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【スタンダード】

【スタンダード】


 遊戯王デュエルモンスターズの中で最も長くトーナメントシーンに存在するデッキジャンル。~
 コンボでしか使えないカードは投入をさけ、単独で機能するカードのみで構築されることが多い。

 何をドローしても戦える程に高い安定性が最大の強みで、
各環境・時期によって異なるが、大きな特徴は使用出来る限りの最も"強力"なカードが投入される事で、手札事故は殆ど無いがプレイングに作用される点が若干残る。

 しかし、一気に勝負を決める様な爆発力に欠き「無難制が高いデッキ」とも評される。

  投入する際に重視されるのは「単独で強いカード」となるので、自然に制限カード準制限カードが数多く投入される事になる。~
 又、流行しているギミックを抑え込む為の対策カードの投入も目立つ。~
 特に爆発力のあるデッキの代名詞、「特殊召喚」と「墓地利用」の対策はこのデッキで戦う上で欠かせなくなりつつある。~

 プレイングの上では、ボード・アドバンテージを最優先とし基本を1:1交換とする。ライフ・アドバンテージは二の次で良いきめれる場面では勝負に出るしかないのだが。

 又、その基本から、1:1交換が可能なモンスター除去伏せ除去を多く起用する事になるだろう。~
 モンスター全般の攻撃力が高い為《死のデッキ破壊ウイルス》には要注意。


 下記は、このデッキの特徴である。~
  1. 罠封じを持つ《人造人間-サイコ・ショッカー》《王宮のお触れ》の影響を極力受けないように、罠カードを抑え速攻魔法を起用する。~

  1. 《クリッター》サーチ出来るように、除去のサポートモンスター攻撃力1500以下を起用する。~

  1. 《異次元の女戦士》《死霊騎士デスカリバー・ナイト》等、殆どのカードと1:1交換可能である万能カードの投入。~

  1. 《サイバー・ドラゴン》特殊召喚からの更なる召喚生け贄召喚コントロール奪取による大量展開。~


 トーナメント水準におけるもっとも戦っていける 汎用性の高い、余りコンボに頼りすぎる必要が無い「基本」のデッキとも言える。
 しかし、強力なシナジーを持っていたり、特殊なコンボを組み込んだデッキの台頭でメタを張る側に回る事も多々ある。~

  • 突き詰めると誰が作っても大体同じ形やコピーになる為、個性が無い事から、このデッキを嫌う者も多い。~
しかし、このデッキもまた、ビートダウンに於ける終着点の一つであるという事も、紛れも無い事実である。~

  • デュエルは毎回同じようなカードが登場し、展開はマンネリになりがち。~
このタイプのデッキでばかり遊んでいると、少なくとも構築センスが伸びないのは当然と言える。~

単独で機能する、所謂パワーカードを集めただけだからである。~
但しプレイングにおいては、カード・アドバンテージを意識した戦い方を学ぶのには向いている。~

特にミラーマッチでは、アドバンテージを意識していない初心者と、意識した上級者の差が現れる事は多い。~
「プレイングもマンネリになる」というデュエリストは多いが、毎回アドバンテージを考えながらプレイ出来るようになるという事でもある。~
その為、初心者のプレイングの練習には有効なデッキと言えよう。~

  • 完全に【スタンダード】のみの世界でプレイするプレイヤーの中には、他タイプへの対策を「デッキパワーを落とす」として全く行わない者もいる。~
当然だが、【フルバーン】等の地雷デッキには一方的にボコられ、成す術なく敗北してしまう事になるので注意しよう。~
稀に対策を放棄しているにも関わらずメタ外の相手に負ける事を極端に嫌う者がいる。~
当たり前の事だが絶対的な強さを誇るデッキはゲームから駆逐されるように調整されているので、メタを読まねば勝利を掴むのは難しい。~
メタを放棄した《自業自得》であり大会でお灸を据えられる事になるだろう。~

代表的なカード


 見ての通り殆ど制限カード準制限カードである。~
 スタンダードに限らず、入れるカードに困ったら下記を参照するとよい。~




関連リンク





【スタンダード】デッキの変遷

第1期の【スタンダード】 [#y7e5b0b4]

 使用される主力モンスターは~
  1. アタッカー《デーモンの召喚》《ヂェミナイ・エルフ》《メカ・ハンター》~
  2. サーチ《黒き森のウィッチ》《クリッター》~
  3. アドバンテージ《仮面魔道士》《白い泥棒》~


 上記モンスター群はすべて守備力1500以下である。~
 つまり、すべてのモンスター《黒き森のウィッチ》サーチできてしまう。~
  1. ドロー魔法:《強欲な壺》《天使の施し》~
  2. モンスター除去魔法:《サンダー・ボルト》《ブラック・ホール》《死者への手向け》(広義的には《心変わり》も)~
  3. 魔法・罠除去《ハーピィの羽根帚》《大嵐》~


 特筆すべきはこれらすべてのカードは三枚投入できたこと。~
 当時は制限の概念が無かった。すべてが模索期だったと言うことだろう。~
 因みに、制限制定は第1期の終わり(Vol.7発売数ヵ月後ほど)である。~


第2期の【スタンダード】

 上級モンスター《人造人間-サイコ・ショッカー》を1枚だけ配置するのが基本になった。~
 アタッカー《ヂェミナイ・エルフ》から《ブラッド・ヴォルス》《スピア・ドラゴン》などの攻撃力1900の下級モンスターが中心。~
 また、上記のモンスターに対抗でき、《黒き森のウィッチ》からサーチできる《ゴブリン突撃部隊》も良く見られた。~
 魔法カードは、単体で複数の除去が可能な《サンダー・ボルト》《ハーピィの羽根帚》などは当然のこと、ハンデス三種の神器と呼ばれる魔法カードも必ず入っていた。~

第3期前半の【スタンダード】



第3期後半(禁止カード発表後)の【スタンダード】 [#oef95b60]

【ノーカオス】 [#v14e88f5]

 【カオス】を意識、アンチした【スタンダード】。~


第4期前半の【スタンダード】

【ノーカオス】

 【カオス】を意識、アンチした【スタンダード】。【変異】が流行した為、それを利用するか、対策するかに分かれる。~
 【カオス】との違いは《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》1枚が入っているか否かであり、大きな差はなかった。~
 しかし、【変異】を利用した場合は若干ながら【カオス】の方が切り札の多さで勝っていたと言えよう。~

第4期後半(《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》禁止後)の【スタンダード】

【アサイバー】

 《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》禁止後に最初に登場した【スタンダード】系デッキ。~
 《D.D.アサイラント》を中心にするため、前環境の【ノーカオス】から派生してきた系統のデッキ。~

【サイカリバー】

 同じく《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》禁止後に最初に登場した【スタンダード】系デッキ。~
 《死霊騎士デスカリバー・ナイト》を中心にするため、前環境の【カオス】から派生してきた系統のデッキ。~
 このデッキの登場当初は《カオス・ソーサラー》の信用度がイマイチだったので【カオス】としては組まれなかった。~
 なお、これを【スタンダード】に含むか含まないかは人によって意見が分かれる。

【アサイカリバー】

 上記の二つをあわせたデッキ。~
 《サイバー・ドラゴン》《死霊騎士デスカリバー・ナイト》《D.D.アサイラント》を軸にする【スタンダード】。~
 《サイバー・ドラゴン》の展開力と《死霊騎士デスカリバー・ナイト》《D.D.アサイラント》除去力を活かしたデッキ。~
 【アサイバー】【サイカリバー】と比較して【スタンダード】らしさがはっきりとしている。~

第5期前半の【スタンダード】

【サイカリエアー】

 引き続き主流として【サイカリバー】の直系が登場。~
 アドバンテージの塊《E・HERO エアーマン》が搭載され、HEROが組み込まれていた。~
 しかし《E・HERO エアーマン》制限カード化に伴い、大きく衰退した。~

【サイカリエアゴーズ】

 【サイカリエアー】《冥府の使者ゴーズ》が搭載され、更にパワー化が進んだデッキ。~
 《冥府の使者ゴーズ》制限カードになってしまった後は、猛威を震えなくなった。~

第5期後半(2007年3月1日の改訂以降)の【スタンダード】


【アサイカリバー】

 第4期に引き続いて。~
 《冥府の使者ゴーズ》《E・HERO エアーマン》の制限化に伴い、《D.D.アサイラント》準制限カードに指定された為に復活。~
 《N・グラン・モール》《冥府の使者ゴーズ》などが採用され以前よりも強化されている。~

【サイカリバー】

 【サイカリエアー】【サイカリエアゴーズ】が制限改訂で衰退したため、復権。~
 スタンダードであるが故の許容性の高さに目をつけ、特定のギミックを採用した派生系も多数登場した。

関連リンク

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最終更新:2007年05月31日 11:11
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