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術伝流一本鍼no.6 - (2010/08/21 (土) 09:13:25) の1つ前との変更点
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&color(green){術伝流一本鍼no.6 (術伝流・先急の一本鍼・運動器編(6))}
&bold(){&size(24){&color(green){肩まわりの痛みの応急処置の基本}}}
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#contents
*(1)基本と手順
応急処置の基本は「遠くに強く引く」でした。肩まわりの応急処置の
「遠く」としては、手の甲がよく使われます。
頭首胴の体幹部の「遠く」は手足甲、上半身の「遠く」は手の甲とい
うわけです。足の甲のほうが遠いのですが、上半身の邪気を引きやすい
のは手の甲なので。
手順としては、まず症状を話してもらい、動作制限などがある場合に
は、痛くない範囲で動いてもらい動ける範囲を確かめておきます。
つぎに、ラクな姿勢で座ってもらい、痛むところやそれに関係する陽
経側の腕から手の甲にかけてよく調べ、出ているツボを探します(写真
1,2)。
&ref(p1hari06h#01.jpg)写真1
&ref(p1hari06h#02.jpg)写真2
刺鍼は、手の甲に強目に引くことから始めます。このときに患者さん
が動けるようなら運動鍼をしてもらいます(写真3,4)。
&ref(p1hari06h#03.jpg)写真3
&ref(p1hari06h#04.jpg)写真4
運動鍼については、「術伝流 先急の一本鍼〜急性の運動器疾患に効く
救急の鍼〜 No.3 手足の甲のツボで運動鍼」で解説しましたが、手の
甲に刺鍼しているあいだに、ラクに動かせる範囲でゆっくり首の左右捻
転・前後屈を繰り返してもらいます。
次は、患部の肩・首。
このときに肩・首が熱ければかるく散鍼してから、肩まわり、首まわ
りの順でかるく刺鍼します。熱がある場合にいきなり深く刺すと、患部
の痛みが増すことがあるので、こういう手順を取ります。
そのあと、その肩・首と手足の甲とのあいだの陽経部分を、患部に近
い側から手首・足首のほうへ順番に刺鍼していきます。このとき末端に
近づけば近づくほど強めに刺鍼することを心がけます。
動作制限のある場合には、最後の刺鍼をする前に動作鍼をして改善し
たあと、座位で手首から先に再度強く引いて終わります。
肩関節は球関節でいろいろな動きができるので、動作鍼も人によりさ
まざまです。肩まわりの動作鍼については次回次々回解説します。
*(2)より悪い側を治療する
左右両側が痛いこともありますが、比較してより痛い側を中心に治療
します。軽い側の痛みは悪い側をかばうために出てきていることが多く、
悪い側を治療すると自然に消えることも多いからです。
悪かったほうを治療して良くなったついでにもう片方も治療すると、
はじめ悪かった側の痛みが復活することもあります。そのため、初心者
のうちは悪い側だけ治療しておくほうが無難です。
だんだん上手になって、治療に差が付けられるようになったら両側同
時に治療してもかまいませんが、両側を治療するときには刺鍼の深さや
強さなどに差を付けてより悪かった側を軽くして終わるのが原則です。
これは、日常生活の中で負担のかかりやすい側が悪くなるので、そう
いうふうにしておくと、負担がかかって両側が同じぐらい悪くなるまで
のあいだの分だけ治療効果が長持ちするからです。
同じように治療すると、そのときには大丈夫でも、はじめ悪かった側
の痛みが、差を付けたときよりも早く復活することが多いです。
*(3)肩まわりの応急処置の基本のツボ
肩まわりは、人により、また、同じ人でも場合によってさまざまなツ
ボの出方をしますが、ここでは、一般的にいちばん多く見られるツボの
取り方と刺し方を練習します。
さまざまなツボの出方と刺し方の解説・練習は「病証編・太陽経の病」
でする予定です。
はじめに強く引く手の甲のツボは、4~5間に出ることが多いですが、
このごろ、3~4間に出る方もいます。4~5間では中渚とその先の八邪に
出ます。3~4間に出る場合もそれらに相当する場所に出ます。
八邪をつまんだり、手の甲の指間を押したりして痛い側を選びます
(写真5)。
&ref(p1hari06h#05.jpg)写真5
肩まわりでは、首の付け根から肩井にかけてのラインと、肩甲骨の上
縁から内側縁にかけてのラインに出ます。
始めのほうは、首の付け根の少し上から肩峰にかけて、座位で一番高
くなるラインに指を滑らせて探します(写真6)。
&ref(p1hari06h#06.jpg)写真6
首の付け根と肩井に出ていることが多く、圧痛の強いほうを選びます
(写真7)。女性では、肩井よりも首の付け根のほうを痛がる方が多い
です。
&ref(p1hari06h#07.jpg)写真7
肩甲骨まわりは、肩甲骨上縁の肩よりから肩甲間部のほうへ上縁に指
を滑らせたあと、そのまま、肩甲骨内縁を上から下に指を滑らせて、ツ
ボ探しをします(写真8)。
&ref(p1hari06h#08.jpg)写真8
上縁から内縁へ移るあたり(肩外愈)とそこから指3本分くらい下
(膏肓)にツボが出ていることが多く(写真9)、圧痛の強いほうを選
びます。
&ref(p1hari06h#09.jpg)写真9
大椎がぽっこり出っ張って見える(写真10)人は、大椎まわりにツボ
が出ています。利き手側に多いです。昔は「社長首」と言われたという
話も耳にしたことがあります。精神的に無理を重ねている方が、このあ
たりがコりやすいということなのかなと思います。
&ref(p1hari06h#10.jpg)写真10
首では、後頭骨下縁(写真11)と、頚椎外側の華陀経、1,2行線を
探します。
後頭骨下縁は、中心から耳のほうへ後頭骨に押しつけるように探して
いき、圧痛の強いところを選びます。
&ref(p1hari06h#11.jpg)写真11
頚椎の外側は、まず、中心線に指を滑らせて凹んだりベタベタと抵抗
感のあるところを探し、そこから、すぐ脇の凹みの華陀経、筋肉の太い
あたりの1行線、太い筋肉の終わるあたりの2行線の順で探します。
現在では、この頚椎外側でいちばん多いのが横頚部中央(写真12)
ですので、耳の後ろの完骨下端から指を滑らせて真ん中あたりの窪みを
押したほうが、はやく探せます。
&ref(p1hari06h#12.jpg)写真12
あと、上腕太陽経の肘より(上小海)にもツボが出ていることが多い
です。
*(4)手順
手の甲に引き鍼したあと、首の付け根から肩井のライン、大椎まわり、
肩甲骨まわり、天柱風池のライン、横頚部の順で刺鍼したあと、上小海
に刺鍼し、もう一度手の甲に刺鍼します。
手の甲が最初の引き鍼と同じ指間だったら、八邪に引き鍼します(写
真13)。
&ref(p1hari06h#13.jpg)写真13
*(5)肋骨より下には刺鍼しない
肩まわりの肋骨の下は胸空ですから、気胸をさけるため、肋骨より下
は絶対刺さないようにします。
首の付け根は、床に対して20度より角度をつけないように注意して、
首の中心にむかって刺します(写真14)。
&ref(p1hari06h#14.jpg)写真14
肩井は、前から床に対して水平に刺します(写真15、16)。
&ref(p1hari06h#15.jpg)写真15
&ref(p1hari06h#16.jpg)写真16
ツボを取ったら、押し手にする親指と人差し指を1回ずつ前に進ませ、
前(鎖骨の上方)側から押し手を後ろ側の肩の筋肉に押しつけるように
作ると、鍼を床に平行に置けます。
弾入後そのまま刺していくと、上から抑えた肩井のツボのしこりを横
から貫けます。この刺し方なら、寸3全部入れても胸空には届かないの
で安全ですし、肩井のこりをゆるめる効果も高くなります。
肩甲骨まわりは、肩甲骨と肋骨のあいだの筋肉をねらいます。しこり
の中心もそこにあります。皮膚に対しては20度から30度くらいの斜
刺で、鍼の向きは肩甲骨中央の天宗穴付近に向けます(写真17)。
&ref(p1hari06h#17.jpg)写真17
肩井と肩甲骨まわりの刺し方については、図1も参考にしてください。
&ref(f1hari06#01.jpg)
肋骨のあるところでも、背骨のすぐ脇の華陀経などは、体の中心にむ
けて刺せば、かなり深く刺鍼できますが、肋骨のあるところは肋骨を刺
すまえにさわって確認するクセをつけ、それより深く刺さないようにし
ましょう。
ツボは基本的に筋肉に中にあるので、肋骨より下にツボは出ません。
肋骨のあいだの肋間筋は小さな筋肉なので、ツボは出ません。肋骨の上
にある大きな筋肉にツボは出ます。
つぎへ>>>[[術伝流一本鍼no.7]]
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*お知らせとお願い
**術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集
術伝流鍼灸操体講座は、実践面を重視しています。実際に症状が出て
いる方の治療を見たほうが勉強になります。そこで、講座で患者さん役
をしてくださる方を募集しています。
くわしくは、[[術伝流のモデル]]をみてください。
症例を少しずつ増やして、ゆくゆくは深谷先生の「お灸で病気を治し
た話」の写真入り版のような感じにしていきたいと思っています。
よろしくお願いします。
**感想など
感想などありましたら、[[「術伝」掲示板>http://jutsuden.bbs.fc2.com/]]に書いてください。
また、「術伝」掲示板でも、旧掲示板「養生の杜」と同じように、
養生についての雑談や症例相談などもしていきたいと思っています。
よろしくお願いします。
**間違いなど
間違いなど見つけた方は、[[術伝事務局>jutsuden-jmkk@yahoogroups.jp]]あてにメールをください。
よろしくお願いします。
**「術伝」症例相談用メーリングリストの参加者募集
「術伝」では症例相談用メーリングリスト( [[術伝ML(muchukand)>http://groups.yahoo.co.jp/group/muchukand/]])
の参加者を募集しています。
よろしくお願いします。
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&bold(){&size(24){&color(green){肩まわりの痛みの応急処置の基本}}}
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*(1)基本と手順
応急処置の基本は「遠くに強く引く」でした。肩まわりの応急処置の
「遠く」としては、手の甲がよく使われます。
頭首胴の体幹部の「遠く」は手足甲、上半身の「遠く」は手の甲とい
うわけです。足の甲のほうが遠いのですが、上半身の邪気を引きやすい
のは手の甲なので。
手順としては、まず症状を話してもらい、動作制限などがある場合に
は、痛くない範囲で動いてもらい動ける範囲を確かめておきます。
つぎに、ラクな姿勢で座ってもらい、痛むところやそれに関係する陽
経側の腕から手の甲にかけてよく調べ、出ているツボを探します(写真
1,2)。
&ref(p1hari06h#01.jpg)写真1
&ref(p1hari06h#02.jpg)写真2
刺鍼は、手の甲に強目に引くことから始めます。このときに患者さん
が動けるようなら運動鍼をしてもらいます(写真3,4)。
&ref(p1hari06h#03.jpg)写真3
&ref(p1hari06h#04.jpg)写真4
運動鍼については、「術伝流 先急の一本鍼〜急性の運動器疾患に効く
救急の鍼〜 No.3 手足の甲のツボで運動鍼」で解説しましたが、手の
甲に刺鍼しているあいだに、ラクに動かせる範囲でゆっくり首の左右捻
転・前後屈を繰り返してもらいます。
次は、患部の肩・首。
このときに肩・首が熱ければかるく散鍼してから、肩まわり、首まわ
りの順でかるく刺鍼します。熱がある場合にいきなり深く刺すと、患部
の痛みが増すことがあるので、こういう手順を取ります。
そのあと、その肩・首と手足の甲とのあいだの陽経部分を、患部に近
い側から手首・足首のほうへ順番に刺鍼していきます。このとき末端に
近づけば近づくほど強めに刺鍼することを心がけます。
動作制限のある場合には、最後の刺鍼をする前に動作鍼をして改善し
たあと、座位で手首から先に再度強く引いて終わります。
肩関節は球関節でいろいろな動きができるので、動作鍼も人によりさ
まざまです。肩まわりの動作鍼については次回次々回解説します。
*(2)より悪い側を治療する
左右両側が痛いこともありますが、比較してより痛い側を中心に治療
します。軽い側の痛みは悪い側をかばうために出てきていることが多く、
悪い側を治療すると自然に消えることも多いからです。
悪かったほうを治療して良くなったついでにもう片方も治療すると、
はじめ悪かった側の痛みが復活することもあります。そのため、初心者
のうちは悪い側だけ治療しておくほうが無難です。
だんだん上手になって、治療に差が付けられるようになったら両側同
時に治療してもかまいませんが、両側を治療するときには刺鍼の深さや
強さなどに差を付けてより悪かった側を軽くして終わるのが原則です。
これは、日常生活の中で負担のかかりやすい側が悪くなるので、そう
いうふうにしておくと、負担がかかって両側が同じぐらい悪くなるまで
のあいだの分だけ治療効果が長持ちするからです。
同じように治療すると、そのときには大丈夫でも、はじめ悪かった側
の痛みが、差を付けたときよりも早く復活することが多いです。
*(3)肩まわりの応急処置の基本のツボ
肩まわりは、人により、また、同じ人でも場合によってさまざまなツ
ボの出方をしますが、ここでは、一般的にいちばん多く見られるツボの
取り方と刺し方を練習します。
さまざまなツボの出方と刺し方の解説・練習は「病証編・太陽経の病」
でする予定です。
はじめに強く引く手の甲のツボは、4~5間に出ることが多いですが、
このごろ、3~4間に出る方もいます。4~5間では中渚とその先の八邪に
出ます。3~4間に出る場合もそれらに相当する場所に出ます。
八邪をつまんだり、手の甲の指間を押したりして痛い側を選びます
(写真5)。
&ref(p1hari06h#05.jpg)写真5
肩まわりでは、首の付け根から肩井にかけてのラインと、肩甲骨の上
縁から内側縁にかけてのラインに出ます。
始めのほうは、首の付け根の少し上から肩峰にかけて、座位で一番高
くなるラインに指を滑らせて探します(写真6)。
&ref(p1hari06h#06.jpg)写真6
首の付け根と肩井に出ていることが多く、圧痛の強いほうを選びます
(写真7)。女性では、肩井よりも首の付け根のほうを痛がる方が多い
です。
&ref(p1hari06h#07.jpg)写真7
肩甲骨まわりは、肩甲骨上縁の肩よりから肩甲間部のほうへ上縁に指
を滑らせたあと、そのまま、肩甲骨内縁を上から下に指を滑らせて、ツ
ボ探しをします(写真8)。
&ref(p1hari06h#08.jpg)写真8
上縁から内縁へ移るあたり(肩外愈)とそこから指3本分くらい下
(膏肓)にツボが出ていることが多く(写真9)、圧痛の強いほうを選
びます。
&ref(p1hari06h#09.jpg)写真9
大椎がぽっこり出っ張って見える(写真10)人は、大椎まわりにツボ
が出ています。利き手側に多いです。昔は「社長首」と言われたという
話も耳にしたことがあります。精神的に無理を重ねている方が、このあ
たりがコりやすいということなのかなと思います。
&ref(p1hari06h#10.jpg)写真10
首では、後頭骨下縁(写真11)と、頚椎外側の華陀経、1,2行線を
探します。
後頭骨下縁は、中心から耳のほうへ後頭骨に押しつけるように探して
いき、圧痛の強いところを選びます。
&ref(p1hari06h#11.jpg)写真11
頚椎の外側は、まず、中心線に指を滑らせて凹んだりベタベタと抵抗
感のあるところを探し、そこから、すぐ脇の凹みの華陀経、筋肉の太い
あたりの1行線、太い筋肉の終わるあたりの2行線の順で探します。
現在では、この頚椎外側でいちばん多いのが横頚部中央(写真12)
ですので、耳の後ろの完骨下端から指を滑らせて真ん中あたりの窪みを
押したほうが、はやく探せます。
&ref(p1hari06h#12.jpg)写真12
あと、上腕太陽経の肘より(上小海)にもツボが出ていることが多い
です。
*(4)手順
手の甲に引き鍼したあと、首の付け根から肩井のライン、大椎まわり、
肩甲骨まわり、天柱風池のライン、横頚部の順で刺鍼したあと、上小海
に刺鍼し、もう一度手の甲に刺鍼します。
手の甲が最初の引き鍼と同じ指間だったら、八邪に引き鍼します(写
真13)。
&ref(p1hari06h#13.jpg)写真13
*(5)肋骨より下には刺鍼しない
肩まわりの肋骨の下は胸空ですから、気胸をさけるため、肋骨より下
は絶対刺さないようにします。
首の付け根は、床に対して20度より角度をつけないように注意して、
首の中心にむかって刺します(写真14)。
&ref(p1hari06h#14.jpg)写真14
肩井は、前から床に対して水平に刺します(写真15、16)。
&ref(p1hari06h#15.jpg)写真15
&ref(p1hari06h#16.jpg)写真16
ツボを取ったら、押し手にする親指と人差し指を1回ずつ前に進ませ、
前(鎖骨の上方)側から押し手を後ろ側の肩の筋肉に押しつけるように
作ると、鍼を床に平行に置けます。
弾入後そのまま刺していくと、上から抑えた肩井のツボのしこりを横
から貫けます。この刺し方なら、寸3全部入れても胸空には届かないの
で安全ですし、肩井のこりをゆるめる効果も高くなります。
肩甲骨まわりは、肩甲骨と肋骨のあいだの筋肉をねらいます。しこり
の中心もそこにあります。皮膚に対しては20度から30度くらいの斜
刺で、鍼の向きは肩甲骨中央の天宗穴付近に向けます(写真17)。
&ref(p1hari06h#17.jpg)写真17
肩井と肩甲骨まわりの刺し方については、図1も参考にしてください。
&ref(f1hari06#01.jpg)
肋骨のあるところでも、背骨のすぐ脇の華陀経などは、体の中心にむ
けて刺せば、かなり深く刺鍼できますが、肋骨のあるところは肋骨を刺
すまえにさわって確認するクセをつけ、それより深く刺さないようにし
ましょう。
ツボは基本的に筋肉に中にあるので、肋骨より下にツボは出ません。
肋骨のあいだの肋間筋は小さな筋肉なので、ツボは出ません。肋骨の上
にある大きな筋肉にツボは出ます。
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