ハイペリオン

(画像:ハイペリオン(左/ハイペリオンの没落(右/ハヤカワSFノヴェルズ<図>)

<リンク集>

位置づけとしては「教科書・参考書」。
  • Wikipedia

<作品概要>

  • <◆基本情報>
  • 著者:ダン・シモンズ
  • 訳者:酒井昭伸(ハヤカワSFノヴェルズ)
  • 主な受賞歴

  • <◆主要人物(ハイペリオン二部作)>
  • <没落>:第2作「没落」から。
  • 七人の巡礼者
    • 「領事」:惑星ハイペリオンの元総領事。
    • ヘット・マスティーン:イグドラシル号の船長。森霊修道士で<聖樹の真の声>。
    • ルナール・ホイト神父:
    • フィドマーン・カッサード大佐:軍人。通称「南ブレシアの死神」
    • マーティン・サイリーナス:詩人
    • ソル・ワイントラウブ:学者。通称「さまよえるユダヤ人」
      • レイチェル・ワイントラウブ:彼が連れている幼子
    • ブローン・レイミア:女探偵
  • 巡礼者ゆかりの人物
    • (「ハイペリオン」目次を参照)
  • ハイペリオン在住の人物
    • シオ・レイン:ハイペリオンの現総督。「領事」の後輩で古馴染み。
    • スタン・ルイスキー:「シセロの店」経営者。
  • 連邦<ウェブ>
    • マイナ・グラッドストーン:連邦の現CEO
    • <没落>ジョセフ・セヴァーン:ジョン・キーツを基に誕生した第2のサイブリッド。CEO付宮廷画家として彼女の下へ。
    • <没落>リイ・ハント:マイナの側近。
    • <没落>モルブルゴ大将:将校1
    • <没落>シン大将:将校2
    • <没落>リー中佐(ウィリアム・アジャンダ・リー):海軍中佐。戦争に警鐘を鳴らす。
    • <没落>コルチョフ上院議員(ガブリエル・フョードル・コルチョフ)
    • <コア>
      • <没落>アルベド顧問官:<コア>が「AI顧問委員会」として連邦に意見具申する際に投影する仮想ペルソナ。
      • <没落><雲門>:<コア>を構成するAIの一つ。
  • 宗教者
    • <没落>モンシニョール・エドゥアール:カトリック教会員。「聖テイヤール」(→実在の人物テイヤール・ド・シャルダン)の教えの信奉者。
    • <没落>セック・ハルティーン:森霊修道士。<司聖樹の真の声>にして<森霊修道会の代弁者>。
  • アウスター
    • <没落>フリーマン・ジェンガ:代表。
    • <没落>コアドウェル・ミンムン:有資格市民代表。

  • <◆シナリオ>
  • 【第1作 ハイペリオン】
  • 目次
  • プロローグ
  • 第一章 司祭の物語:神の名を叫んだ男
    • (物語中で登場する人物)
    • ポール・デュレ神父:ホイト神父の師。惑星ハイペリオンで、胸に「聖十字架」を刻まれる。
  • 第二章 兵士の物語:戦場の恋人
    • (物語中で登場する人物)
    • ミステリー / モニータ:カッサード大佐がまぐわった美女。『★ カッサード大佐は彼女の正体を「シュライク」だと考えている。
  • 第三章 詩人の物語:「ハイペリオンの歌」
    • (物語中で登場する人物)
    • タイレナ・ワイングリーフ=ファイフ:出版業界の女性大立者。
    • ビリー悲嘆王:芸術家庇護を趣味とする老君主。
  • 第四章 学者の物語:「忘却[レーテー]の川の水は苦く」
    • (物語中で登場する人物)
    • サライ・ワイントラウブ:ソルの妻。
    • レイチェル・ワイントラウブ(考古学者):ソルの娘。ハイペリオンの遺跡「スフィンクス」の実地研究中、マーリン症を罹患。『★時間遡行症[マーリン症]。日を重ねるごとに若返り、記憶を失う謎の病気。
    • メリオ・アルンデス:レイチェルの恋人。
  • 第五章 探偵の物語:ロング・グッバイ
    • (物語中で登場する人物)
    • ジョニイ / ジョン・キーツ:レイミアの依頼人。オールドアース(現地球)に実在した詩人「ジョン・キーツ」を基に誕生したサイブリッド。
    • バイロン・レイミア上院議員:ブローンの父で、グラッドストーンの旧友。回想時点で既に故人。
  • 第六章 領事の物語:思い出のシリ
    • (物語中で登場する人物)
    • マーリン:船乗り。シリの恋人。
    • シリ:純朴な娘。「マウイ・コヴェナントの反乱」の指導者。領事の祖母。
  • エピローグ
  • 【第2作 ハイペリオンの没落】
  • 第一部
    • 1
    • 2
      • 『★ジョセフ・セヴァーン、マイナの下へ。
    • 3
    • 4
    • 5
    • 6
    • 7
    • 8
    • 9
    • 10
    • 11
      • 『★ジョセフ・セヴァーン、リイ・ハントと共にハイペリオン実踏
    • 12
    • 13
    • 14
    • 15
  • 第二部
    • 16
      • 『★ポール・デュレ神父蘇生
    • 17
      • 『★カッサード、遠未来でモニータと再会
    • 18
      • 『★アウスター、<ウェブ>全土への大侵攻開始
    • 19
    • 20
      • 『★行方不明のマスティーンを発見
    • 21
      • 『★サイリーナス、シュライクに腹を刺し貫かれる
    • 22
    • 23
    • 24
      • 『★<ウェブ>に対するアウスターの侵攻について、絶望的な状況が露呈
    • 25
    • 26
    • 27
    • 28
    • 29
    • 30
      • 『★ソル、シュライクにレイチェルを捧げる-「時間の墓標」開放
  • 第三部
    • 31
    • 32
    • 33
      • 『★ブローンとジョニイ、<雲門>と接触、禅問答/ジョニイペルソナ破壊
    • 34
    • 35
    • 36
      • 『★セヴァーンとハント、地球[オールドアース]に転移
    • 37
    • 38
      • 『★ゴッズ・グローヴ壊滅
    • 39
      • 『★領事、シオ、アルンデスの3枚、アウスター船団へ移動。(&領事の過去)
      • 『★ポール・デュレ神父、キリスト教会の新教皇に選出される
      • 『★<グラッドストーンの五つの問い>①なぜアウスターは<ウェブ>の各惑星を攻撃し、滅ぼすのか。(アウスターの望みはハイペリオンだけであったはずだが) ②<テクノコア>はどこにあるのか ③アウスターとの休戦に際し、先方の条件は何か ④アウスター船団連合の指導者は、グラッドストーンと直接会談の用意があるか ⑤<コア>はアウスターに対しデスウォンドと原理を同じくする爆弾の使用をけしかけている現状を認識願いたい
    • 40
    • 41
      • 『★<雲門の解答><テクノコア>は、<ウェブ>間をつなぐ転移空間の中に(あるいは転移空間「そのもの」として)存在する。
    • 42
      • 『★<カッサード大佐没>
      • 『★<五つの問いへの解答>①<ウェブ>を攻撃しているのはアウスターではなく<コア>/<テクノコア>である ②アウスターは把握していない(→雲門の解答参照) ③ハイペリオン陥落 ④イエス ⑤敵の認識を誤っている。下手な恫喝でしかない。
    • 43
      • 『★セヴァーン没。ハントがグラッドストーンのもとへ帰還し、<テクノコア>の所在を伝える
      • 『★ブローン、囚われのサイリーナスと再会
    • 44
      • 『★グラッドストーン、<ウェブ>に存在する全転移装置を破壊
    • 45
      • 『★ブローンvsシュライク
      • 『★レイチェルの帰還と旅立ち
    • エピローグ

<関連情報、その他雑感>

  • 雑多メモ
    • 百舌[シュライク]
    • 時間の墓標[タイム・トゥーム]
    • 放逐者[アウスター]
    • 聖樹船[ツリーシップ]イグドラシル号
    • FORCE
    • 森霊[テンプル]修道会
    • シセロの店
    • 時観城
    • 朱砂の砂漠[ヴァーミリオン・サンズ]
    • 「終末の地球[ザ・ダイング・アース]」シリーズ / 「詩編」
    • 風莱船
    • 惑星ルーサス / サイブリッド
    • マウイ・コヴェナント
    • コムログ
    • <ウェブ>
    • FATライン
    • 究極知性UI
    • 森霊修道会の拠点「神の森[ゴッズ・グローヴ]」
    • ホーキング駆動
    • <コア>の三分派 究極派 / 急進派 / 穏健派 ~ 人類の創り出したトリニティ[三位一体神]
    • デスウォンド爆弾

  • 「ハイペリオンの没落」冒頭より
    • 「神は自分自身の創造物と意味のあるゲームをプレイできるだろうか?全能とまではいかずとも、創造者と名のつくものに、自分の創りだした存在と意味のあるゲームができるものだろか?」(ノーバート・ウィーナー『科学と神』より)
    • 「もしや超存在なるものがいて、ぼくの精神が陥る優美な、しかし本能的な態度というものをおもしろがっているのではないだろうか。ちょうど、ぼくがオコジョの警戒や鹿の不安をおもしろがるように。路上での喧嘩は憎むべきものだが、そこに見られるエネルギーはすばらしい。超存在にしてみれば、人の考えや反応もおなじように思えるのではなかろうか―ーあやまってはいるが、すばらしいものであると。そしてそんな反応こそは、詩を詩たらしめるものなのだ…」(ジョン・キーツ『弟にあてた書簡』より)
    • 「このイマジネーションはアダムの夢に比肩せられる――目覚めてみれば、それは真実となっていたのだ」(ジョン・キーツ『友人への書簡』より)


  • 関連書籍
    • 『キーツ全詩集』山口保夫訳
    • 『W・B・イェイツ全詩集』鈴木弘訳
    • 『愛について』テイヤール・ド・シャルダン / 山崎庸一郎訳


  • <◆鑑賞記録>
  • 2010年5月以降に鑑賞した分。
    • ◆小説「ハイペリオン」(2012年1月読了)
    • ◆小説「ハイペリオンの没落」(2012年2月読了)




最終更新:2012年02月19日 19:41
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