元ネタ:桜三月散歩道(井上陽水)
作:ヤジタリウス
ねえ君 隠れて誰と逢おうと勝手なんだが
人の目を盗む みじめさが滲んで見えるよ
人の目を盗む みじめさが滲んで見えるよ
嘘の果てに傷を負う 嘘の果てに傷を負う
想う気持ちは捨てられないけど
だけど人は罪なこと知ってる
だって狂った恋と知ってる 惨月
だけど人は罪なこと知ってる
だって狂った恋と知ってる 惨月
ねえ君 隠れて何をしようと勝手なんだが
乞い願うたびに 寂しさが心を荒らすよ
乞い願うたびに 寂しさが心を荒らすよ
何をしても傷は膿む 何をしても傷は膿む
願い届けと手を伸ばし我を忘れ
そして君が狂いはじめていく
そして狂った恋がくだける 惨月
そして君が狂いはじめていく
そして狂った恋がくだける 惨月
夏の日の夕方 出先から直帰のプリたちが
後ろめたさを心の底に押しこめながら
極彩色のめくるめく悦びに痺れて
細い道に集まり
それから高い山に駆け登るんだ
降りる道のない山にね
あたりが暗くなりふと気がつくと
何も見えなくなっていて
必死になって恋人の手を取ろうとしたけど
恋人は驚いた魚のように逃げたっけ
後ろめたさを心の底に押しこめながら
極彩色のめくるめく悦びに痺れて
細い道に集まり
それから高い山に駆け登るんだ
降りる道のない山にね
あたりが暗くなりふと気がつくと
何も見えなくなっていて
必死になって恋人の手を取ろうとしたけど
恋人は驚いた魚のように逃げたっけ
ねえ君 一人で何を言おうと勝手なんだが
口をつく台詞 君だって信じてないだろ
口をつく台詞 君だって信じてないだろ
傷の痛み耐え切れず 傷の痛み耐え切れず
早くもっとと望んでも叶わずに
そして君の心が凍りつく
そして狂った君がくだける惨月
そして君の心が凍りつく
そして狂った君がくだける惨月