責任ある引き継ぎプロジェクト

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責任ある引き継ぎプロジェクト - (2016/12/02 (金) 16:42:33) のソース

Hiroは、長年決算システムの担当を行ってきたが、自身の異動もそろそろ近いのではないか、と認識している

&bold(){引き継ぐべき仕様書やプログラム設計書などは存在しているが、古い情報や不必要な情報などが残存しており、そのまま引き継いだだけでは、必要な知識を効率よく後任者に引き継ぐことはできない。}

Hiroはまだ異動の辞令を受けてはいないが、上記のような問題意識を持っている。
引き継ぎのドキュメントについて、仕事の合間に修正を加えていくことは可能である。
古い情報や不必要な情報についても必要になる可能性はあるため、削除はせずに、保管しておくことができる。

&bold(){引き継ぎをプロジェクトとして捉えて、必要な知識の選択(要求定義)、ドキュメントの構想(設計)、引き継ぎドキュメントの作成(実装)、作成されたドキュメントの情報更新(保守)、というライフサイクルとしてとらえよう}

Hiroは、来るべき自身の異動に向け、決算システムのどういった情報を引き継ぐべきか考えた。そしてどういったドキュメントを作成すべき考えた。実際にドキュメントを作成し、作成されたドキュメントに対し、修正事項が発生したら、すぐに修正を行うようにした。結果、Hiroは引き継ぎに対し十分な責任を持ち、計画的に行うことができた。また、常に引き継ぎのドキュメントなどの整理を行ったため、急な異動に関しても対応を行うことができた。

責任あるプロジェクトをサポートするために[[更新履歴]]や[[早急なレビューへの対応]]が使用されることがある。責任あるプロジェクトが実行されるように第三者が[[異動の暗示]]などを使用し、促すこともある。