参考書籍、文献等


私たちの活動で、必要となった知識のしるべを記載しています。
実験に参加するにあたって多くのことを知りましたが、時が経つにつれて、その情報にたどり着けない人も増えてきました。
書籍や論文だけでなく、SNSでのまとめ等も以下に記載します。
願わくば、皆さんの「よりもっとスゴイ活動」に繋がると嬉しく思います。

: トップページの「免責事項」をよく読んだ上で、参考にしてください。




ロケット、CanSatを作る人向け

ロケット

ロケット工学の教科書・専門書は、「dirGさん」がまとめてくれているのでそちらを参考に
また、ベースとなる四力学はしっかりと学ぶこと

トラ技に掲載された記事をベースに加筆・修正されたものらしい。面白そう…

UNISTARの資料はもっと広く知られるべきだと思う。著作権の問題なのか、そもそも資料が沈んでしまったのか...



構造

  • 2016~2017年、樹脂ラグが防錆潤滑スプレーの5-56を使用して溶けたとか。以降、シリコンスプレーの使用を推奨。Twitter で「樹脂ラグ」と検索すると出てくる。

カーボンクロスとか色々売ってる。

カーボン扱うなら見とくべき。

CFRP関連の学習コンテンツが揃っている。

  • はじめてみよう!流体解析(入門編)[Ⅰ] @CYBERNET
流体解析のお勉強に。ググってくれ。

材力を楽しく学べるYoutubeチャンネル。

NC旋盤、汎用旋盤、マシニングセンタを始めとした金属加工技術に特化した情報サイト。加工を始めた初心者におすすめ。

機械設計をする上で、知っておくべきことや、こういう設計ダメだよねっていうのが学べる。



推進・供給系

  • George P. Sutton, "Rocket Propulsion Elements 9th Edition," Wiley (2016). ←和訳版あり
  • 木村逸郎 『ロケット工学』(養賢堂、1993年)
  • S. Gordon and B. J. McBride, "Computer Program for Calculation of Complex Chemical Equilibrium Compositions and Applications," NASA Reference Publication 1311 (1994).
  • 久保田浪之介 『ロケット燃焼工学』(日刊工業新聞社、1995年)
  • 吉田忠雄他 『反応性化学物質と火工品の安全』(大成出版社、1998年)
  • 富田真之他 『ロケット工学基礎講義』(コロナ社、2001年)
  • 鈴木弘一 『ロケットエンジン』(森北出版、2004年)
  • Stephen R. Turns, "An Introduction to COMBUSTION 3rd edition," McGRAW-HILL (2011).
  • Ronald W. Humble et. al., "Space Propulsion Analysis and Design 4th edition," CEI Publications (2016).
  • NASA-CEA利用方法  (広島大学・三好教授による)
  • RocketCEAでロケットエンジン性能計算(@ina111による)
  • Space Technology Books
  • 風虎通信
  • import Avio 『小型ハイブリッドロケットノウハウ vol.2 -ハイブリッドロケットモータ編-』(2020年)
  • Ashley Chandler Karp and Elizabeth Therese Jens, "Hybrid Rocket Propulsion Design Handbook," Academic Press (2023).
  • 田辺英二 『ロケットシステム』(森北出版、2024年)

2016年度、脱HyperTEKを掲げ、全国の学生が集い、自作エンジンの標準化を目的に製作を開始。
特にスーパーマンこと、knmt.jkbskntmzらが八面六臂の活躍。(他にも10人ぐらいいた希ガス)
現在の自作エンジンの礎となっていればいいね...

前述のSUBARU講習会の資料デス!課題もあるよ!

以下、T.JさんのGithub

酸化剤を液体酸素でやりましょうよという提言

TEKは不点火多いから、電熱線点火はどや?という話

安全データシート (JIS Z7253:2019準拠)(旧MSDS)

勉強に。

  • 「HyperTEK 取扱説明書」と検索すると、なんか出てくる
  • HyperTEK
公式サイト。カナダのCTI社の製品。日本の学生がハイブリッドロケットを飛ばそうとするとココの製品を購入することが多かった。HyperTEK社と間違えないように。

タンクと燃焼室が一体となったハイブリッドロケットエンジンを作っていたが、別の仕事が忙しくなって生産中止らしい。

GSE内のO-リング確認が話題になった。審査書にも反映されてるハズ。
FXを知るものは現役にいるのか...

神奈川大学の論文より。
東京大学学術機関リポジトリより。
日本機械学会での千葉工大の学生による発表より。
Stanford大学の教育資料より。数組の燃料と酸化剤の組み合わせについて、燃料後退速度を計算するために必要な係数が記述されています。
愛媛大学 工学部機械工学科によるコラム

府大...ではなく、大阪公立大学、小型宇宙機システム研究センター「COLOURSロケットプロジェクト」によるハイブリッドロケットのGSE開発の記録。

2018年より、ロケットをテーマに研究している兵庫県立洲本高校科学技術部の発表より。
糖を燃料にした自作エンジンを作ってるらしい。すご~

ina111's blogより。

火薬学会から出版されている書籍。固体モータをより知りたいなら是非。




減速装置

アメリカの販売店、Apogeeのサイト。ハイパワーロケットは10kmとか普通に飛ぶので、使用されるパラシュートとか参考になるかも。

2007年から、ロケット・UAVなど様々な用途のパラシュートを作っている会社。既製品の勉強に。

  • T. W. Knacke, "Parachute Recovery Systems Design Manual,"(1992年)
ググったら、PDFが出てくる...

日本機械学会、北海道支部講演会講演概要集より。



減速装置放出機構




アビオニクス

Arduino、Raspberry Pi、PICマイコンなどの入門シリーズを用意

  • import Avio 『小型ハイブリッドロケットノウハウ vol.1 -アビオニクス・飛行シミュレーション編-』(2019年)

東工大のロケットサークルCREATEによるロール制御のおはなし

モデルロケットでジンバル制御やってる人のサイト。



シミュレーション

以下、OpenRocketのGithub
以下、ina111さんのGithub
以下、Interstellar Technologies Inc.さんのGithub
以下、sus304さんのGithub
以下、Shun0228さんのGithub
以下、sksatさんのspeakerdeck
以下、STEPさんのGithub
以下、PLANET-QさんのGithub
以下、FTEさんのGithub




CanSat

  • 大学宇宙工学コンソーシアム編 『CanSat―超小型模擬人工衛星―』(オーム社、2014年)
読み物。
FuSiONというCanSatチームによるGithub。勉強になりそう。



モデルロケット

  • 日本モデルロケット協会
  • 久下 洋一 『アマチュア・ロケッティアのための手作りロケット完全マニュアル』(誠文堂新光社、2007年)
モデルロケット飛ばすなら一通り見とくべき.
全米ロケット協会。モデロケはアメリカ発祥なので、英語の方が資料多い。
アメリカのハイパワーロケット協会。
AeroTechやQuestのモデルロケットに関するサイト。A~O型のモータを作ってるらしい。
固体の再利用可能なリローダブルモータを販売している米国の会社。モータケース、ノズル、グレインの組み合わせでG〜N型が選択可能。米国の自作エンジン作る学生はココのモータケースを転...使うことが多いとか少ないとか…
モデルロケットの販売店。「Dual Deployment」とか必要だよね。
  • 野村特殊工業
AeroTechの日本代理店。お世話になりました。
AeroTech製品のドキュメントがPDFで公開されている。AeroTech使うなら閲覧必須。RMSモータとか良く出来てるなと...
ご存じエステス。モデロケ飛ばすときの最初のキットはここのAlpha IIIを使うと思う。
モデルロケットエンジンの国内正規代理店。
神奈川でモデルロケットエンジンやキット、計測機器の販売を行っている会社。
植松電機が公開している、紙で作るモデルロケットのPDFが置いてあるページ。コントローラの資料もある。
ina111's blogより。
OpenRocketやRockSimの飛行シミュレーションをする時に使っている推力データの使用元。
米国でのモデルロケットエンジンのトラブル事例を収集、まとめているサイト。使い捨てのシングルユースも再利用のリローダブルも頻繁にレポートが報告されてるので、米国でホビーとして、モデルロケットがどれだけ浸透しているのかよく分かる…


マネジメントとか

プロジェクトマネジメントの参考に。ぴんぼっく

システムズエンジニアリングに関するサイト。

  • 佐藤靖 『NASAを築いた人と技術 巨大システム開発の技術文化』(東京大学出版会、2007年)

ToDoを細分化してくれる。やらなきゃいけないけど、何から手を付けたらいいかわからん!って時の壁打ちに使ってた。



蛇足

秋田大学学生ロケットプロジェクトのブログ。能代の門型ランチャーの製作過程を知れる。サイト内の「前の記事」ボタンから辿るべし!
最近は福岡大でも門型使ってたね...時代の流れを感じる...

キックオフミーティングや報告会でのプレゼン発表の参考に
実験を進めていく上で、早く論文に触れる必要があると思うので
論文書くなら。レポートにも。
研究ツールとかまとまってる

  • 品川政太朗さんのGithub

東京大学の堀洋一先生のお言葉。

東北大学の富田先生のページ。時折、研究や進路に悩む学生に向けて、読むことを勧めている人を見かける。


安全審査とか

2015年、学生ロケットでも使用される「亜酸化窒素」をドラッグの代替え薬物として乱用する事例が見られたため、規制が行われた。より詳しくは大貫剛さんのtwitterをチェック
また、本事案のように政令、省令を定めよう・改めようとするときは行政手続法に従って「パブリック・コメント」が行われるので、積極的に意見を投稿した方がいい。

種子島ロケットコンテストのロケット部門の審査基準書。公式サイトからは辿れないが、「種子島ロケットコンテスト 審査」とかでググると出てくる
欧州ロケットチャレンジのドキュメント。こういう風に公開するの大事だよね。
審査書の形式参考になるかな...


事故事例

サークル活動での事故の顛末について。
ライターの大貫剛さんの投稿。九州工業大学の鳥人間チームで起きた事故についてまとめてある。
ロケット楽しいけど、自分たちが危ないことをしているの忘れないで。「鳥人間の話だろ」と括るのは危険です。
事故を起こしたときに、大学も先生も守ってくれる。とは限らないこともあるのだと知っておくべき。


モノシラン(SiH4)と亜酸化窒素(N2O)の混合ガスの爆発事故。大学での事故でよく知られる。
東京大学学術機関リポジトリより。1962年打上げ、カッパ8型10号機の事故に関する報告。
失敗知識データベースより。
1991年8月8日、LE-7の試験中に亡くなった人がいることを忘れてはいけない。
ほーあんきょーかい


イベント


DIYで作れるロケットが色々載ってるサイト。イベント企画の参考にどや?

種子島ロケットコンテスト

種子島で行われているコンテスト。毎年3月初旬に行われている。


スペースプローブコンテスト

北海道にある植松電機で開催されているコンテスト。秋に行われている模様。参加者は探査機(プローブ)を作成し、ロケットから放出後、目標地点にどれだけ近づけるかを競うらしい。


共同実験の記録

加太


伊豆大島


能代






歴史等

能代宇宙イベントの歩みをまとめた良記事。

  • 秋山演亮 「高校生が宇宙開発に挑戦!~『宇宙甲子園』~」歴史群像シリーズ 日本の宇宙開発 果てなき空間への果てしなき夢(学習研究社、2009年)112-114頁

宇宙開発現場の取材をまとめた掲示板が存在する。掲示板の過去ログは2000年のΜ-Ⅴ4号機の取材から20年以上の記録を追うことが出来る。記者のみなさん、癖が強い(笑)。

良サイト。おもろい。

JAXAなどで働く人たちのインタビュー記事。
2003年から続くが、これは秋葉先生の回。

的川先生による連載。事故映像などもあり、見るべき。

青木先生による記事。著作の『ロケットを理解するための10のポイント』とかも参考に。

  • TELESCOPE magazine
東京エレクトロンが運営するサイト?
サイト内テーマの「宇宙」に色々連載がある。リンク許諾やら取れないと思うので、ググってくれ。


加太について


後述の東京大学生産技術研究所設立70周年記念事業の一環として、東京大学生産技術研究所が架け橋となり、「ロケット研究発祥の地」と称するに相応しい歴史的な経緯を備えた千葉県千葉市・東京都杉並区・東京都国分寺市・秋田県由利本荘市・秋田県能代市・鹿児島県肝属郡肝付町の6自治体とともに設立されたコンソーシアムです。(上記サイトより)
加太や、高知工科大学等も会員となっている。


東京大学生産技術研究所資料

以下、東京大学学術機関リポジトリ内、生産研究より
団体内の輪講などに使ってみては(ロケット研究初期の生研の資料はもっと知る人増えて欲し~な)









後進の育成

ほげほげ


国内の団体

研究室とかサークル載せたい…




海外の団体

Tripoli協会所属の団体。アメリカのブラックロック砂漠で年に4つの大会を開催しており、CanSat競技で耳にするARLISSはこの1つ。
欧州ロケットチャレンジ。ポルトガル宇宙庁が2019年から開催し、サンタ・マルガリダで行われている。(らしい)
米国の学生向けに行われている大会。レビューでめっちゃ鍛えられるらしい。

2019年の良記事

2023年に高度64kmに到達。


2014年に高度21.5kmに到達。


2019年に高度103kmに到達。



その他

JAXAの論文、講演集などのデータベース

古い資料でもここにあるハズ...
M社とかの技報まである...

国立情報学研究所が行っているサービス。論文探すならここ。

宇宙開発の現場にはこんな人たちがいるのか、いたのかと知れる

世の中の失敗事例をまとめた良サイト。これを作るのは大変だったろうが、あまり知られていない...



2013年11月11日、ポッキー&プリッツの日を記念して大樹町で行われたイベント。ちゃんとサイト残ってらぁ...

加太で2015年に行われた大人たちのプロジェクト。動画編集の参考に。


この辺の話がこのWikiの構想に絡んでる。日々、流れ、埋もれていく情報のセーブポイントはいるよね…

たまに良書の再販がある

種子島宇宙センター等の射場の保守点検などを行っている会社のサイト。ロケット発射場の話とか面白い。

MHIの渥美さんがUNISECで講演したスライド。ググると出てくる。
(なんで、UNISECページからは辿れなくなってんの...)

以下、Kさんのslideshare

モデルロケットエンジンの国内輸入が始まった1990年代当初からモデロケ作ってたと思われる人のサイト。

LAにあるロケットのジャンク品売ってる会社。

ニコニコにはいろんな変態がいるな〜笑

NASAの歴史資料ページ。

スペースシャトル計画のプレスキット(メディア関係者向けに企業や事業に関する資料・画像・動画素材などをまとめたもの)がまとまったサイト。

1990年代半ばから、ロシアの宇宙開発をまとめてきたポータルサイト。


世界各国のミサイルがまとまってる。


NVSさんの取材写真がいっぱいあるよ!




最終更新:2024年12月11日 16:03