(画像:ハヤカワSFシリーズ Jコレクション<図>)
<リンク集>
位置づけとしては「教科書・参考書」。
<作品概要>
- <◆主要人物>
- 女子3人組
- 霧慧[きりえ]トァン:主人公。2060年現在、螺旋監察官の上級監察官
- 御冷[みひえ]ミァハ:リソース意識の充満したこの社会に愛想を尽かした、聡明な少女
- 零下堂[れいかどう]キアン:2人の友人。
- 周囲の人物
- 霧慧ヌァザ:トァンの父。「WatchMe」と「メディケア」の研究により今日(2060年)の「生命主義社会」を実現した立役者
- 冴紀ケイタ:ヌァザの共同研究者。
- 御冷レイコ:ミァハの義母。
- オスカー・シュタウフェンベルク:螺旋監察官の首席監察官
- エリヤ・ヴァシロフ:インターポールの捜査官。
- <◆シナリオ>
- あらすじ
- 21世紀後半。<大災厄>を乗り越えた人類は、医療技術の革新と「生命主義」思想の発展により福祉厚生の充実した理想社会を手にしたかに見えたが、その一方で個人の自由は陰に陽に姿を消しつつあった。この社会の「真綿で首を締めるような」閉塞感に愛想を尽かした少女・御冷ミァハは、世界に別れを告げることを選ぶ。――それから13年後、彼女に誘われながらも死に切れなかった少女――成長し、国際機関の生命監察官となった女性・霧慧トァンの眼前で、全生命主義社会を震撼させる集団自殺事件が幕を開けた。
- 目次
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- <part:number=03:title=Me,I'm Not/>
- <part:number=04:title=The Day World Went Away/>
- <part:number=epilogue:title=In This Twilight/>
<関連情報、その他雑感>
- 用語メモ
- 個人用医療製薬精製システム[メディケア]/医療分子[メディモル]
- 「WatchMe」(ダミー情報精製用「DummyMe」)
- 拡張現実[オーグメンテッド・リアリティ]
- 書籍は「死んだ[デッド]メディア]/全書籍図書館[ボルヘス]
- 大災禍[ザ・メイルストロム]
- RRW:「信頼性代替核弾頭[レライアブル・リプレイスメント・ウォーヘッド]」の略
- 「生府[ヴァイガメント]」により管理される「生命主義[ライフイズム]」社会
- リソース意識と「公共物としたの身体[パブリック・ボディ]」
- 「次世代ヒト行動特性記述ワーキンググループ」
最終更新:2011年12月25日 14:18