「うん」

澪「じゃあこれ、貰ってくれるか?」

律「ん、ありがとな」

澪「律……」

律「ん?」

澪「……私、律の事が好きだ 友達とかじゃなくて、恋愛対象の方で」

律「……」

澪「返事は今度で良いから! じゃあな」ダッ

律「あ、おい澪……」



純「……律先輩来てくれるかな」

純「……」

律「ごめん、待ったか?」

純「あ、来てくれたんですね!」

律「当たり前だろー?」

純「じゃあとりあえずこれ……」スッ

律「お、またチョコか」

純「また?」

律「あぁ、さっき澪にも貰ったんだ」

純「そうなんですか……(先手取られたー!)」

律「あ、今食べても良い? お腹減っちゃってさー」

純「は、はい……」

純「……(うー……、絶対不味いって言われるよー……)」

律「んじゃいただきまーす」パクッ

純「……(終わった)」ガクッ

律「ん、よく出来てるじゃん!」

純「え?」

律「美味しいぞー、ほら、純も一個食べるか?」

純「……お世辞は良いですよ」

律「本当に美味しいぞ?」

純「……私が味見した時は不味かったもん」

律「じゃあその後から美味しくなったんじゃないか?」

純「からかうのはやめてください」

律「私が美味しいって言ってるんだから、絶対美味しいって!」

純「……ふふっ」

律「な、何だよー」

純「ありがとうございます、律先輩」


律「ごちそうさまー、美味しかった!」

純「全部食べてくれたんですね……」

律「当たり前だろ?」

純「あ、澪先輩のチョコは食べないんですか?」

律「あー、家に帰ってからでいいや」

純「そう……ですか」

律「うん」

純「あ、あの……、澪先輩になんか言われましたか?」

律「いや、何も言われてないけど」

純「本当ですか?」

律「おう、私は嘘をついた事ないからな!」

純「それが嘘じゃないですか」

律「何をー?!」

純「あははっ」

律「ったくー……」

純「それにしても寒いですね……」ブルブル

律「お、じゃああそこのベンチに行くか」

純「え?」

律「ほら、こっちおいで」

純「あ、はい」

律「こうしたら暖かくなるぞ」ギュッ

純「っ?!」

律「唯がよくやってたからさ、やってみたくなったんだよな」

純「そ、そうですか……///(し、心臓の音が……)」

律「でもこんな事やってるとカップルみたいだな」

純「カッ……カップル?!///」

律「あ、あぁ……、そんなに嫌だったか?」

純「嫌なんかじゃないですよ、ただ……、その……」

律「ん?」

純「……何でもないです」

律「そっか」

純「はい(まだ告白とかは早いよね……)」

律「よし、そろそろ帰るか!」

純「え……」

律「もう暗くなってきたし危険だろ?」

純「そう…ですね」

律「また明日会えるからそんな悲しい顔するなよー」ポンポン

純「別に悲しくなんてないですよ」

律「そ、それはそれで……」



次の日!

梓「へぇ、結構良い感じじゃん」

憂「……」

純「そうかなー?」

梓「後は純が告白するのを待つだけだね」

憂「でもやっぱり告白はまだ早いと思うよ?」

純「やっぱりまだ早いよねー……」

憂「うん」

梓「そう? 話を聞く限りだとかなり良い感じだけど……」

憂「もうちょっと押しが必要だよ!」

純「うん、そうだよね……ありがと、憂」

憂「えへへ~」

梓「……」


放課後!

憂「純ちゃん」

純「ん?」

憂「今日、暇かな?」

純「うん、特に予定はないけど……」

憂「じゃあ私の家に来ない?」

純「別に良いよー」

憂「やったぁ♪」


純「憂の部屋は相変わらず綺麗だねー」

憂「えへへ、そうかなー?」

純「うんうん、私の部屋なんて脱いだ服がそのまま放置してあるもん」

憂「じゃあ今度片付けてあげるよ!」

純「本当?! ありがとう!」

憂「うん、片付けとか好きだからねー」

純「いやー、憂は絶対良いお嫁さんになるね」

憂「なるなら純ちゃんのお嫁さんがいいなー、なんて」

純「私には憂の旦那さんは務まらないって!」

憂「純ちゃんには律さんが居るもんねー」

純「そ、そんな……///」

憂「純ちゃんは律さんのどこを好きになったの?」

純「んー、優しいとこ……かな」

憂「最初は顔がかっこいいからって感じだったよねー」

純「うぐ…、でも今は違うもん!」

憂「本当にー?」

純「うん、本当だよ!」

憂「そっか……」

純「憂?」

憂「あ、そろそろご飯作らないと!」

純「じゃあ私帰るよ」

憂「ご飯食べていかないの?」

純「え、良いの?」

憂「うん、全然良いよ!」

純「じゃあお言葉に甘えて……」


唯「ただいまー」

憂「おかえりなさい! もうちょっとでご飯だから待っててね」

純「あ、お邪魔してます」

唯「純ちゃんだー、こんばんは!」

純「えっと、こんばんは」

唯「遊ぼー」ニコッ

純「あ、はい」

唯「ねぇ、純ちゃん」

唯「あずにゃん、私の事なんか言ってる~?」

純「いえ、特に何も……」

唯「そっかー」

純「何でですか?」

唯「あずにゃん、私に冷たいからさ……」

純「梓はそういう人ですから」

唯「なら良かった! ずっと悩んでたんだよね~」

純「あはは……(唯先輩でも悩む事あるんだ……)」

唯「で、純ちゃんはいつりっちゃんに告白するの?」

純「え?!」

唯「純ちゃんってりっちゃんの事好きなんだよね?」

純「な、何でその事を……」

唯「あはは、見てれば分かるよー」

純「」

憂「二人ともー、ご飯だよ!」

唯「はーい!」

純「あ、うん」

唯「じゃあ純ちゃん、お互い頑張ろうね!」フンス

純「はい……(バレてたのか……)」


憂「今日は純ちゃんが居るからちょっと多めに作ったよ!」

純「うっわー……、相変わらず憂の料理は凄いなぁ」

唯「いっただきまーす」パクパク

憂「純ちゃんも早く食べてね」

純「あ、じゃあ……いただきます」パクッ

憂「どう……かな?」

純「うん、美味しいよこれ!」

憂「本当?! やったぁ♪」

唯「うまうまー」モグモグ


唯純「ごちそうさまー!」

憂「お粗末様でした」

純「毎日憂の料理が食べられる唯先輩が羨ましいです!」

唯「でしょー?」

憂「えへへ」

憂「あ、デザートもあるから食べていきなよ」

純「え? 良いの?」

唯「わーい、デザートー!」

憂「うん、全然良いよー」ニコニコ

純「じゃあまたお言葉に甘えて……」

憂「……ふふっ、じゃあ持ってくるね!」

唯「おー! ケーキ美味しそう!」

純「ほんとだ……、こんな高そうなの食べていいの?」

憂「うん、大丈夫だよー」

唯「ん、美味しい……」モグモグ

純「た、食べづらい……」

憂「じゃあ食べさせてあげるよ」

純「え?」

憂「はい、あーん」

純「ちょ、ちょっと憂?」

憂「あーん」

純「ちょ、憂……憂「あーん」

純「……あ、あーん」パクッ

憂「えへへ」

純「あ、美味しい……! これ凄く美味しいよ!」

憂「喜んでもらえてよかった」ニコッ


純「んー、美味しかったー!」

唯「ごちそうさまー! じゃあ私、部屋でギターの練習してくるねー」

憂「うん、分かったよー」

純「……ん、何か眠く……」フラッ

憂「ふふっ」ニヤッ

純「……」スースー


純「……」スースー

純「……はっ」

憂「起きた?」

純「あ、ごめん、私寝ちゃってたんだ……」

憂「全然大丈夫だよ!」

純「今何時?」

憂「えっと、夜の12時だよ」

純「もうそんな時間なの?! うー……、今から帰るのめんどくさい……」

憂「じゃあ泊まっていきなよ! 着替えとかもあるし……」

純「んー、でも……」チラッ

憂「ん?」ボイーン

純「……(絶対胸のサイズが合わないよ……)」

憂「どうするー?」

純「分かった、泊まっていくよ」

憂「やったぁ!」

純「んー、とりあえず寝るね……」

憂「私も一緒に寝ちゃ駄目かな?」

純「え」

憂「そしたら二人ともベッドで寝られるし」

純「あ、あぁ……、そうだね!」

憂「じゃあ一緒に寝よう♪」

純「うん」


純「くかー……」スースー

憂「純ちゃん寝ちゃった……」ナデナデ

純「ん……」スースー

憂「私ね、純ちゃんの事好きだよ」

純「くー……」スースー

憂「でも純ちゃんは律さんが好きなんだよね」

純「……」スースー

憂「今度からは本気で応援する……、だから今日だけ許してね」チュッ

純「ん……」スースー

憂「えへへ、おでこだけど私のファーストキス……」ギュッ

純「……」スースー

憂「おやすみ……」


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最終更新:2011年01月31日 21:15