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術伝流一本鍼no.44 - (2016/07/13 (水) 09:00:33) の1つ前との変更点
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&color(green){術伝流一本鍼no.44 (術伝流・養生の一本鍼・病証編(3))}
&bold(){&size(24){&color(green){陽明の病}}}
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#contents
*1. 基本的に
陽明の病は、体の前面におもな症状が出る病で、ツボが浅く、熱が
高く、動きが速いことが特徴です。
邪気が顔や前頭部に突き上げる上衝をともなうことがおおく、陽性
の精神症状が出やすくなります。
「高きに上がって歌い、衣を棄てて走らんと欲す」(『霊枢』経脈編)
『傷寒論』に「陽明之為病、胃家実也」とあるように、臍より上は
実することがおおいので、上記のことがいえますが、陽明経が虚すこ
ともあります。その場合には、陰性の精神症状が出やすくなります。
「一人戸を閉じ窓を塞いで居る」(『霊枢』経脈編)
というよりも、陽明経の病は「上が実し、下が虚す」と考えたほう
がよく、その割合に応じて精神症状は変わってくるということでしょ
う。
代表例は、更年期障害、疳の虫、熱射病など。不眠のおおくは、太
陽と陽明の合病です。
邪気を散らし下げることと、手早い刺鍼が大切で、腹の虚があれば
補(おぎな)います。
*2.ツボが出やすいところやねらい目
まずは、手足の陽明経、とくに手の陽明の手首より先に引きやすい
です。鍼では、合谷、母指・示指間の八邪。灸では、示指の骨空、指
端、井穴。すこしずれて、母指の骨空、指端、井穴に出ることもあり
ます。
足三里の灸は、恒常的な上衝を下げる効果があり、養生の灸として
有名です。
また、目の表面の病、歯や口のまわりの病など、鎖骨から上の前面
の病は、手の陽明に引きやすいです。
梅雨明け直後の真夏の老人の譫語(せんご)も、合谷に引くと、そ
のとたんに口調がおだやかになり、顔の赤みも薄くなることがおおい
です。「譫語」は、三省堂大辞林には「熱などのためにうわごとを言
うこと。また、筋道のたたない言葉。たわごと。譫言。」とあります
が、漢方では、「真夏の老人の譫語」は、梅雨明け直後の暑い日に、
暑さが外邪となり、客気上逆し、頭、とくに前頭部を衝くことが原因
で、下腹の虚した老人に起きやすいと聞きました。
乳痛、腹の表面のシコリなど、鎖骨から下の前面の病は、足の陽明
に引きやすいです。
前頭部は、ツボにかかわらず熱いところを散鍼します。
下腹部の虚が原因、つまり、虚火上逆のこともおおいので、虚した
ツボをみつけて補(おぎな)います。
更年期障害では、腹のツボが横にずれて、骨盤の腹側の五枢~維道、
骨盤の足側の居髎にツボが出ることがおおいです。また、その影響で、
足の陰経の蠡溝、中封、照海などにもツボが出ます。腰痛や不眠をと
もなうときには、それらに関係するツボも出ます。
不眠は、陽明と太陽の合病で、言葉や腹の虚などが原因で生じた邪
気が頭をつき、後頚部や肩が硬くて降りられず、頭のなかで堂々巡り
している状態がおおいです。
頭の使い過ぎで真気が集まりすぎ、その真気が堂々巡りして降りな
くても、不眠の原因となります。
陽明の病のツボのほかでは、なんといっても、後頭骨下縁の天柱~
風池がねらい目です。横頚部中央や肩井や肩甲骨まわりのツボも使っ
て、後頚部や肩まわりをゆるめます。上腕の少陽〜太陽や、手甲の
4~5間などに引くのもよいです。
*3.手順
**3.1. 慢性期
合谷に引き鍼したあと、ツボを考慮して慢性期の養生の型の手順で
刺鍼します。肩頚頭など、表位といわれる肩甲骨鎖骨から上をはじめ
として、さわって熱いところには散鍼してから刺入します。
必要に応じて、灸を加えます。その場合には、下腹や足に灸・灸頭
鍼をしてから、手の指端の灸で終えます。
また、灸や灸頭鍼を中心としてもよいです。座位で、手の示指か母
指の骨空ではじめ、うつ伏せ、あお向けの順で上から下に施術し、手
の指端の灸で終えます。
陽明経の下のほうが虚している割合が高く、陰性の精神症状がでて
いるときは、下腹や足の経絡を補うことにも力をいれます。
いちばん大事なことは、手早い刺鍼です。慢性期といってものんび
り時間をかけて刺鍼するという感じではないです。刺入時間、施術時
間ともに短くなるようにします。
**3.2. 急性期
合谷に強めに引き鍼したあと、前頭部の熱いところを散鍼し、また、
手陽明経に引き鍼をするのが基本です。母指示指間の八邪や沢田流合
谷で終えるのもよいです。慢性期以上に手早い刺鍼が大切になります。
灸の場合には、合谷のかわりに母指か示指の骨空ではじめ、指端で
仕上げます。
肩こりなどをともなうときには、合谷の引き鍼のあと、肩こりのツ
ボに刺鍼し、前頭部の熱いところを散鍼したあと手陽明に引き鍼をし
て仕上げます。
更年期障害では、合谷のあと、内関、足の陰陽、腰、肩、首の順に
刺鍼し、前頭部に散鍼、手陽明に引き鍼して仕上げます。
不眠では、合谷のあと、天柱・風池を中心に後頚部・肩まわりを刺
鍼し、仕上げに前頭部に散鍼してから手陽明に引き鍼します。
手技の場合には、手の示指や母指を反らせたり、井穴をつまんだり、
指裏の横紋あたりを揉んだりすると効果が出やすいです。子供の疳の
虫のときによく使います。繰り返すと、「指を出して」といっただけ
で治まることもあります。
*4.写真付き症例
陽明の病を講座で説明していたら、そういう感じの症状という人が
出てきました。
まずは、診察。陽明の病の診察の目安になるのは、脈、舌、顔〜鎖
骨など。
脈は、浮で数、手首よりの寸が実など(写真1)。
&ref(DSCF0319.JPG)写真1
舌先は赤いことがおおいです(写真2)。
&ref(DSCF0320.JPG)写真2
額なども熱いことがおおいですし(写真3)、鎖骨まわりは、下か
ら突き上げるような感じを受けたり、熱ったりします(写真4)。
&ref(DSCF0321.JPG)写真3
&ref(DSCF0322.JPG)写真4
下腹の虚を補うためか、五枢〜維道、居髎にもツボが出ていました
(写真5)。
&ref(DSCF0328.JPG)写真5
刺鍼は、まずは合谷から(写真6)。
&ref(DSCF0329.JPG)写真6
そのあと手順どおりに、手の陰経〜陽経、横腹の順でツボをさがし刺
鍼。
五枢〜維道、居髎に出ているツボに刺鍼(写真7,8)。
&ref(DSCF0333.JPG)写真7
&ref(DSCF0334.JPG)写真8
そのあと、丹田あたりの虚しているところに刺鍼。虚を補うには、
鍼をゆっくり大きく動かします。たとえば、撚鍼するときには、ゆっ
くり鍼柄を摩擦するような感じで撚鍼していくと、温まりやすいです
(写真9)。押手で皮膚の温かさを感じたら、ゆっくり鍼を抜きます。
&ref(DSCF0335.JPG)写真9
それから、足の陰経〜陽経の順で刺鍼し、あお向けでの刺鍼をおえ、
ゆっくり、うつ伏せになってもらいました。
不眠もあるということで、天柱〜風池のあたりをしらべたら(写真
10)、ツボが出ていたので、出ていたツボに刺鍼しました(写真11)。
&ref(DSCF0339.JPG)写真10
&ref(DSCF0341.JPG)写真11
それから、背〜腰、脹脛などに出ていたツボに刺鍼し、うつ伏せで
の刺鍼をおえ、座位になってもらいました。
座位になってもらったら、右利きなのに、左肩のほうが上がった状
態でした。左の上衝が強いことと関係があるのかもしれません。肩、
肩甲骨まわり、首などにツボをさがし刺鍼していったら(写真12、
13、14)、左右変わらなくなりました。
&ref(DSCF0350.JPG)写真12
&ref(DSCF0352.JPG)写真13
&ref(DSCF0356.JPG)写真14
肩甲間部下半分にはツボは出ていなかったので、先回書いた心臓系
との関係はうすいと思いました。
頭に散鍼し(写真15)、手甲に引き鍼して(写真16)、仕上げま
した。
&ref(DSCF0357.JPG)写真15
&ref(DSCF0360.JPG)写真16
*5.おわりに
長引いている病でも、ときどき陽明経に症状が出ることもあります。
たとえば、「[[術伝流一本鍼no.41>http://www26.atwiki.jp/jutsuden/pages/21.html]] 三叉神経痛の痛みが消えたら、声
を出すと痛くなった」を参照してください。
こういう現象は、病が動く、つまり病態が大きく変化するときに見
られることがおおいです。
つぎへ>>>[[術伝流一本鍼no.45]]
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*お知らせとお願い
**術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集
術伝流鍼灸操体講座は、実践面を重視しています。実際に症状が出て
いる方の治療を見たほうが勉強になります。そこで、講座で患者さん役
をしてくださる方を募集しています。
くわしくは、[[術伝流のモデル]]をみてください。
よろしくお願いします。
**感想など
感想などありましたら、[[「術伝」掲示板>http://jutsuden.bbs.fc2.com/]]に書いてください。
また、「術伝」掲示板でも、旧掲示板「養生の杜」と同じように、
養生についての雑談や症例相談などもしていきたいと思っています。
よろしくお願いします。
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&bold(){&size(24){&color(green){陽明の病}}}
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#contents
*1. 基本的に
陽明の病は、体の前面に主な症状が出る病で、ツボが浅く、
熱が高く、動きが速いことが特徴です。
邪気が顔や前頭部に突き上げる上衝を伴うことが多く、陽性
の精神症状が出やすくなります。
「高きに上がって歌い、衣を棄てて走らんと欲す」
(『霊枢』経脈編)
『傷寒論』に「陽明之為病、胃家実也」とあるように、臍よ
り上は実することが多いので、上記のことが言えますが、陽明
経が虚すこともあります。その場合には、陰性の精神症状が出
やすくなります。
「一人戸を閉じ、窓を塞いで居る」(『霊枢』経脈編)
というよりも、陽明経の病は「上が実し、下が虚す」と考え
た方がよく、その割合に応じて精神症状は変わってくるという
ことでしょう。
代表例は、更年期障害、疳の虫、熱射病など。不眠の多くは、
太陽と陽明の合病です。
邪気を散らし下げることと、手早い刺鍼が大切で、腹の虚が
有れば補(おぎな)います。
*2.ツボが出やすい所や狙い目
先ずは、手足の陽明経、特に「手の陽明」の「手首より先」
に引きやすいです。鍼では、合谷、母指・示指間の八邪。灸で
は、示指の骨空、指端、井穴。少しズレて、母指の骨空、指端、
井穴に出ることもあります。
足三里の灸は、恒常的な上衝を下げる効果があり、養生の灸
として有名です。
また、目の表面の病、歯や口の周りの病など、鎖骨から上の
前面の病は、手の陽明に引きやすいです。
梅雨明け直後の真夏の老人の譫語(せんご)も、合谷に引く
と、その途端に口調が穏やかになり、顔の赤みも薄くなること
が多いです。
「譫語」は、三省堂大辞林には「熱などのためにうわごとを
言うこと。また、筋道のたたない言葉。たわごと。譫言。」と
あります。が、漢方では、「真夏の老人の譫語」は、梅雨明け
直後の暑い日に、暑さが外邪となり、客気上逆し、頭、特に前
頭部を衝くことが原因で、下腹の虚した老人に起きやすいと聞
きました。
乳痛、腹の表面のシコリなど、鎖骨から下の前面の病は、足
の陽明に引きやすいです。
前頭部は、ツボに関わらず、熱い所を散鍼します。
下腹部の虚が原因、つまり、虚火上逆のことも多いので、虚
したツボを見付けて補(おぎな)います。
更年期障害では、腹のツボが横にズレて、骨盤の腹側の五枢
~維道、骨盤の足側の居髎にツボが出ることが多いです。また、
その影響で、足の陰経の蠡溝、中封、照海などにもツボが出ま
す。腰痛や不眠を伴うときには、それらに関係するツボも出ま
す。
不眠は、陽明と太陽の合病で、言葉や腹の虚などが原因で生
じた邪気が頭を衝き、後頚部や肩が硬くて降りられず、頭の中
で堂々巡りしている状態です。
頭の使い過ぎで真気が集まりすぎ、その真気が堂々巡りして
降りなくても、不眠の原因となります。
不眠には、陽明の病のツボの他では、何と言っても、後頭骨
下縁の天柱~風池が狙い目です。横頚部中央や肩井や肩甲骨の
周りのツボも使って、後頚部や肩の周囲を弛めます。上腕の少
陽〜太陽や、手甲の4~5間などに引くのもよいです。
*3.手順
**3.1. 慢性期
合谷に引き鍼した後、ツボを考慮して慢性期の養生の型の手
順で刺鍼します。肩頚頭など、表位といわれる肩甲骨鎖骨から
上を始めとして、触って熱い所には散鍼してから刺入します。
必要に応じて、灸を加えます。その場合には、下腹や足に灸・
灸頭鍼をしてから、手の指端の灸で終えます。
また、灸や灸頭鍼を中心としてもよいです。座位で、手の示
指か母指の骨空ではじめ、うつ伏せ、仰向けの順で上から下に
施術し、手の指端の灸で終えます。
陽明経の下の方が虚している割合が高く、陰性の精神症状が
出ているときは、下腹や足の経絡を補うことにも力を入れます。
一番大切なことは、手早い刺鍼です。慢性期と言っても、の
んびり時間を掛けて刺鍼するという感じではないです。刺入時
間、施術時間、どちらも短くなるようにします。
**3.2. 急性期
合谷に強めに引き鍼したあと、前頭部の熱い所を散鍼し、ま
た、手陽明経に引き鍼をするのが基本です。母指示指間の八邪
や沢田流合谷で終えるのもよいです。慢性期以上に手早い刺鍼
が大切になります。
灸の場合には、合谷の代わりに母指か示指の骨空で始め、指
端で仕上げます。
肩凝りなどを伴うときには、合谷の引き鍼の後、肩凝りのツ
ボに刺鍼し、前頭部の熱い所を散鍼した後に手陽明に引き鍼を
して仕上げます。
更年期障害では、合谷の後に、内関、足の陰陽、腰、肩、首
の順に刺鍼し、前頭部に散鍼、手陽明に引き鍼して仕上げます。
不眠では、合谷の後、天柱・風池を中心に後頚部・肩の周辺
を刺鍼し、仕上げに前頭部に散鍼してから手陽明に引き鍼しま
す。
手技の場合には、手の示指や母指を反らせたり、井穴を抓ん
だり、指裏の横紋の辺りを揉んだりすると効果が出やすいです。
子供の疳の虫のときに使います。繰り返すと、「指を出して」
と言っただけで治まることもあります。
*4.写真付き症例
陽明の病を講座で説明していたら、そういう感じの症状と言
う人が出てきました。
先ずは、診察。陽明の病の診察の目安になるのは、脈、舌、
顔〜鎖骨など。
脈は、浮で数、手首よりの寸が実など(写真1)。
&ref(DSCF0319.JPG)写真1
舌先は赤いことが多いです(写真2)。
&ref(DSCF0320.JPG)写真2
額なども熱いことが多いですし(写真3)、鎖骨の周りは、
下から突き上げるような感じ(上衝)を受けたり、熱ったりし
ます(写真4)。
&ref(DSCF0321.JPG)写真3
&ref(DSCF0322.JPG)写真4
下腹の虚を補うためか、五枢〜維道、居髎にもツボが出てい
ました(写真5)。
&ref(DSCF0328.JPG)写真5
刺鍼は、先ずは合谷から(写真6)。
&ref(DSCF0329.JPG)写真6
その後は手順通りに、手の陰経〜陽経、横腹の順でツボを探
し、刺鍼。
五枢〜維道、居髎に出ているツボに刺鍼(写真7,8)。
&ref(DSCF0333.JPG)写真7
&ref(DSCF0334.JPG)写真8
それから、丹田の近くの虚している所に刺鍼。虚を補うには、
鍼を、ゆっくり、大きく、動かします。例えば、撚鍼するとき
には、ゆっくり鍼柄を摩擦するような感じで撚鍼していくと、
温まりやすいです(写真9)。押手で皮膚の温かさを感じたら、
ゆっくり鍼を抜きます。
&ref(DSCF0335.JPG)写真9
追記:2016.7.13ーーー
この「虚を補す」刺法は、[[術伝流一本鍼no.78]]に、
「真気を呼んで巡らすための鍼の動かし方」と題して、詳しく
書きました。
ーーー
それから、足の陰経〜陽経の順で刺鍼し、での刺鍼を終え、
ゆっくり、うつ伏せになってもらいました。
不眠もあるということで、天柱〜風池の辺りを調べたら(写
真10)、ツボが出ていたので、出ていたツボに刺鍼しました
(写真11)。
&ref(DSCF0339.JPG)写真10
&ref(DSCF0341.JPG)写真11
それから、背〜腰、脹脛などに出ていたツボに刺鍼し、うつ
伏せでの刺鍼を終え、座位になってもらいました。
座位になってもらったら、右利きなのに、左肩の方が上がっ
た状態でした。左の上衝が強いことと関係があるのかもしれま
せん。肩、肩甲骨の周り、首などにツボをさがし刺鍼していっ
たら(写真12、13、14)、左右変わらなくなりました。
&ref(DSCF0350.JPG)写真12
&ref(DSCF0352.JPG)写真13
&ref(DSCF0356.JPG)写真14
肩甲間部下半分にはツボは出ていなかったので、先回書いた
心臓系との関係は薄いと思いました。
頭に散鍼し(写真15)、手甲に引き鍼して(写真16)、仕
上げました。
&ref(DSCF0357.JPG)写真15
&ref(DSCF0360.JPG)写真16
*5.おわりに
長引いている病でも、ときどき陽明経に症状が出ることもあ
ります。たとえば、「[[術伝流一本鍼no.41>http://www26.atwiki.jp/jutsuden/pages/21.html]] 三叉神経痛の痛みが消えたら、声を出すと痛くなった」を参照してください。
こういう現象は、病が動く、つまり病態が大きく変化すると
きに見られることが多いです。
つぎへ>>>[[術伝流一本鍼no.45]]
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術伝流鍼灸操体講座は、実践面を重視しています。実際に症状が出て
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よろしくお願いします。
**感想など
感想などありましたら、[[「術伝」掲示板>http://jutsuden.bbs.fc2.com/]]に書いてください。
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