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柊かがみの兄萌え 前編

つかさ「キョン君てさ・・・下に妹さんがいるお兄ちゃんなんだよね」
キョン「そうだが、それが何か?」
つかさ「やっぱりね・・・えへへ、キョン君って典型的な『お兄ちゃ~ん』って感じがするもん」
キョン「そんなもんなのか。俺には実感はないが」
つかさ「そうだよ。お兄ちゃん♪」
キョン「・・・・・・」
つかさ「やっぱり私じゃダメなのかな?」
キョン(不覚にも今のつかさの一言に萌えてしまった。ダメだぞ俺、何考えてるんだ俺。リアル妹持ちが
    何を血迷ってんだ!)
つかさ「でも・・・やっぱりキョン君がお兄ちゃんじゃ、私イヤかな」
キョン「なぜだつかさ。俺は兄としては不服か?」
つかさ「だって兄妹じゃさ・・・その・・・なれないじゃん・・・恋人とか」
キョン(つかさ、おまえ意識してそういうこと言いやがりますか。無意識なのですか。教えてフロイト先生!)
つかさ「でも、今時なら兄妹ってのもありなのかな。お姉ちゃんのお部屋に、そういう本いっぱいあるしね」
キョン「・・・・・・」
つかさ「?」
キョン「・・・つかさ、今の言葉は俺は聞かなかった事にしておく。お前も今言ったことは忘れなさい」

キョン「・・・それにしてもエラいこと聞いちまったな。とりあえずああは言ったが、
    聞いちまったモンを忘れるなんてのは、どだい無理な話だよな」
キョン「それにしても、兄妹のそういう話ってのは、よっぽどアブないマニアくらいにしか
    需要はないのかと思っていたが、あのかがみがねぇ・・・まさかかがみがその・・・
    いや、意外と俺たちの年代くらいの女の子の間では、流行っているのかもしれん。断定は良くない!」
こなた「どしたのキョン? 難しい顔して。腐ったチキンカレーでも食べちゃったの?」
キョン「また何かのネタか? 大体そんなモン食ったら、難しい顔くらいじゃすまねえぞ」
こなた「悩める青少年よ。この泉こなたが、そなたを導いて進ぜよう」
キョン「・・・確かに、相談相手としちゃ、こなたは適任かもしれないな。あのなこなた・・・」
こなた「ん?」
キョン「兄と妹がいけない関係になる作品ってのは、世間じゃ結構流行ってるのか?」
こなた「・・・・・・」
キョン「どうしたこなた?」
こなた「キョン・・・絶対ダメっ! 私やかがみんやつかさやみゆきさんがいるのに、なんで妹ちゃんに・・・
    キョン、そういうのはしょせんフィクションで愉しむべきでね、リアルでやっちゃうと洒落にならないんだヨ
    ああもう、キョンはリアルとフィクションの区別、きっちり付けるヒトだって思ってたのに!
    すぐゆい姉さんに連絡するよ。キョン、自首すれば少しでも刑期が軽く・・・」
キョン「な・・・ななな何言ってんだこなた! 俺は世間的な傾向を聞いているんで、俺自身の性癖の話をしているんじゃねぇ!
    お前、こういうのも知ってそうだから聞いてみたんだよ」
こなた「・・・だったら最初からそう言いなヨ。びっくりして心臓止まりそうになっちゃったよ」
キョン「俺もお前の反応で心臓が止まりそうになったよ」

こなた「ま、確かに流行ってるよ。男対象のエロ同人誌じゃ一大シェアを築いてるし、女子中高生にもひそかに人気がある
    私はあんま興味ないけどネ」
キョン「なるほど・・・つかさのアレも、さほど変ってわけじゃないのか?」
こなた「え? これってつかさの話だったの。だからキョンは私にこんなことを聞いたんだね! ぐふふ・・・」
キョン「おいこら、そりゃ違うぞこなた! そういうテの本を持ってるってのはかがみの方で、つかさじゃねぇ!」
こなた「ほほ~う、かがみんがねぇ」
キョン「と・・・とりあえずこなた、つかさに変なこと言うんじゃないぞ。お前の胸にしまっておいてくれ」
こなた「分かったヨキョン、つかさには言わないから安心して」
キョン「変なこと聞いて悪かったな」
こなた「いやいや、こちらこそありがとうだヨ」

こなた「ねぇかがみん」
かがみ「何、こなた」
こなた「キョンってさ・・・」
かがみ「・・・うん」
こなた「見た感じからして、典型的なお兄ちゃんって感じがするよね」
かがみ「妹ちゃんのこと、すごく可愛がってるしね。つかさもね・・・キョン君みたいなお兄ちゃんが
    欲しいなーなんて、よく言ってるよ」
こなた「かがみんはどーだい? キョンみたいな男の子がお兄ちゃんになるってのは」
かがみ「うん・・・うち女4人だしね、お父さんも男の子が欲しくて頑張ったみたいだけど、結局ダメで・・・
    私もさ・・・キョン君みたいなお兄ちゃんなら、欲しいかな。頼りがいが有りそうだし(それにカッコいいし)」
こなた「そして禁断のインセスト!」
かがみ「なんでそういう話になるのよ! あんたってヤツはもう・・・」
こなた「え、だってかがみん、部屋にいっぱいそういう本隠してるのって、そういうの好きだからでしょ」
かがみ「ちょ・・・ちょっとこなたっ! あんた私の家に遊びに来たとき、部屋にガサ入れたのか!」
こなた「ほほ~う、さる筋からの情報はやっぱり本当だったのか。いやぁ、かがみんもついにそっちに足を・・・」
かがみ「こなた、あんた私にカマかけたなーっ!」
こなた「かがみんはすぐ、誘導尋問に引っかかるタイプだネ。悪いことは出来ないね」
かがみ「アンタ、ただ誰からこの話を聞いたのよ。吐けーっ、洗いざらい吐けーっ!」
こなた「情報提供者の身の安全を確保するため、いっさいの質問には応じられないですヨかがみん」
かがみ(ま、こなたじゃないとすると、消去法で誰がリークしたかなんて明らかだけどね。おのれ・・・つかさっ!)

こなた「さて、こういう趣味を持っているかがみんが、キョン君をお兄ちゃんにしたいと思っているなんてことが、
    本人に知れたら、さて、キョン君はどう思うでしょうかね、ぐふふ」
かがみ「ね・・・お願いこなた。キョン君には絶対に、このこと言わないで」
こなた「かがみんもキョンの事が好きなら、お兄ちゃんになって欲しいってんじゃなくて、キョンの彼女になりたいって
    素直に言えばいいのに」
かがみ「すんなりと、それが言えれば苦労はしないわよ!」
こなた「やっぱりキョンの事好きなんだネ」
かがみ「あ・・・こらっ、こなたっ!」
こなた「痛~い! 暴力振るうと、キョンにこのこと言いつけちゃうですわヨ」
かがみ「人が下手に出てると思って調子に乗って・・・ここであんたをぶっ殺して、証拠隠滅してもいいのよ」
こなた「・・・冗談だよかがみん。私たち友達でしょ。秘密は守るヨ」

その夜
かがみ「つかさっ! よくも私の秘密をこなたにバラしたなっ! 今日という今日は・・・」
つかさ「痛いよ痛いよお姉ちゃ~ん。何でー。私なんにもしてないよ、覚えないよー」

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最終更新:2007年07月28日 22:18
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