複数ヒーラーがいるGRPでは
ヒーラーが2人,3人と同じGRPにいる場合,それぞれが闇雲にヒールをしていても効率的な回復はできません。
複数のヒーラーがいるGRPでの回復について考えてみます。
メインヒーラーを決める
まずメインヒーラー(MH)を決めましょう。
どのクラスが優先的にMHになるということは考えず,純粋にレベルの高い人がメインヒーラーでいいでしょう。
どのクラスが優先的にMHになるということは考えず,純粋にレベルの高い人がメインヒーラーでいいでしょう。
- 高レベルがMHになる理由
- パワーが多い = ヒール発行回数が多い
- 高レベル呪文が使える = 1発あたりの回復量が多い
- HPが多い = 跳ねた時に持ちこたえられる
MH以外のヒーラーはMHだけでは回復が間に合わないようなケースで回復の手伝いを行うというスタンスです。
もしも同じレベルなら
集まったヒーラーがほぼ同じレベルであった場合には,お互いのヒールの特徴を補い合うことでタンクのHP維持が容易になる場合があります。
以下はそれぞれの特徴を活かした組み合わせと詠唱タイミングの例です。
クレリックとドルイド
クレリック(テンプラー/インクイジター)とドルイド(ウォーデン/フューリー)の組み合わせでは,クレリックがRHをキャストしてタンクのHPを維持し,RHが押され気味になったところでドルイドがHoTを使ってHPを押し戻すのが便利です。
- キャストの組み合わせ
- RH
- タンクのHPが減ってきたらHoT
- RH
クレリックとシャーマン
この組み合わせは注意が必要です。ウォードとRHが重なると非常に無駄がでます。ウォードが有効な間は,敵の攻撃が当たってもHPが減らないので,そこでRHが発動しても回復が無意味になります。RHはウォードの切れ目を繋ぐ手段とするのがいいかもしれません。
- キャストの組み合わせ
- ウォード
- ウォードが切れてHPが減ったらRH
- RHが切れる(5発殴られる)前にウォード
あるいはRHの切れ目を補完する意味でウォードを使うという方法もあります。ただし連携がうまくとれないとちぐはぐになります。また被ダメージがRH1回分を超えている場合(HPがどんどん減っていく)は,この方法ではHPは減少し続けていくことになるので,使用できる状況はかなり限定されます。
- キャストの組み合わせ
- RH
- RHが切れてHPが減りだしたらウォードで止める
- RH
ドルイドとシャーマン
ウォードを主体として,ウォードが切れてHPが減った場合にHoTで持ち直すというのが一般的です。これは3つのサブクラスのなかで一番効率のいい組み合わせです。
- キャストの組み合わせ
- ウォード
- ウォードが切れてHPが減ったらHoT
- ウォード
HoTとウォードのリキャストのタイミングが少々慣れを要します。「ウォードが切れた!」で即HoTすると,HPがたいして減っていないところでの回復となり無駄が出ます。
ウォードが切れてしばらくはHPが多少減ってもこらえてからHoTで回復し,ある程度HoTで回復した頃にウォードのリキャストというのがパワー効率からもいいでしょう。ドルイドもシャーマンもリキャストを少し堪えるところに妙味があります。
ドルイド/シャーマン/クレリック
3つのサブクラスが全て揃った場合です。レイドなどでないと中々ありえない環境ですが,ヒーラーがここまで揃ったということは相応の敵を相手にする時でもあります。連携はよく相談してください。
ウォードを主とするか従とするかで2つの考え方ができます。
- キャストの組み合わせ
- RH
- HPが減少したらウォードで止める
- 減少分をHoTで回復
- RH
上はRHを主とした考え方です。RHが押されてしまう場合には,危険ゾーンに入る頃合でウォードを使い,一度HP減少を抑えます。減った分はHoTで回復するという考え方です。
- キャストの組み合わせ
- ウォード
- ウォードが切れてHPが減少したらRH
- RHだけでは押し戻せないのでHoT
- HoTの回復が落ち着いたらウォード
ウォードを主とした考え方です。30秒あるいは許容量を超えることでウォードが切れるので,切れたところでRHとHoTでHPを持ち直させます。RHだけで持ち直せればドルイドはHoTしません。これによってパワー浪費をしなくてすみます。
現実はそんなに甘くない
上記のキャストの組み合わせで,最初にキャストするヒーラーがMHです。MHは頻繁に回復呪文を詠唱し続けることになるので,パワー減少が早くなってしまいます。
補助に回ったヒーラーは,状況によっては詠唱しなくても済むため,パワーには余裕が出ます。
- SHに余裕が出る例(クレリックとドルイド)
- RH
- タンクのHPが減ってないからHoTはパス
- RH(とにかく切れたらかけるの繰り返し)
- クレリックのパワーだけひたすら減る!
この場合,クレリックのパワーが枯渇してしまったら,ドルイドが交代してあげなくてはなりません。サブヒーラーになった場合,パワーに余裕があるからといって攻撃魔法をガンガン撃っていると,MHのパワー切れに対処できなくなります。
元々ヒーラーの攻撃力は高くありませんから,パワーに余裕があっても,それはグループの為の保険として残しておくほうがいいでしょう。
1戦ごとにMHとSHが交代するというのもひとつの手です。どちらを主にしたほうが安定するかは実は理論よりも経験と慣れなので,定石が必ずしもハマるとは限らないものです。いろいろ試してみて,このページの内容も書き換えていってください。