ホスホイノシチド3-キナーゼクラスIIアルファ酵素。

カルシウムは本来IP3(イノシトール3リン酸)を介してカルシウム・カルモジュリン複合体を形成し、MLC(ミオシン軽鎖)をリン酸化することにより収縮を来す。
金沢大学の多久和らは、カルシウムイオンがPI3K-C2αを介してMLCPを抑制することを発見した(日薬理誌 129, 253-257 2007)。カルシウムはPI3K-C2αを介してRhoを活性化し、Rhoキナーゼ依存的にMLCPの調節サブユニットMYPT-1およびCPI-17をリン酸化することにより、MLCPを抑制する。

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最終更新:2007年05月28日 13:55