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累積:&counter()___ 昨日:&counter(yesterday) ___今日:&counter(today) ------ &size(24){&color(green){ツボの出やすい所}} ---- 体は自然、臨床は対話 【1】体は自然 [3] ツボの出方、探し方 (1) ツボの出やすい所 #contents *1.はじめに  おおよその場所が見当が付けられた時に、ツボの出ている場所 を、はっきり特定する方法について書いていきます。  人間の動きや体の構造上でツボが出やすい所は、ある程度、決 まっています。  そして、歪みが大きくなった場合に古い歪みが出やすい場所も だいたい決まっています。  先ずは、ツボがどんな場所に出やすいか、その辺りの体の構造 の特徴から書いていきます。  慣れていない人にも分かりやすくするために、患者さんの体に 触れた経験の長い人には当たり前と思えることも書いていきます。 *2.筋肉と筋肉の間の溝に出やすい  一番目の特徴は、ツボは筋肉と筋肉の間の溝に沿って出ている ことが多いことです。  表面の皮膚が厚かったり皮下脂肪が厚いと少し難しくなります が、見当を付けた辺りを、筋肉の走る方向を横断する形で触って みると分かりやすくなります。  歪みが古い場合には、見た目にも凹んで見えることが多いです。  そういう筋肉の間の溝は、首や胴体や腕、足の大腿や下腿など、 太い筋肉がある所に、よく見られます。 **特に、関節の近くの骨が太くなる直前の所  そういう筋肉の間の溝の中でもツボが出ていることが多いのは、 関節の近くの骨が急に太くなる直前の所です。  骨の形は、一般的には、両端の所が丸く太くなっていて、中は 細い棒状というものです。マンガなどで犬がくわえている骨の形 です。  両端の太い部分は、隣の骨と関節を作っていて、その部分には 大きな筋肉は付いていないことが殆どです。  その太い部分が終わって細くなり始めた部分によくツボが出ま す。  それは、その骨に筋肉が付く部分でもあることが多いです。解 剖学的には「筋の起始停止」と呼ばれる所です。そこにツボが出 やすいのは、きっと、負荷が掛かりやすいからだなと思います。  と言っても、その上には他の筋肉が覆いかぶさっていますが。  鶏のモモ肉などを1本丸ごと食べるときによく観察してみてく ださい。  この筋肉と筋肉の間、特に、その中でも関節近くにあるものが、 ツボとしても大きいので、鍼灸で使われることが多いです。有名 な「足の三里」もこのタイプです。 *3.骨の直ぐ脇にも出やすい  次に多いのは、骨の際というか、骨の直ぐ脇です。  頭の方から、目の周りの骨に指を押しつけるようにすると、目 の悪い人は痛い所があるでしょう。  顎(あご)の骨と頭の骨の間とか、後頭骨の首側(後頭骨下縁)、 背骨の両脇、肩胛骨の周り、鎖骨の首側、腹や腰に近い肋骨の下 側、骨盤の上側、腰骨の腹側、下腿の骨の脇、内踝(うちくるぶ し)や外踝(そとくるぶし)の周り、踵(かかと)の骨の上側な ど。  ここでの上下は、頭の方を上、足指の方を下にしています。  このタイプに似ているのが、臍の周りと女性の乳房の裾野周り に出るツボです。手術痕や古傷の周りに出るのも、似たタイプか なと思います。  これらも、皆、負荷が掛かりやすい場所という共通点がありま す。  手や足の甲などでは、骨と骨の間に出ます。ですから、手足の 甲のツボを指定するときに「手甲4~5間」などと表現します。 これは「手甲の薬指に繋がる骨と小指に繋がる骨の間にあるツボ」 という意味です。  手足の甲以外では、頭の頭蓋骨の上のツボも、このタイプが多 いです。大人になると一つのヘルメットのように繋がっています が、赤ん坊の頃は分かれていた境目の所です。  また、肋骨のある所では、肋骨と肋骨の間に出ていることもあ ります。背骨と背骨の間や、骨盤を形作る仙骨と蝶骨の間にも出 ます。  これまで書いた「筋肉と筋肉の間」と「骨の周り」の二つが、 ツボとしては最も多いです。  背中の大きな筋肉である脊柱起立筋の中にあるツボ、足太陽経 の兪穴などは、起立筋の中の筋肉の束(たば)と束の間にあるの で、関節の近くではないですが、大きな分類としては、筋肉と筋 肉の間にあると言えると思います。  そして、その中でも肋骨のある部分では、肋骨と肋骨の間にあ ることが多いので、骨と骨の間にあるとも言えます。  骨関係では、もう一つ、骨の上の窪みにもツボが出ます。有名な のは、下腿の「弁慶の泣き所」とも呼ばれる、筋肉が殆ど付いてな い部分に二つ(中都、蠡溝)と、胸の胸骨の中央の辺り(膻中)に あります。  この3つとも、古くなると見た目にも凹んで見える場合が多いで す。  「弁慶の泣き所」にある2つのツボは、骨の中に血管や神経が入っ ていく穴なんだそうです。  この骨の周りの2つの形態のツボ、「骨と骨の間」と「骨上の窪 み」に出るツボのうち、骨の上のツボは、灸がよく効きます。が、 下腿の二つのツボは深く刺さずに接触鍼をしたり、弾入した後に直 ぐに横揺らしや旋撚するだけでも効きます。 *4.指の周り、耳のツボ  そして、もう少し細かいツボだと、手足の指の周りにもツボが出 ます。先ず、指と指の間の水掻き状部分(手は八邪、足は八風)、 指の関節部の手平側や足裏側の皺(しわ)の両端(節紋)、爪の根 本(井穴)などです。  灸だと、もう少し細かい、指関節の甲側の中央部の窪み(骨空) や、指の先端と爪との境目の中央(指端、十尖穴)や、爪の上な ども使います。が、鍼には、余り使われません。  こういう指のツボは、経験上、急性症状を取り敢えず少なくす る応急処置に使うと効果があるように思います。  鍼では、耳のツボも使いますが、とても小さくて1mmズレて も効かないことがあります。耳のツボも、丁寧に調べると、周り より凹んでいます。 *5.太い筋肉には、少しズレても、ツボが出やすい  もう一つ興味深いことに、筋肉の大きい部分には、少しズレて いてもツボが出ることがあります。  目の悪い人には、「顎の付け根」と「耳の下の骨」の間にツボ が出ますが、ここは、目の横輪切りのラインからは少しズレてい ます。  目の横輪切りライン上には大きな筋肉が無いので、近くて太い 筋肉の部分に負荷が掛かりやすいせいかなと思います。  次男が赤ん坊の頃、酸素ボンベを付けていたときに最も反応し た胸の上腕寄り(中府)も、腹側で肺のある部分では最も筋肉の 厚みのある所です。  縦切り、横輪切り、左右・上下・前後、対角などを基準にツボ 探しをするときに、この辺りも頭の隅に思い浮かべられると、出 ているツボが見付けやすいかもしれません。  この太い筋肉に出やすいということは、腹や背中のツボの出方 にも見られます。  体に歪みが出始めたときに背中側で初めにツボが出るのは、背 中の筋肉(脊柱起立筋)の一番太い所です。 *6.古くなると、横にズレる  しかし、歪みが古くなってくると、横にズレていきます。  慢性症状のある人などでは、「背骨の直ぐ脇(華陀経)」と、 脊柱起立筋の一番外側(痞根、腰徹腹)に出ていることが多くな ります。  これは、初めは負荷を筋肉の一番太い所で支えようとするのだ が、だんだん、そこだけでは支えきれなくなるからだと思います。  同じような現象は腹でも見られ、初めは腹の臍(正中腺)と脇 腹の中間のラインにツボが出るのですが、古くなると、臍の直ぐ 近くと脇腹近くの肋骨下縁や腰骨の腹側に出ます。 *7.おわりに  探し方に入る前に長くなってしまったので、探し方は次回にな ります。  今回の話でも何回も出ていますが、その辺りで一番凹んでいる 所を探すのがコツです。  何故ツボの出ている所が窪んでいるかも含めて、次回に詳しく 書きます。    >>>つぎへ>>>[[ツボの近くの状態、ツボの探し方]] -----    >>>目次へ・・・・・・・・・[[体は自然、臨床は対話]]    >>>このページのトップヘ・・[[ツボの出やすいところ]]    >>>術伝HPトップへ ・・・・[[トップページ]] ----- 術伝HP内検索:上の@wikiメニューの「wiki内検索」 ----- ----- *お知らせとお願い **術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集  術伝流鍼灸操体講座は、実践面を重視しています。実際に症状が出て いる方の治療を見たほうが勉強になります。そこで、講座で患者さん役 をしてくださる方を募集しています。  詳しくは、[[術伝流のモデル]]をみてください。よろしくお願いします。 **感想や間違いなど  感想や間違いなどは、[[術伝事務局>jutsuden-jmkk@googlegroups.jp]]あてにメールをください。  よろしくお願いします。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ----    >>>術伝HPトップへ ・・・・[[トップページ]] ----
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