《ヴィクトリー・ドラゴン》

《ヴィクトリー・ドラゴン/Victory Dragon》 [#nbca328c]

効果モンスター(禁止カード)
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守3000
このカードは特殊召喚できない。
自分フィールド上のドラゴン族モンスター3体を
生け贄にして生け贄召喚しなければならない。
このカードの直接攻撃によって相手ライフを0にした場合、
このカードのコントローラーはマッチに勝利する。

 LIMITED EDITION 5で登場した、闇属性ドラゴン族最上級モンスター。~
 2400という低めの攻撃力ながら、デュエルに勝利することでマッチも勝利するルール効果を持つ。~

 初めにこのカードが登場した時、このカードは浪漫の塊、大きな夢としか見られていなかった。~
 あまりにも召喚条件が厳しく、また効果発動条件がそれに輪をかけて厳しかったからである。~
 しかし、このカードは目的達成の困難さと最高とさえ呼べる報酬の大きさゆえに、試行錯誤が繰り返されてきた。~
 そして遂に【MCV】【Vドラコントロール】が完成し、このカードは正に「必殺」の破壊神と化した。~

 特殊召喚が不可能で、通常召喚には3体の生け贄を捧げる必要があり、非常に運用は難しい。~
 生け贄に捧げるモンスタードラゴン族に限定されており、《竜の血族》等によるサポートが必要となってくる。~
 更に、マッチキルの条件は直接攻撃による勝利のため、モンスターを確実に退かさなければならない。~
 条件があまりにも厳しくこのカードが無くても勝てるほど場を完全に掌握する必要があり、そもそも1回1回の勝率が低すぎるデッキでは話にならない。~

 基本的に、このカードによるトドメを意識した専用デッキでのみ運用される。~
 後攻1ターンマッチキルをする【MCV】や、徹底パーミッションからマッチキルを狙う【Vドラコントロール】といった特殊な構築のデッキで、デッキの中心として、また究極のフィニッシャーとして起用される。~

 ちなみに、《死皇帝の陵墓》では召喚できない。

《龍の鏡》《F・G・D》を呼び出し、《次元融合》生け贄を揃えるのである。~
《F・G・D》攻撃力も相まって、決まればほぼ確実に相手に引導を渡せる。~

このカードを使うデッキ相手サレンダーするなら、1デュエルではなくそのマッチ自体にサレンダーしよう。

  • これらのデッキは環境への影響力が極めて大きい。~
サイドデッキが役に立たないので、メインデッキに対策カードを入れる必要があるのである。~
その辺りが考慮されたのであろう、06/03/01制限改訂禁止カードとなった。~
06/09/01制限改訂制限カードに復帰。~
が、重要パーツのほとんどが禁止・制限となった今、パーミッションの切り札として活躍することができるのだろうか。~
【Vドラコントロール】は上級者向けな上に決して無敵ではなかったため、案外バランスは取れるかもしれない。~
07/03/01では再び禁止カード化。

  • この浪漫の塊は通称「Vドラ」、より縮めて「V」と呼ばれる。~
【Vドラコントロール】【MCV】等を見れば解るだろう。~

  • 世界大会の賞品カードはこのカードの種族違いである。~

それは、相手ロックしつつドラゴン族を展開、このカードを召喚し相手に抵抗させずマッチキルを果たす…というもの。~

  • 原作・アニメにおいて―~
アニメGXでデュエルには登場していないが万丈目長作が所持していたのが判明した。~
だが、マッチ戦のルールが存在しないあの世界でこのカードが役立つことがあるのだろうか…。

関連カード [#zc2ee8f2]



このカードを使用する代表的なデッキ [#y8f0268c]


収録パック等 [#e7cf50a8]


FAQ [#h49c0dc2]

Q:《DNA改造手術》《竜の血族》ドラゴン族にした《ダブルコストン》を2体分の生け贄として使用できますか?~
A:はい、2体分の生け贄として使用できます。

Q:《クロス・ソウル》を使って相手フィールド上のドラゴン族生け贄に使うことは出来ますか?~
A:自分フィールド上限定ですので、相手フィールド上にいるモンスター召喚生け贄に使うことは不可能です。

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最終更新:2007年05月22日 12:22
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