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#contents
*1.はじめに
軽い打撲をして、青痣(暗赤色?)が出来た時には、温める
と、次の日には、黄色い輪になって消えていきます。ヘモグロ
ビンがビビルビンに変化するようです。
*2.方法
もう既に冷えて赤黒い感じの青痣に成っている場合と、まだ
熱感が多く腫れ上がっている場合とで、対処が別れます。
もう冷えて赤黒い青痣に成っている場合は、温灸や点温膏で
温めます。
未だ熱感が強く、腫れがある場合には、「局所冷却」や「四
畔の灸」が効果的です。
**2.1. 温灸
千年灸やカマヤミニなどの貼付けタイプの温灸を青痣の中心
に置き点火し、温めます。青痣の面積が広い場合は、数を増や
します。
次の日には、黄色い輪になっていると思います。未だ暗赤色
の部分が残っていて、押して痛みが有る場合には、再度、温灸
で温めます。明るい赤色で押して痛みがない場合は止めます。
どちらも現在では「せんねん灸の奇跡」などの艾タイプが良
いと思います。ケンコーコムやアマゾンなどの通販でも売って
います。
**2.2. 点温膏
打撲が軽く、面積も狭い場合は、クラシエの点温膏を貼って
置くだけでも、次の日に黄色い輪になって消えます。この場合
も、暗赤色の青痣や痛みが残っていれば、再度貼ります。
点温膏も通販で購入可能です。
**2.3. 局所冷却(ポイント・コールド)
局所冷却(ポイント・コールド)は、氷の角を使って点状に
局所を冷やす方法です。
打撲し、熱い部分を、楊枝の頭くらいのものでピンポイント
に、特に凹んで痛みが強い部分のツボを探して、そのポイント
だけを冷やします。
全体を冷やすと血行が悪くなり、長引いてしまうことも多い
ですが、ポイントだけ冷やすと熱感だけ消えて、痛みも引きま
す。
1.冷凍庫の氷を1個取り出し、一度水に潜(くぐ)らす。
2.薄手のポリ袋に入れて、氷の直ぐ上に結び目を作り固定。
3.結び目を持って、氷の角の部分を探した局所に当てる。
4.幾つか有ったら、順に氷の角を当てていく。
5.暗赤色の患部が明るいピンク色になったら終わり。
**2.4. 四畔の灸
四畔の灸は、以下に写真付きで書いています。
[四畔の灸と灸頭鍼>http://www26.atwiki.jp/jutsuden/pages/56.html#id_6cba2581]
3.おわりに
余り酷くない打撲の青痣は、以上の方法で改善できます。
試してみて下さい。
質問などは、術伝事務局までメールをください。
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